浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

石見銀山みてあるき その2

2009-09-14 | 身近な穴場スポット
無公害車 

石見銀山観光は、歩くかレンタサイクルしかない、と書きましたが、もう一つベロアタクシーという手段があります。

いわゆる人力車ですね。

二人を乗せ、体力のありそうな若者がペダルをこいでます。

足に自信のない人は、これを利用するのも手ですね。

さて今日は町並み地区を紹介しましょう。

大森バス停から歩いて1分、観光案内所がある銀山公園からすぐのところ、五百羅漢です。



短命な銀山抗夫の供養のため造られたそうです。

当時、無理な姿勢での重労働や粉塵などで抗夫たちの寿命はとても短く、30歳を迎えることができた抗夫は、そういなかったそうです。

そんな抗夫たちの様々な表情をした像が並んでいるそうな。

拝観料500円、僕はパス。



銀山地区に続く大森の町並み地区は、代官所跡や武家屋敷、商屋などが区別されることなく並んでいます。

天領となった銀山を治める幕府の代官所跡、まるで水戸黄門さまの世界です。

代官所跡 

石見銀山の歴史を学びたい人は是非どうぞ。

入場料500円、ここもパス。

かつて20万人もの人が働き賑わった町、当時の江戸の人口が40万人だったことを考えれば、大都会だったんですね。

かつて毛利家の家臣だった熊谷家住宅。



江戸時代末期から酒造業を営み、石見銀山きっての豪商だったそうな。

入場料500円、ここももちろんパス。

古民家が立ち並ぶ通りを歩いていると、お洒落なショップやカフェがたくさんあります。

どこも古民家をそのまま利用して、食べる・カフェ・買う・見ることができ、時代が変わっても町並みは変わらないようです。



もちろん普通の民家もあります。

このお家の玄関、何か凄いですね。

江戸時代?

銀山公園から往復約2キロ、町並み地区の散策でした。



人口300人余りの街だった大森、世界遺産に登録されて、街の様子が一変していたのには驚きました。

できれば電柱などを取り払い、限りなく江戸時代のような雰囲気にすればいいのでは…

などと思うのでした。

銀山地区と町並み地区、歩いて約7キロ。

ゆっくり観光すると3時間半くらいでしょうか。

石見銀山の価値は、遺跡とそれを取り巻く自然、そこに住む人々の調和した姿にあるようです。

みどころ沢山の石見銀山遺跡でした。
コメント
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