2月16日付、地元ローカル紙の記事より抜粋したものです。
雲南市吉田町にある「菅谷たたらと桂の木」が第16回しまね景観賞の大賞を受賞した。
全国で唯一残っている高殿式のたたらの建物は、檜皮ぶきの屋根が特徴的。
山あいの自然に溶け込み、懐かしい風景になっている。
その景観に欠かせないのが桂の木。
高殿と一体になり、枝を大空に広げて彩を添える。
樹齢200年、樹高20メートルの巨木で、たたら製鉄のシンボルとして大切にされてきた。
たたらに従事する人々は、山中で桂を見つけても、決してきらなかったという。
聖樹である菅谷たたらの桂の木は、春先にまず美しい紅色の花をつけ。3、4日するとえび茶色の新芽が出る。
新芽はやがて緑色となり、9月末には落葉する。
特に4月初めの芽吹きは、枝先からたたらの炎が燃え立つような赤に包まれるという。
景観賞大賞を受賞した今年は、見学者が一挙に増えるのではないか。
たたらの展示もしている出雲市大社町の古代出雲歴史博物館には、桂の並木道が整備されている。
たたらを意識した並木で、樹高6メートルの若い桂が、入口附近に60本近く植わっている。
こちらの開花時期は3月終わりごろ。
すでに黄砂がやってきたから、今年の春の訪れは早そうだ。
桜に先立って咲く桂の花を見に出かけようか。
花期が短いので花便りが気にかかる。
昨年4月初めの菅谷たたら
写真左手の大木が桂です。
その時は、桂の木がそんなに素晴らしいことなど知らず、この写真のみ。
昨年7月、古代出雲歴史博物館の桂の並木道
今年はたたらのシンボル、桂の芽吹きの写真を必ず撮るぞ~。
雲南市吉田町にある「菅谷たたらと桂の木」が第16回しまね景観賞の大賞を受賞した。
全国で唯一残っている高殿式のたたらの建物は、檜皮ぶきの屋根が特徴的。
山あいの自然に溶け込み、懐かしい風景になっている。
その景観に欠かせないのが桂の木。
高殿と一体になり、枝を大空に広げて彩を添える。
樹齢200年、樹高20メートルの巨木で、たたら製鉄のシンボルとして大切にされてきた。
たたらに従事する人々は、山中で桂を見つけても、決してきらなかったという。
聖樹である菅谷たたらの桂の木は、春先にまず美しい紅色の花をつけ。3、4日するとえび茶色の新芽が出る。
新芽はやがて緑色となり、9月末には落葉する。
特に4月初めの芽吹きは、枝先からたたらの炎が燃え立つような赤に包まれるという。
景観賞大賞を受賞した今年は、見学者が一挙に増えるのではないか。
たたらの展示もしている出雲市大社町の古代出雲歴史博物館には、桂の並木道が整備されている。
たたらを意識した並木で、樹高6メートルの若い桂が、入口附近に60本近く植わっている。
こちらの開花時期は3月終わりごろ。
すでに黄砂がやってきたから、今年の春の訪れは早そうだ。
桜に先立って咲く桂の花を見に出かけようか。
花期が短いので花便りが気にかかる。
昨年4月初めの菅谷たたら
写真左手の大木が桂です。
その時は、桂の木がそんなに素晴らしいことなど知らず、この写真のみ。
昨年7月、古代出雲歴史博物館の桂の並木道
今年はたたらのシンボル、桂の芽吹きの写真を必ず撮るぞ~。