はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

再び女優石原真理子について

2006年12月07日 | はなこのMEMO
女優の石原真理子が自らの恋愛遍歴を綴った暴露本を出版する
と聞いた。早速ワイドショーが飛びついている。
6月に彼女の女優復帰宣言を耳にしたもののドラマ等で彼女の姿を
見ることはなかったので(私が出演作を見ていないだけ?)、
今回の出版話でまず思ったのは「仕事もお金もないのかな?」
こんな形でも注目を浴びたいのだろうか?
彼女に対してそれほど悪い印象は持っていなかったのが、
今回の騒動で一気に不快感と嫌悪感を抱いてしまった。

過去の恋愛話を今さら公に晒すなんてマナー違反だろう。
ドラマ『ふぞろいの林檎たち』では得難い存在感を示していた
だけに、こんな形での再登場は本当に残念だ(そもそも
暴露本のタイトルを『ふぞろいな秘密』とするのは、
ドラマに対する冒涜だろう?関係者を傷つける行為では?)。

今しがたワイドショーでも出版記者会見の模様が映し出され
実名での出版に躊躇することはないのかという記者の問いかけに
「自分にとってはすべての恋愛は良い思い出ですから」と
答えた彼女。自分本位なその考え方に首を傾げざるを得ない。
かつては好意を抱いたはずの相手の現在を思いやる気持ちが、
彼女の発言には見えて来ない。
これはもしかして復讐なのか?そうでなければ自暴自棄か?

だいたいこういう類の本は、グラビアアイドルの写真集のように
ピッチリビニールで封印しないと、立ち読みの標的になるだけ。
なぜなら誰も自宅の書棚に並べたいとは思わないだろうから。

今は面白がって飛びついている芸能ジャーナリズムほど
飽きっぽい輩はいないのに。チヤホヤされるのもほんの一時だ。
付き合いのルールも守れない人に、誰が近付くというのだろう?
こんなことをしていたら四面楚歌になって、
マトモな人は誰一人、相手にしてくれなくなるぞ(`_´プンプン)。
女優という仕事柄、特に仕事仲間のプライバシーを守るのが
マナーでもあるだろうから、今後本業にも影響が出そうだ。

40歳を過ぎてもなお、そんなことさえわからない彼女が
何だか痛々しくさえ思えた。
彼女はこれまでの人生で何を学んで来たのか?
そして現時点で既に、身近で彼女のことを本当に思いやって、
適切なアドバイスをしてくれる人がいないのかと想像され、
気の毒に思える。孤独な人なのかな?

参考までに、6月のテレビ出演時の印象をまとめた記事を
リンクしておく。この時は好印象だったのに…返す返すも残念。
弊ブログ2006年6月7日記事
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