小腹がすいたので稲荷ずしでも食べようか、と思って5個入りを買ってきた。
ここで「小腹に5個は多いんじゃないの、小腹なら3個じゃないの」
と、突っ込む人もいると思うが、恥ずかしいです
多すぎると思ったが、その稲荷ずしはかなり小さめだったので、どっちにしようかとかなり迷ったあげく…
「小腹に3個って誰が決めたんだ」なんて少し怒って5個のほうにしたのだった。
まず1個目は普通に食べる。
2個目は裸にして食べる。
つまり油揚げを脱がせる。
油揚げを脱がせた裸のごはん。
油揚げの味がよく染みこんで、しみじみ美味しい。
脱いだほうの油揚げを食べる前に缶ビールをプシュッと開ける。
油揚げを肴に缶ビール、相性ピッタリの組み合わせである。
油揚げとごはんを別々に食べるという道があった。
新しい道が開けたのだ。
3個目はお茶漬けにしたらどうか。
しつこく崩れない稲荷ずしの上に熱い湯をそそぐ。
ここで紅生姜をちょっぴり。
前代未聞の稲荷ずしのお茶漬け、なんという美味しさ。
王道から脱線したが、もしかしたらこれこそ稲荷ずしの正しい食べ方なのかもしれない。
あと2個残ったわけだが、やっぱり「小腹に3個」は正しかったようで、ビールまで飲んでしまってすっかり満腹。
ゲップ。