浜田屋遼太

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懐かしの手旗踊り

2013-01-12 | 日々是好日
仕事がらみの会食、宴会というのもこの頃しだいに飽きてきた。

出された料理や酒を心ゆくまで楽しむ、というにはほど遠くストレスだけが溜まっていく。

ということが分かってきたからだ。

分かるまで随分時間がかかってしまったなぁ〜。


消防団を卒業してもう10年以上経つが、男だけの宴会も怪しいものであった。

裸になって、マジックで身体に落書きしてもらうのをマジックショーという芸をするバカもいた。

陰毛を抜いて盃の中に入れ、ワカメ酒といって飲んでたアホもいた。

パンツを脱ぐ奴、脱がされる奴、それを写真に撮るアンポンタンもいた。

まぁいろんな個性が集まった集団だったので、それなりに楽しく飲んでたなぁ。


地区の公民館で飲むタダ酒も嫌いではないが、好きな方でもない。

それはまず乾杯はビールだが、ビールがなくなると日本酒の熱燗になるからだ。

この日本酒が、身体が受け付けなくなったのだ。

微妙な力関係も左右する。

微分積分の難問より難しい方程式でもある。


酒を飲むシチュエーションで一番いいのは、遊び仲間といきつけの飲み屋で乾杯とか挨拶とか接待とかいった役割いっさい無しで、好きなものを好きなように、というのがいいですね。

家で更年期障害の古女房と向かい合って、やや息詰まる夕食ついでのビール。

というのもこの頃は覚悟ができて大丈夫。

倦怠期というのは誰でもある。


懐かしいのは学生時代、東京は上野公園でのお花見大宴会。

もう二度とあの大バカ宴会の、すさんでいるけどそれなりに華やかな熱気の酒は飲めないだろうなぁ。

思えば僕の体験したその大宴会あたりが、酒の席にカラオケの無い最後の世代だったと思う。

盛りのついた猫のような年代だったので、誰かが唄うと手拍子だった。

ひとつでたほいのよさほいのほ~い

一人娘とやるときにゃぁほい 親の承諾得にゃならぬ

よさほいのほ~い

ふたつでたほいのよさほいのほ~い

二人娘とやるときにゃほい 姉の方からせにゃならぬ

よさほいのほ~い

みっつでたほいのよさほいのほ~い

醜い女とやるときにゃぁほい ハンカチかぶせてせにゃならね

よさほいのほ~い

以下多少省略しますが(笑)

よっつは…

よその二階でやるときにやぁ 音がせぬよにせにゃならぬ

みんなで大合唱、手拍子もピッタリ合ってた。

やっつは…

八百屋の娘とやるときにゃぁほい ネギをサックにせにゃならぬ

ここのつは…

皇后陛下とやるときにゃぁ 直立不動でせにゃならぬ

以下まだありますが、もういいでしょう(笑)

しかし半ば40年前に覚えた歌詞を、今だ覚えてるアタクシはある意味記憶力の天才か?

はたまた只のスケベか?

どっちなんでしょうかねぇ(笑)


盛り上がって手旗踊りを披露し、周りの花見客からヤンヤの喝采をもらったりした。

手旗踊りというのは、紅白の手旗を持って海のロマンスという曲に合わせ踊る、商船学校時代に習った無形文化財に指定してもいいような、スグレタ芸能だった。

もうこうした伝統芸能は、消滅していく一方だから残念である。

いやまてよ、こういう伝統芸能を後世に伝えていくのがアタクシの仕事ではないか?

今度浜田屋陸上部の宴会で、手旗踊り教室を開きましょうかね。


などと他愛もない話でした。


コメント (2)
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