
奧出雲にたたら製鉄法をもたらした金屋子神が、白鷺にのって降りたと伝えられる桂の木を、この地方では昔からご神木として大切にしてきました。
中国山地の奥深く船通山の麓、斐乃上温泉の近くに桂の巨木があると聞き、先日出かけてみました。
登り口

草刈もバッチリされ、快適なハイキングコースです。

途中休憩できるベンチまでありますね。

赤松の大木が、マツタケも生えそうです。
600メートルほど歩くと、鬱蒼とした森の中に桂の木が…

樹齢 推定300年
樹高 34メートル
根元廻り 16メートル

あまりにデカくてカメラに収まりません。
昔この地でたたら製鉄をしていたのでしょう。
対面の山には、こんな施設が


この施設の下流には、羽内谷鉱山かんな流し本場があります。
ここらの山一帯で、たたら製鉄が盛んだったことを知ることができますね。
天然記念物、竹崎のカツラでした。