浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

焼き芋

2018-11-30 | 日々是好日

食べ物の夏の風物詩といえば西瓜。

食べ物の冬の風物詩といえば焼き芋。

この二つはまさに風物詩          

風物詩と言うにふさわしい風景が伴う。

西瓜なら真夏の午後2時、縁側、足ぶらぶら、セミの声、ガブリ、種プップッ。

焼き芋だと冬の夕暮れ、リヤカー、拡声マイクから流れる石焼~き芋焼き芋、新聞紙。

この二つはかぶりついて食べる。

西瓜の場合は半月形に切ったのを、両手で抱えるように持って食べる。

焼き芋はまるごと一本を新聞紙にくるんで手に持って食べていた。

そんなかぶり物であるはずの西瓜が、いつの間にか細かくカットされて売られるようになり、今や丸くてでっかい西瓜は敬遠されるようになってしまった。

最近のスーパーやコンビニは、何でも細かく切って売ろうの精神に満ち溢れている。

大根当然、白菜当たり前、ぬか漬けのキュウリや沢庵さえも切って売っている。

消費者のお手間はとらせません、こっちでやっておきます。

という親切心から、何でも小さくカットして売る時代が続くのか?

やがて焼き芋も小さくカットした、ひとくち焼き芋として売られる時がくるのでしょうか?

大家族から小家族、そして一人孤独な余生。

明日の我が身であります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする