浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

パセリ

2020-04-04 | 日々是好日

短縮語というジャンルがある。

コンビニエンスストアはコンビニ。

コンビニが日本に入ってきた当初は、コンストと表現する人も多数いたが、それが次第に統一されていってコンビニになった。

現代人は忙しいせいか、長ったらしい単語をとかく短縮したがる。

そして短縮に成功すると、なぜか快感を覚える。

便利になった、使い心地が良くなった、ということが嬉しいのだ。

特に食べ物にその傾向が強い。

「ツナマヨ」

読んですぐに内容が頭に浮かぶ。

よく考えてみると「ツナマヨ」の実態は、「ツナマヨネーズドレッシング」のことであり、長大な単語を略して儲けたような気分になる。

「ポテサラ」も実にうまく略している。

ポテトのトと、サラダのダを略しているだけだが、好感度が高い。

立派な短縮語なのに、短縮語だと気がつかないで使っている、短縮語がある。

「カツ丼」がそう。

トンカツの「トン」を略している。

だけどその実態は「トンカツ卵とじ丼」であるから、「卵とじ」も略されている。

ちゃんと居るのに居ないことにされた「卵とじ」は無念であろう。

チョコレートの「レート」は今はもう無視されて「チョコ」が主流。

義理チョコ、手作りチョコ、板チョコ。

「チョコレート」と全体を余さず残りなく言う人は少なくなった。

「レート」は切りたいときはいつでも切れる非正規社員扱いになっている。

これは食べ物ではないが「トイレットペーパー」などは毎日使う日用品なので、口にする頻度は極めて高いのだが、その都度「トイレットペーパー」と長々と唱えている。

「トレぺー」ならラクなのに、なぜかそうならない不思議。

世の中が混乱してくると、真っ先に買い占められるのが「トイレットペーパー」というのも不思議。

国民にマスクを配給したり、非課税の家庭に現金30万円給付などと言う国家の指導者の言動が、混乱に拍車をかける。

出口が見えないトンネルだが、やがて必ず出口はある。

 

昨年植えたパセリが一冬超して、また成長してきた。

地上5センチの世界          

ただの添え物、洋食の飾り物みたいですが、実は栄養満点の野菜なんですよね。

こんなささやかなことが嬉しい今日この頃である。

コメント
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