Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

ポスト菅(すが)~野党の誤算

2021-09-05 22:05:47 | 国際・政治

今夏の東京五輪に続く東京障碍五輪・パラリンピックが 新型感染症禍の大変な状況下、何とか無事閉会に至った様だ。選手各位がそれぞれに 健常者には想像も叶わぬ浅からぬ心身の障碍を抱え、その現実と向き合いながら 尚も残る可能性を追求しつつの全力での競いには、心よりの敬意と称賛を贈りたい。又 政変に見舞われたアフガニスタン国から遅れはしたも、代表選手の参加叶った事も喜ばしい。更に、今世紀初のアテネ大会に次ぐ 計 51個のメダル獲得に繋げた日本代表の健闘も称えたく思う。

その閉会式には 次期自民総裁選不出馬表明に伴い、退任の決まった 菅現総理も出席の由だが、明らかに疲れの見られる風情に同情の声も少なくなかった様だ。勿論、時の権力を代表する人物でもあるだけに 過分な同情が良からぬ事は分かっているが、特定野党幹部連中や 朝日新聞一味が筆頭の左傾メディア勢力による「攻撃的貶め」言動も不良なもの。菅総理も全てが「〇」とはいえないからといって、こうした「左の病的な攻勢」に与する意思がない事も表しておきたい。

「ポスト菅(すが)」とも言える、次期自民総裁選も 候補者が具体化してくるなど進んでいるが、菅総理の自民総裁選立候補取り下げにより、特に特定野党は 攻勢のアテが外れて困惑している様だ。「一瞬先は闇」という言葉などで、若き日の我々は しばしば目上の各位から叱られたりしたものだが、これは特定野党や左傾メディアに対しても 厳しく向けられるべきものではないか。以下 昨日の時事通信ネット記事を引用して、みて参りたい。

「自民総裁選て埋没警戒=衆院選目前、首相交代に困惑ー野党」

自民党総裁選の行方に、野党が神経をとがらせている。菅 義偉(すが・よしひで)首相・自民党総裁が突然、不出馬を表明。国民の関心が高まる中、埋没を警戒しているためだ。目前に迫った衆院選を、不人気の首相を相手に戦う思惑も外れ、困惑が広がっている。

「総裁選に投票できるのは自民党員だけだ。国民全てが参加できるのは衆院選で、われわれはこの間 積み重ねた準備に基づき堂々と戦う」。立憲民主党の枝野幸男代表は 9/4、衆院選に向けた地方行脚で訪れた島根・松江市で、記者団にこう強調した。

首相の不出馬は、野党にとって大きな誤算だ。衆院選戦略が根底から覆る事態に、立民幹部は「新首相には『ご祝儀相場』がある。与党にとってプラスだ」と懸念。国民民主党幹部も「自民党内で疑似政権交代され、野党の出る幕がなくなった。衆院選の環境は まるっきり変わる」と失望を隠さない。

野党はこれまで、衆院議員任期が満了する 10/21までに衆院選を行うよう、繰り返し求めてきた。しかし 首相交代が確実となり、任期満了以降にずれ込むことが濃厚になった。このため、国民に対して「突然の首相交代で 政治空白をつくっているのは自民だ」(立民幹部) と訴えることで、政府・与党への批判を喚起したい考えだ。

立民党は 来週早々に衆院選の重点政策を発表するなど、存在感をアピールしようと躍起。ただ 国会閉会中で政権追及の見せ場がつくれず、焦りを募らせている。「新政権が 代表質問や予算委員会をしないで逃げることは考えられない」。枝野同党代表は 9/4 松江市内で記者団にこう語り、新首相に首相指名の臨時国会で論戦も行うよう求めた。(引用ここまで)

深甚な流行続く 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症への対応につき、菅現総理から決して逃げる様な言動は聞こえない。総理退任にしても 当初からの自民総裁任期終了に伴うものであり、次期総裁選に出馬しないだけの話である。決して意図的に政治空白を作ろうとするものでない事は明らかだ。

言い方を変えれば、前述感染症対策は 次期自民総裁選出馬を断念する位でなければまともに対峙・対応が叶わないレベルという事だろう。まぁ菅総理もそうした見方の以上、任期最後まで全力での対策を願いたいのも事実。又、拙個人的には この所全国的に感染度合が一服している風にも関わらず、当地愛知県の減少度合だけが鈍いのも気になる所だが。

とまれ「一瞬先は闇」の言葉は、当然与野党共に弁えるべきだろう。「戦いの環境がまるっきり変わる」とは どう譲っても言い訳にしか聞こえない。与党の不良や不足を糾し 真っ当な論戦をしたくば、野党の側もそれに見合った機動的な心がけをすべきではないのか。再三の要求にも開かれない臨時国会にしても 野党定番の「攻撃的追及」の場にされかねず、不毛な時間と公費の空費浪費が懸念されるから見送られているという事ではないのか。

一連の動きを見て参ると、野党(特に特定野党)の側にも 自勢力にとっての不都合を与党側のせいにしようとする不良意図が見え隠れする。それをあわよくば全て政権与党側のせいにして、見かけ上「絶対の正義は野党側に有り」の印象操作を図っている様にも見られて仕方がないのだが。又、その動きに同調して 野党側に好都合な報道記事作りで煽るのが、新聞や雑誌・TVなどに跨る左傾メディア勢力という事だろう。勿論日本及び日本人にとっての正義でもなければ国民的利益でもない。くれぐれも そこの所を見間違え、取り違えない様にしたいものだ。今回画像も以前ので恐縮。当地南郊・大府市内にての JR東海道線・上下列車邂逅の様子を。

コメント (4)
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