浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

一畑参詣

2009-09-20 | 出雲國神仏霊場
「目のお薬師さま」として全国的な信仰の広がりを持つ古刹。

1100年の歴史ある薬師信仰の総本山、一畑薬師を紹介しましょう。

大駐車場(無料)に車を止め、参道を歩きます。

百八基の灯籠の並ぶ美しい参道。



千三百段の石段でも有名ですが、今では石段を登ってくる参拝者はほとんどいないでしょう。

駐車場からだと百段あまり登れば到着です。

仁王門 

階段の途中から見上げると、立派な鐘楼。



戦時中の資材不足で、一時は鉄砲の弾になるところでしたが、その難を逃れた運命的な鐘だそうです。

一畑薬師は出雲國神仏霊場第三番札所ですが、中国観音霊場第二十六番、出雲十大薬師霊場第一番、出雲観音霊場特別札所でもあります。

観音堂 

「目のお薬師さま」「子供の無事成長の仏さま」として有名な薬師本堂。

本堂 

本尊の薬師如来は秘仏です。



本堂からの眺め、標高300メートルから見た宍道湖です。



薬師本堂を取り囲むように、たくさんの仏さまが奉納されております。

その数、八万四千仏。

八万四千仏堂 

薬師如来像の左手・薬壺から一畑山の清水をいただくことができる御霊水。



近づくと、自動的に水が流れるハイテクものです。

十六羅漢像 

一畑山の清水で沸かし、お供えした伝統の「お茶湯」。

徳利に入れて持ち帰ることもできるし、その場でいただくこともできます。

昔ラフカディオ・ハーンも母のために持ち帰ったそうです。



絵馬もめ印 

山の上のコテージ 

帰りは山上商店街を通り抜けます。





毎月8日の11時から、例月祭「ようかさん」薬師如来の縁日には、奉納舞踊・大般若祈祷・法話・うどん接待などがあります。

紅葉のころがお出かけ日和でしようか。

凛とした空気の流れる一畑薬師へ、是非どうぞ…
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宍道湖しじみ館

2009-09-19 | 身近な穴場スポット


宍道湖の朝の風物詩、しじみ漁の船です。

ヤマトしじみの漁獲高日本一の宍道湖、島根が誇る名産でもあります。

お土産贈り物で一番喜ばれるのが、やはりしじみかな?

そんなことを思いながら歩いていると




松江しんじ湖温泉の松江名産センターの一角に、宍道湖しじみ館がオープンしていました。

まぁどうせ観光客相手のお土産屋さんだろうな~と思いますが、ちょっと中の様子を見てみましょう。

玄関横には足湯コーナーがあります。

まだ出来立てのホヤホヤって感じ、改装オープンでもしたのでしょうか、お湯は少し熱めの温泉でした。

貸切の足湯  

中に入ると、名産センターの奧にしじみ館のコーナーがあります。

しじみの直売もしていますが、しじみのお勉強も出来るようになっていました。



このお店、玉湯町にある日本しじみ研究所の出先のようです。

日本しじみ研究所とは、いささな大袈裟な感じがしますが、しじみに関する知識、宍道湖の生態系、環境問題ではシッカリとした機関だと思います。

先日も遼太くん、学校の課外授業で玉湯町の日本しじみ研究所へ行き、しじみのお勉強をして帰ったばっかりです。

その時に自分で好きなほどしじみを獲ってもいいよ、ということで遼太くん初めてのしじみ漁、たくさんのしじみをゲットして帰り翌日の味噌汁に…

ことのほか美味かったですね。

店の裏(しじみ館にとってはこっちが玄関かな)には、しじみ漁で使う漁船や道具が展示してあります。



日本で唯一、しじみの展示館でした。
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鬼の舌震

2009-09-18 | 身近な穴場スポット


奧出雲町にある鬼の舌震(したぶるい)

