はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

幸せの種(1)

2007年05月10日 | 「食」についての話題
 私が作った料理に対する、家族からの「おいしかったよ」の一言はとても嬉しい。私は生協の食材カタログで紹介されているレシピの幾つかを毎週のようにトライしているが、新しい料理への挑戦意欲は、こうした家族の一言の支えられていると言って良いと思う。

 思っているだけではダメなんだろう。やっぱり気持ちは言葉で伝えた方が良い。しかも思った時にすぐに。特に感謝の気持ちは。これはお互い様のことだし、家族以外の人に対してもそうするべきだろうと思う。う~ん、朝から説教臭くなったかな。しかし昨晩も夫から「チキンと野菜のトマト煮」を「おいしかったよ」と言って貰って本当に嬉しかった。トマトソースはあまり好きでないはずの夫からの言葉だからなおさらだ。長い夫婦生活の中でいろいろあっても、こうした一言で心に燻る思いがすべて帳消しになるくらい、感謝の思いを伝える言葉には力があるなあ。これは大事な大事な幸せの種のひとつなんだろう。

 たった一言で、人は落ち込みもするし元気にもなる。昨日はこのブログでモー娘。について言及したが、それでファンの方は気を悪くされたかな。自分が価値を認める人、モノを他人に否定されて嬉しい人なんていないはずだから。これまでもいろいろ書いて来たから、もしかしたら少なからぬ人を不快にさせたかもしれない。書いた後に、「こんなことを書いてどうなるのだ」と思わなくもない。でも書かずにはいられない時がある。毒?を吐きたい時がある。ある思い、ある種の怒りを胸に抱えたままでいるのが耐えられないからか。それを直接身近な人間にぶつけるよりは(ぶつけることもあるが)、ブログにぶつけるのが手っ取り早いということもある。PC画面の向こうで不快な思いをされた方がおられたら、ごめんなさい。

 人を批判したり、否定的に論評すると、「じゃあ、自分はどうなのだ」と結局、批判の矛先は自分へと向けられることになるのだろうなあ。自分はけっして清廉潔白・完全無欠でもないのに。ただ、批判している時は大抵自分のことは棚に上げている(^_^;)。そういう自分を冷静に見ているもうひとりの自分もいる。

 我が家には食べ盛りがいるのでボリューム満点仕様です!

 今回、生協の瓶詰めのトマトソース「とまとまと」を使いました。基本的に瓶をコーティングしたビニールに印刷されたレシピに従ったのですが、冷蔵庫にあった椎茸やニンニクやじゃが芋も入れちゃいました。じゃが芋は大きめに切って、フライパンでよく炒めた(今回は結構沢山入れたので単独で炒めていったん皿にあけて、煮る時に他の炒めた肉や野菜と合わせました)上で煮ると、面取りしなくても煮くずれせずホクホク感たっぷりに仕上がることを発見!これって常識なのかな?しかも”炒める”から”煮る”まで、フライパンひとつで作っちゃいました。

 今朝のテレビでもトマトの効用について触れていましたが、トマトに含まれるリコピンはその抗酸化作用で、夏場の紫外線による肌のシミを防いでくれるのだとか。またこのトマトなどのナス科、キュウリなどの瓜科の野菜は身体を冷やす働きもある。これらの野菜の”旬”が”夏”というのは理に適ったことなのですね。自然の営みは上手く出来ているものです。
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