古来、全国では旧暦10月を神無月というが、出雲では神在月と呼んでいる。
全国の八百万の神が出雲に集まられ、五穀豊穣や縁結びなどの目に見えない世界の神議をなさるからと伝えている。
ここ万九千社では旧暦10月26日夕暮れ、神々に出雲からのお立ちの時が来たことを告げる神事が厳かに行われる。
そしてその夜神々は直会し、酒宴を催され明年の再会を期して帰路につかれるという。
神々のお立ちを「からさで」と称して静かに見送る風習を伝え、この地を「神立」と呼んでいる。
万九千神社
こちらは立虫神社
万九千の社
狛犬
11月23日撮影、銀杏の落ち葉とお賽銭にお稲荷さん
神在月の出雲であります。