国の名勝天然記念物、県立自然公園、中国遊歩道、天下の奇勝などと頭にいろんなタイトルがつきますが、斐伊川の支流、大馬木川が造りあげた渓谷です。

早い話が、大きな石がゴロゴロと転がってる川であります。

とても怖そうな名前の観光地ですが、出雲神話にも登場するところでもあり、由緒正しきところです。

下流側から歩いてみましょう。

入場料はもちろん無料です。

吊橋を渡ると 

川沿いで涼しい 

上流側に向かって遊歩道が整備されております。

 ほとんどが木陰

しばし景色をご堪能下さい。










上流付近になると石が少なくなってきます。

片道2.4キロの散策コースであります。



全般的に樹木が大きくなりすぎて、景観を損ねているようにも思えますが、紅葉の季節には見事でしょうね。

往復5キロ弱、小腹がすいたので帰り際、このお店に入り蕎麦を注文しました。

舌震亭 



やまかけ蕎麦700円、ごちそうさまでした。

奧出雲の蕎麦は美味いですよ。

紅葉に新蕎麦、ナイスコンビじゃないかな。

お近くの方は是非どうぞ…
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竹崎のカツラ

2009-09-17 | 鉄の道


奧出雲にたたら製鉄法をもたらした金屋子神が、白鷺にのって降りたと伝えられる桂の木を、この地方では昔からご神木として大切にしてきました。

中国山地の奥深く船通山の麓、斐乃上温泉の近くに桂の巨木があると聞き、先日出かけてみました。

登り口 

草刈もバッチリされ、快適なハイキングコースです。



途中休憩できるベンチまでありますね。



赤松の大木が、マツタケも生えそうです。

600メートルほど歩くと、鬱蒼とした森の中に桂の木が…



樹齢  推定300年

樹高  34メートル

根元廻り  16メートル



あまりにデカくてカメラに収まりません。

昔この地でたたら製鉄をしていたのでしょう。

対面の山には、こんな施設が



この施設の下流には、羽内谷鉱山かんな流し本場があります。

ここらの山一帯で、たたら製鉄が盛んだったことを知ることができますね。

天然記念物、竹崎のカツラでした。
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ブログ開設2年

2009-09-16 | 日々是好日
ひょんなキッカケから始めたブログが2年経ちました。

その間の記事数834

まぁよっぽど暇人だと思われても仕方ないかな?

最近はネタ切れ気味で、更新も途切れがちになってきましたが、ネタが続く限りは頑張りたいと思っております。

野球でも三割バッターは凄いですが、ブログでのヒットの確率はいかほどでしょうか?

僕なんか、こりゃぁいい記事だ~と思うのは一割にも満たないですね。

しょうもない記事を打ち続け、読者の皆様には何の役にも立たない話でしょが…

僕は「自分がブログやってます」、と言って「どうぞ見てください」とは宣伝しませんが、何故か知る人は知るんですよね。



日々のアクセス数もだんだん増えてきましたが、たまには文学的な記事を書いてみたいと思う、今日この頃であります。
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もう一つの世界遺産

2009-09-15 | 身近な穴場スポット


銀の積み出しや北前舟の寄港地にもなった沖泊、石見銀山同様世界遺産です。

海に向かって温泉街が続く温泉津(ゆのつ)の街外れにある、静かな港です。

訪れる人も無く、ひっそりとした世界遺産であります。



全く観光化されていない、みどころスポットでした。
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石見銀山みてあるき その2

2009-09-14 | 身近な穴場スポット
無公害車 

石見銀山観光は、歩くかレンタサイクルしかない、と書きましたが、もう一つベロアタクシーという手段があります。

いわゆる人力車ですね。

二人を乗せ、体力のありそうな若者がペダルをこいでます。

足に自信のない人は、これを利用するのも手ですね。

さて今日は町並み地区を紹介しましょう。

大森バス停から歩いて1分、観光案内所がある銀山公園からすぐのところ、五百羅漢です。



短命な銀山抗夫の供養のため造られたそうです。

当時、無理な姿勢での重労働や粉塵などで抗夫たちの寿命はとても短く、30歳を迎えることができた抗夫は、そういなかったそうです。

そんな抗夫たちの様々な表情をした像が並んでいるそうな。

拝観料500円、僕はパス。



銀山地区に続く大森の町並み地区は、代官所跡や武家屋敷、商屋などが区別されることなく並んでいます。

天領となった銀山を治める幕府の代官所跡、まるで水戸黄門さまの世界です。

代官所跡 

石見銀山の歴史を学びたい人は是非どうぞ。

入場料500円、ここもパス。

かつて20万人もの人が働き賑わった町、当時の江戸の人口が40万人だったことを考えれば、大都会だったんですね。

かつて毛利家の家臣だった熊谷家住宅。



江戸時代末期から酒造業を営み、石見銀山きっての豪商だったそうな。

入場料500円、ここももちろんパス。

古民家が立ち並ぶ通りを歩いていると、お洒落なショップやカフェがたくさんあります。

どこも古民家をそのまま利用して、食べる・カフェ・買う・見ることができ、時代が変わっても町並みは変わらないようです。



もちろん普通の民家もあります。

このお家の玄関、何か凄いですね。

江戸時代?

