Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自己責任とは・・・

2007-05-13 22:57:00 | インポート
国会では今「憲法改正に関する国民投票法案」の審議が進められ、衆議院を既に通過、参議院にても政権与党の賛成多数で可決され、明日にも法案成立の見込みです。
審議のあり方にはやや粗雑な印象もあるものの、戦後ほぼ60年もの長きに亘る立法、即ち国会による不作為(怠けと申して良いかも知れません)を思えば、曲りなりにも前進でしょう。又、そう信じたいものです。
安倍政権にはこの問題につき、決して後戻りしない強い決意で国民投票制度の整備を願いたいものです。

さて、近代国家の政治制度は概ね議会民主制。国民が選挙により送り込んだ代議員が中央議会、我国の国会にて色んな意見や提案を出し合い、採決によって法案や政策を固めて行くのはご存知の通りです。
しかしながら、近い将来予想される憲法改正を初めとする国家の命運に関わる重要法案の制定や改廃に関しては、国民が自らの意思を表明できる国民投票制度が必要であると私は強く思います。

我々自身の健康管理や進路についての意思決定などは全て自らの意思と責任において決定するのが基本です。つまり「自己責任」と言う事ですね。
中央及び地方の政治レベルでは、それぞれ国会議員や地方議会議員の各位に意思決定を委ねる訳ですが、上記の様な重要法案に限っては、国民自身に直接意思を問うのが望ましい政治の姿でしょう。

何分にもまだ歴史が浅い為に、当面は憲法改正に対象が限定されるものの、状況を見て、他の重要法案にも対象を拡げる努力をすべきでは、とも思います。そうした動きの積み重ねによって国民各位も「政治には自己責任を負うべき」との自覚が醸成され、我国の政治のあり様も少しずつ変えられるのでは、とも思います。
勿論多くの国民の意思を正しく反映させる為、最低投票率の設定なども早急に行う必要があるのも事実でしょう。*(日本)*
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