Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

梅雨入りとか・・・

2005-06-11 16:48:00 | インポート
今日土曜、明日日曜と久し振りの連休。
休養できる日の有り難味を少しは感じている所です。雨天でもあり、午前中は歯科医の所と来月明けの遠出準備でJR名古屋駅へ寄り、昼食をかねて実家に顔を出して先程戻った所です。日中ゆっくり日記を記す事も少ないですね。
さて本日、名古屋地方気象台より中部地方の入梅と見られる発表がありました。
梅雨・・・我々の東海地方では概ね6月第2週より7月第3週までのほぼ6週間、曇りや雨勝ちの日々が続くのは良くご存知でしょう。今更言葉にする必要もないかも知れません。湿度も一気に上がり、不快指数も真夏に向け、徐々に上がってゆく事でしょう。人によってはもう空調を必要とするかも知れませんね。
ただこの時期は、続く真夏を乗り切る為の国土に水分を補給する大切な時期であるのも事実。特に農産物はこの時期の雨量が収穫に大きな影響を与える様です。
つまり多過ぎても少な過ぎても駄目。ここの所は地球温暖化の影響もあってか、短時間に大雨が降る困った天候が増えた様にも感じます。そうでなくても毎年7月は大雨になり勝ち。水害に対する警戒も必要になりますね。
私は成人して歳を重ねるにつれ、梅雨時のこうした天候にも少しは得心できる様になった気が致します。何と言っても名古屋地区の悪しき名物、梅雨明け後の地獄の猛暑よりは数等マシだからです。7月第3週の頃、梅雨が明けて青空・・・は良いのですが多湿はそのままに真夏日と熱帯夜の繰り返しが梅雨とほぼ同期間続くのです。
1年の内、最も体力の消耗に気を遣い、睡眠が取り難くなる時期が真夏。それに比べれば・・・と言う想いはありますね。
雨勝ちにつき、遠出には不向きな梅雨ですが、ここは一つ見方を変えて、雨天でもできる事、雨天にしかできない事を模索するとしますか。幸い今年は大きなそれが1つ存在します。それについては又近日記しますね。*(雨)*


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過ちは許されじ

2005-06-09 00:59:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

日付が変わってしまい昨夜の事ですが、サッカーW杯アジア予選にて我らが日本代表が、遂に悲願である来年ドイツにての決勝出場を世界で最初に果たしました。まずは一言お祝い申し上げます。1年後の頂点へ向けての試合が今から楽しみです。
さて国内・・・先々月のGW直前、大阪近くのJR福知山線における、速度違反が原因での100余名の犠牲者を生じた忌まわしい大列車事故は今も記憶に新しい所です。
その後の現場には今に至るまで関係各位と沿線住民を中心とする方々による献花と追悼が絶えず、事故に巻き込まれた高層住宅の住民各位も転居などの準備の一方で、こうした追悼行動へのご協力もなされている様です。
そして昨日、線路と電力を伝える架線、そして改良されたATS=列車自動停止設備の整備が完了し、実に約1ヶ月半ぶりに列車の運転試験が実施されました。
事故の被害に遭った当事者とその遺族、そして被害に遭った沿線住民への配慮からか、当日事故に関わった快速(207番台)とは別の編成が用いられ、主に自転車並みの速度にて線路や架線の仕上がり具合がチェックされた模様。現場の通過に際しては、列車の運転要員が全員で敬礼し、改めて犠牲各位に哀悼の意を表する様子も認められました。今後国土交通省の検査を経て、問題がなければ現場付近にて更なる速度規制を施した新しいダイヤグラム=運行表を同省宛提出、今月中の営業運転再開を目指す段取りの様です。その間には事故当事車と同形の207番台を用いての事故調査も行われる予定が組まれています。
さて現場付近は半径約300mの、幹線鉄道としてはかなりの急カーブである事はもう何度も報道されて参りました。この直前の直線の速度規制を現行の最高120km/Hから95km/Hへ、カープ内最高70km/Hから60km/Hへと強化する様です。この線形を見て思った事ですが、これまでの速度設定はやはり速過ぎたと言う事でしょう。運転士各位からも、減速のタイミングが遅れた場合、カープ進入の速度が速過ぎて危険とのご指摘が出ている模様。つまり以前より今後の規制を実施しておれば事故は防げた可能性がある訳ですね。
復旧後の所要時間はこれまでより約2分の増加とか。これは安全を考えれば当然の許容範囲だと思います。当然の事ですが安全はタダではありません。それなりの出費と時間的犠牲を少しずつ払わなければ得られないものでしょう。
鉄道会社は同業他社との過剰な競争意識を自重して「何が一番大事か」との自覚をもう1度問い返し、プロとして一番大事な「2度と同じ失敗はしない」姿勢を厳に実践してもらいたい所。同時に利用者の我々もこの事を良く記憶し、「便利過ぎは危険」と言う位の自覚を持って丁度良い加減ではないでしょうか。
JR福知山線はかつて、かなり後まで蒸気機関車の姿が見られ、JR発足直前までその名残の古い車両が往来する1ローカル線でした。バブル期を経て、東海道線の様な大幹線へと急成長した訳で、線路の立地を古いままにして来た事が先般の事故に結びついた可能性もあり、こうした方向からも安全確保が求められるでしょう。又電車々両の安全度も全方位からの事故に対し、再検討されるべきだと思います。*(新幹線)*



