写真は全て閉会式の模様
今回のパリ・オリンピックでは、日本人選手の個人競技における目覚ましい成果に対して、団体球技でメダルを取れなかったことが取り沙汰されています。
この件について思うところを書きます。
まず、団体球技(陸上競技も)は身長や体重と言った体格差を一切考慮しない競技です。しかも、その体格差が技術以上に物を言う。体重による階級別で行われる柔道やレスリングとは、その点が明らかに違います。
昔より生育環境が豊かになったとは言え、同じアジア人でも、島国育ちの日本人と大陸育ちの中国人や韓国人とでは体格差(骨格や筋肉の質)はありますね。卓球女子の中国代表と日本代表を見ても、その差は歴然(日本人女子の華奢なこと!)。
そう言う体格差がありながら、小兵の日本人が世界で堂々と戦っている姿を見るだけで、感動します(もちろん、体操やスケートボード等、日本人の体格や気質が有利になる競技もある)。
団体球技だけでなく、殆ど黒人だらけのマラソンでひとり気を吐く日本人選手も凄いと思います。正に小兵が横綱に立ち向かうの図(笑)。ハンデをものともせず限界に挑戦するその姿は格好いいし、誇らしい。
【追記】
近年は日本も混血化が進んでいるので、私のこの見方は従来の日本人観に囚われ過ぎと言われても仕方ないですね😅。悪しからず。
今日、ある米国人捕虜が収容所内で1年あまり日本兵を観察した記録についての記事を読んだのですが、それによれば1940年代当時の米国人成人男性の平均身長が172㎝弱だったのに対し、農村出身者が多かった日本人(兵)は161㎝。現在は米国人が177㎝(200カ国中47位)、日本人172㎝(同114位)。米国人の伸びが予想外に鈍いのはヒスパニック系移民の増加が関係しているのかもしれません。
因みに中国人(同65位)、韓国人(同68位)の成人男性は共に約176㎝弱です。世界で最も高身長はオランダの約184㎝(女性も約170㎝で世界一)。最も低身長は東ティモールの約160㎝。総じて島国の人は身長が比較的低いですね。アフリカ大陸では国と言うか部族によって、高身長と低身長に二極化の傾向があるようです。
噂通り、閉会式に米俳優トム・クルーズ(62)が、MIシリーズのイーサン・ハントばりにスタジアム屋上からワイヤーアクションで50m降下し❗️、颯爽と登場‼️次の開催地米ロサンゼルスへと誘う。
(了)
フランスにはたった4度の渡航経験でもいろいろあって、フランス人に対して元々あまり良いイメージを持っていなかったせいか、今回のオリンピックの運営に関しては、然もありなんと言う印象でした。
とにかく、オメデタイくらい自画自賛系。
SDGSとかジェンダーギャップの解消とか謳っていますが、男子JUDOの審判を女性に任せるとか、ちょっと無理があるんじゃないのと思っていたら、案の定…
各競技で自国に有利な環境設定がてんこ盛りで、その割には金メダルの獲得数は日本を下回り、口は悪いですが、内心ざまーみろですわ😅。
日本は競技人口が少ない割にはJUDO、体操、レスリング、フェンシング、高飛び込み、そして近代五種で大健闘でしたね。
JUDOは確かに日本発祥ですが、国際的なスポーツになってしまった以上、従来の武道とは異質なものになって来ている。それなのに、いつまでも旧来の精神論を振りかざしていては、一スポーツとしてしか見ていない外国人には通用しないですよ。
それからコーチ陣以上の協会幹部が相変わらずの口下手で、審判に不手際が疑われても、何も訴えない。これでは選手がかわいそう。
そもそも日本発祥とか、お家芸と言っていても、競技人口はフランスに及ばず。にも関わらずメダルが取れなかったら選手が国民に謝ると言う構図、いい加減やめたら良いのに。日本の選手は大健闘していますよ。充分過ぎるくらい。
今回、全滅と言われた団体球技にしても、記事に書いた通り、人種の違いによる体格差や馬力の差は如何ともし難い。
前回は日本、今回はフランスが銀メダルを獲得した女子バスケ。予選免除の自国開催が、いかに体力を温存し、怪我を予防するかを証明しましたね。
世界を見渡しても島国で、オリンピックの団体球技に、こんなにも出場しているのは日本くらいではありませんか?
恵まれた体躯の黒人に混じって、貧相な体躯でマラソンに入賞したのも日本人くらいなもの。
今回の日本人選手は、フランス人以上に自画自賛しても良い活躍ぶりでした。
捕虜が収容所内のことですが、私が21歳の時に渡米しアパートに住んでいた頃、前の家が日系人一世と二世のかたでした。
キムラおばあちゃんも片言英語で、メールマン(郵便屋さん)と来るとコーヒーを淹れて話していました。
そんな時に、日系人は捕虜収容所に入れらてて暮らしていたそうですが、みなさん手先が器用で何でも作っていたそうです。
この生活を本にまとめてみたいと思っていましたが、大学卒業するために帰国したのですが、再度渡米する機会を失いました。
いま考えればたくさんの資料をお持ちでしたので、残念です。
言葉足らずでしたが、私が言及したのは東南アジアの戦地に日本軍が設置していた捕虜収容所で、そこに捕虜として収容されていた米兵の話です。
当時、米国では日本がアジア各地に侵攻したことを驚異的に捉えていて、日本軍や日本兵の実態があまり知られていなかったこともあって、日本軍の存在は米軍内でも恐れられていたそうです。
それだけに収容所内で捕虜として直接日本兵に接した米兵の観察報告が、米軍にとって日本軍の実態把握に役立ったと言う話です。
太平洋戦争中の日系移民の苦難は各地であったようですね。つい最近、ブラジルでも大戦時の日系人強制収容に関して、ブラジル政府から公式な謝罪があったのだとか。しかし、移民が現地で苦難の末築いた資産を、当時否応なく接収された件についての補償は一切ない。
米国でも同じ敵対国、ドイツイタリア系移民に対しての強制収容はなかったようですから、原爆投下と同様に、その根底には日本人に対する謂れなき人種差別があったのでしょう。
それでも若者は率先して危険な前線に兵士として赴き、米国人として生きようとした日系移民。
収容所内でも、日本人ならではの器用さと勤勉さで逞しく生き抜いた日系人のエピソードは、記録として残せたら良かったですね。もしかしたら、案外、米国の公文書として残っているかもしれません。
今回の米兵の収容所における日本兵観察報告も、公文書として保管されているくらいですから。
そんな国と、当時の日本が置かれた状況では避けようがなかったとは言え、真っ向から戦争をした日本は愚かでしたね。
情報の価値を知り、それを収集して活用する情報戦で、既に日本は負けていましたから。
個人的には、劣等民族と思っていたアジア人種の日本人が、白人の真似をして殖産興業をし、対外進出を図ったことが、欧米列強の白人達は許せなかったし、脅威に感じたので、最後はしなくてもいい原爆投下までして当時の日本を叩き潰したんだと思います。そして、戦後から今に至るまで日本は米国に隷属する事態になっている。
米軍駐留においても、ドイツやイタリアと比較すると、未だ日本と米国で取り交わされた地位協定は差別的扱いです。治外法権が過ぎる。
白人(アジア人に対する当たりの強さと言う意味では黒人も)に対してはいろいろ思うところはありますが、彼らが築き上げた文化や芸術は好きですし、個人に対してどうこう言うつもりはないです。
人種に関係なく良い人もいれば、そうでない人もいますから。
長文、失礼しました😅。