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Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

5月3日は祝日と言えるのか

2006-05-03 00:43:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

日付が変わり5月3日。恐れながら私も、黄金週間の連休に入らせて頂いております。
ここの所は公私共にかなり忙しく、日記やブログ、HPの管理もままならない状態が続いています。
先日の知友各位よりの我が誕生日のお祝いコメに対しても、返礼と足跡の返事が精一杯。良くないとは思いながら、なかなか思うに任せられないのが実態と言った所です。
さて今日は「国民の祝日に関する法律」によれば「憲法記念日」との規定になっているのはご存知でしょう。「憲法の施行を記念し、国の成長を期する」との内容ですが、私はこの条項に正直違和感を感じざるを得ません。
現在の日本国の基本法、日本国憲法は終戦後間もない1946=昭和21年11月3日に制定され、翌年のこの日より施行となっています。
当時の我国は終戦直後。敗戦を喫した米合衆国を筆頭とする連合国の統治管理下にあって、新憲法制定に際しても、連合国進駐軍GHQの指導を受けるやむなきと言った状況でありました。
GHQの意向は、我国が2度と連合国に対し、戦争を仕掛けられない様軍事面の弱体化を図る事でした。その為自衛力をも含む一切の軍備を放棄する憲法の制定を強く働きかけ、日本政府の準備していた当初案を斥けたのであります。
確かに戦後の混乱期の憲法は、そうした形でも止むを得なかったかも知れない。しかしもう一つの悲運は、そうした日本国憲法が制定後60年もの永きに亘り、一字一句の小変更すらされる事なく今日まで年月を重ねてしまった事でしょう。
時代、社会の情勢は生き物です。当然それぞれの時代において、それまでなかった様々な政治社会の問題を生じ、そうした事共に対処してより望ましい状況へと誘導する法制度は、それぞれの時代に合う様改変を受ける必要があるはずです。
そうした事が行われず、半世紀を超える永きに亘って古い制度思想のまま存続した日本国憲法は様々な問題を孕んでいるはずで、早急にそうした検証、条文の検討を経て、改正へのプロセスを歩き始める必要があるのではないでしょうか。
詳しくは次回以降、追って記して参りますが、決して芳しくない経緯を有する出生秘話、そして本来の法制度としては理解されなかった悲運より、私はどうしても、憲法記念日を祝日とは認知できないのであります。*(日本)*
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