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隠れたる本線

2005-06-05 14:53:00 | インポート
快晴の日曜日です。プロ目野球は我らが中日Dがセ・パ交流戦にてようやく上り調子に転じて来ました。天気は今週半ばより長雨の気配。そう、恐らく梅雨前最後の晴天でしょう。開催中の「愛・地球博」を初め、遠近の行楽地もあるいはそれを予期した賑わいになっているかも知れません。
私はと申せば昨日、年に何回かの土曜出勤日。その疲れと交通混雑を予想し外出は止め、自宅にて過ごしています。丁度今、雑用と昼食が終わり、時間が空いたのでこの日記を記している所です。
行楽・・・と言う所で今日は軽めに、それに関する話題を記して参ります。正直これは失敗談なのですが・・・。
実はこの件、4月に当HP「トイレの雑記帳」にも簡単に記しましたのであるいはご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
私が年に何回か、心の故郷と信じる日本海側の新潟磐越方面へ出かける事は多くの方がご存知かと思います。この時の、主にJR線による行程経路につきちと認識不足があった訳ですね。
名古屋より新潟へ・・・。時刻表や旅行書にて調べますと、1度も乗り換える事なく到達できる交通手段はありません。若干のアクセスを介せば比較的到達容易なのが航空機。中部新空港と旧名古屋空港より日に往復3便ずつ、計6往復が出ています。所用時間は約1時間前後。時期によっては「超割」などの特別割引の設定日もあり、その期間は有利に利用できます。
心理面で最も速そうに見えるのが東海道新幹線より東京にて上越新幹線への乗換。
確かに航空機に次いで速く、所要最速にて約3時間40分ですが、距離的に遠回りとなるのと新幹線同士の特急料金が通し計算とならない為運賃が割高となる難点があります。
費用面だけなら名古屋より中央、篠ノ井、信越の各線を乗り継いで長野、上越高田経由で日本海側を東上する経路が最も安いのですが名古屋からの特急「しなの」が長野止り。それ以遠は普通列車への乗換を要する為、所要7時間程度なのが辛い所。
時間、費用の両面でこれらの中間に当るのが長野まで「しなの」、そこから長野新幹線にて群馬高崎へ。そこで上越新幹線に乗り換えて新潟へ向かう経路。恥ずかしながら私は最近までこの経路の有効性に気がつきませんでした。この経路にての名古屋から新潟のでの距離は約600km。東京経由の約700kmよりは短いので運賃面も有利。特急料金に至っては長野新幹線と「しなの」にて乗り継ぎ割り引きが有効となる為かなり割安です。所要は約5時間半。まず苦痛は感じない範囲でしょう。
以前は新潟へ向かう時には「越後・新潟ゾーン周遊券」を愛用していたのですが、残念ながら昨秋の新潟中越地震の折に廃止されてしまった様で、今後は新潟への往復で経路の異なる一周切符(往復のいずれかで磐越西線を通る)を注文発券してもらうしかなさそう。JR東日本のエリアでは、土、日曜に使える割引切符の設定もある様ですがJR東海管内の当所では入手困難なのですねー・・・泣。時期によっては超割や誕生日のバースデー特割(この特典も最近まで知りませんでした。何とGWも有効の様です!)
を活かしての航空利用も考える必要がありそう。前述の新ルートとの双璧となる事でしょう。
そうそう!学校の長休の時期と10月3連休に発売される「青春18」と「鉄道の日」の両切符も活用すべきでしょう。
これからの梅雨の時期、夏のレジャーの計画に想いを馳せる方もきっといらっしゃるでしょうが、どうか私の失敗の徹は踏んで下さらないで欲しいものです。*(新幹線)*


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ガードレールにご用心!

2005-06-02 23:44:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

先月は1ヶ月に亘り、近い将来改正が予想される我国の基本法、憲法の行方について記して参りました。我々国民の日々の生活と今後の命運に関わるだけに決して無関心では居られず、かと言って浅学ゆえに突っ込んだ専門的部分は余り触れられず、又無責任な言動も慎まなければなりません。正直大変難しいテーマでしたが、記した事自体は後悔していません。
お忙しい中、大変積極的にコメントを下さった方々も少なからずいらっしゃいましたし、立場も方向性も異なる方々が意見を持ち寄り交換する事の大切さも認識できました。
1つ間違えばお互いを傷つけ合う恐怖も存在する訳ですが、その点に留意しつつ、又機会あればこの様な特集日記に取組んでみたく思います。
さて今月は、少し肩の力を抜いて気軽な事を記したい・・・と思いきや、又も良からぬニュースが飛び込んで参りました。
全国の主要道路の路肩を守るガード・レールに金属片を使った危険な細工がなされていると言うのです。初めは東日本で発見され、今日までに実に40を超える都道府県にて600箇所を超える地点で確認されている由。
細工に使われた金属片は極めて鋭利。長いものでは30cm近くあり、ボルト部分に頑丈に締め付けられているものが多く、触れれば負傷は免れないでしょう。事実埼玉県下では、自転車にて通行中の男子中学生がこの金属片により重傷を負う実害も出ています。
錆も認められる事から、去年以前より発生していたと見られ、人間の仕業とすれば、インターネットなどの情報が流れる事によって全国に模倣犯が拡がった事も考えられます。
それにしても大勢への危害を全く顧みない倫理のかけらもないこの所業、やはり現代社会に対する悪感情が背景にあるものと思われます。
時を同じくして厚生労働省より昨年度の人口動態統計が発表され、合計特殊出生率が依然低迷している実態も明らかになりました。
この2つの出来事の原因は、将来に希望が持てない事によると思われる点では共通しており、解決の為には、長期的には功利効率優先の現代社会のあり様を見直す必要がありましょう。その一方で身近な危険に対処する為に、特に子供達に対し、必要以上にガード・レールに近づかない様注意を喚起する事も必要かも。不本意ではありますが、現状がこれでは仕方がないものがありますね。不測の事態が起きてからでは遅すぎるのも事実です。*(注意)*


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