浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

混合油

2023-03-02 | 働く車
小型の農業機械の燃料は、ガソリンではなく混合油という2サイクル用オイルが混じったものです。

概ね排気量50CC以下の草刈り機やチェンソー、カッターなどが当てはまりますが、いずれもむ2サイクルという燃焼行程で働くエンジンであります。

そんな燃料を簡単に作れる容器を買いました。

ガソリンと2サイクルオイルとを混ぜるだけの容器ですが、これがとても役に立つ。

ごく簡単に目盛りに合わせるだけでラクラクでスグレモノ          

左側のタンクにガソリン5リッター、右側の小さなタンクに2サイクルオイルを0.2リッター入れて混ぜ合わすと25:1の混合油ができます。

2サイクルと4サイクルの違いは…?

と聞かれると、ごく簡単にいえばエンジンが1回転する間に1回爆発してエネルギーを伝えるのが2サイクルエンジン。

2回転して爆発してエネルギーを伝えるのが4サイクルエンジンということです。

なので、2サイクルエンジンは4サイクルエンジンに比べると、2倍の出力でもって運転するワケね。

大出力エンジンの舶用などは、ほとんどが2サイクルです。

またその逆に超小型エンジンも2サイクルが有利です。

即ち排気弁(エクゾーストバルブ)が要らない構造だからです。

ピストンの頭上に吸排気弁が必要な4サイクルエンジンは、どうしても構造が複雑になってくる。

できるだけ軽量コンパクト化には2サイクルのほうが向いている。

そんな小型農業機械の燃料が25:1、あるいは50:1の混合率の混合油であります。

近頃の小型エンジンのほとんどは50:1の混合油を推奨しているみたいです。

でもやがて訪れる近未来。

エンジン駆動の草刈り機やチェンソーは姿を消すと思う。

クルマの電動化と同様、電動工具もバッテリー式が主流になることは間違いない。

100Vのコンセントでの電源の時代は終了ですね。

もうすぐ近未来が訪れそうな電動工具の世界。

エンジンよさらば…

になる日も近いかな。

コメント
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