銀山公園から往復約2キロ、町並み地区の散策でした。



人口300人余りの街だった大森、世界遺産に登録されて、街の様子が一変していたのには驚きました。

できれば電柱などを取り払い、限りなく江戸時代のような雰囲気にすればいいのでは…

などと思うのでした。

銀山地区と町並み地区、歩いて約7キロ。

ゆっくり観光すると3時間半くらいでしょうか。

石見銀山の価値は、遺跡とそれを取り巻く自然、そこに住む人々の調和した姿にあるようです。

みどころ沢山の石見銀山遺跡でした。
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石見銀山みてあるき その1

2009-09-13 | 身近な穴場スポット
2007年7月、ユネスコの世界遺産に登録された石見銀山(石見銀山遺跡とその文化的景観)、登録から2年あまり経ったのでブームは一段落したと思い、10年ぶりくらいでしようか?久々にお出かけしました。

まずは石見銀山世界遺産センターの駐車場へ車を止め、路線バスで移動です。



石見銀山遺跡は交通規制が厳しく、「パーク&ライド」の実施でマイカーの進入を規制しております。

従って観光客は歩いて、若しくはレンタサイクルでの見学になります。

バス代170円払って大森バス停で降り、銀山地区を歩きましょう。

ちなみに土日祝日、バスは15分間隔で運行しております。

10年ぶりくらいに訪れましたが、いやはやすっかり観光地化されたのにはビックリであります。

10年前世界遺産など夢のまた夢の頃は、人っ子一人歩いてなかったのに観光客がいっぱい。

僕のような古い人種は、石見銀山と呼ぶよりも大森銀山のほうが親しみがあります。

しかし世界遺産登録で、ここまで人を呼び込むことが出来るのには、ホントに驚いております。

銀山地区の入口



銀山地区というのは石見銀山の中心となる地区で、間歩(まぶ)といわれる銀坑道が点在し、鉱山であったことがうかがえる所です。

素晴らしい遊歩道 

明治時代の遺構、清水谷製錬所跡。



目の前では、まだ発掘調査中、今後いろいろな遺跡が眠りから覚めるかもしれません。

所々に大小様々な間歩があります。



身体がやっと入れるような横穴といっていいでしょうか、シルバーラッシュに沸いた時代の名残ですね。

お天気もよく、のんびり散策です。

眠そうな猫さん 

本日のメインの観光、龍源寺(りゅうげんじ)間歩。



600以上あるといわれる間歩のうち、現在公開しているのがここです。

入場料400円也。

300メートルほどの坑道は、江戸時代のものでノミで掘った後が当時のままの状態で全体に残っています。

所々に鉱脈に沿って掘り進んだ穴が左右の壁面にあったり、排水のために掘られた垂直の穴もあります。

石見銀山遺跡で最もみどころスポットでした。

明日も続く
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延命水

2009-09-12 | 身近な穴場スポット


JR木次線の出雲坂根駅、一日に3本か4本しか列車がこない、超ローカル駅ですがホームの端っこには中国山地から名水がコンコンと湧き出ております。



夏は冷たく冬は温かいこの水、延命水と呼ばれ、この水を飲むと身体に良いそうですよ。



結構有名みたいで、次々と人が水汲みに来ますね。

JRの乗客では儲けにならないのなら、この水で儲けたらいいのに…

とJRの担当者に一言言いたいですわ。(余計なお節介ですが)
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蕎麦の花満開

2009-09-11 | 日々是好日


白くて小さな花ですが、蕎麦の花。

11月頃には新蕎麦が食べれるぞ~。

宍道湖干拓地はご覧のとおり、空も秋色になってきました。

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