Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

白衣の競売

2006-03-05 | 想い・雑感
 都立病院で使用されている医師用などの白衣がネット競売に出品されていたらしいです。都のシンボルである緑のイチョウの図柄などがあることから本物と判断された模様です。ネットオークションはほとんど何でも出品可能な環境にあるのかもしれませんが、ちょっと意外です。

 出品したのは誰なのだろう。それを出品しようという発想はどこから出てくるのか。もし買う人がいれば、その人はなぜ手に入れたいのだろう。

 白衣などというのは、どこでも手に入るものですが、今回の白衣が通常と違うとしたら、都立病院の白衣であることを示す図柄があしらわれていることくらいでしょう。ちなみに私がこれまで赴任してきた病院は、大学病院、国立病院(国立病院機構)も含め、白衣は普通に流通している白衣でしたが、何の不都合もありませんでした。都立病院も都のマークを白衣に入れなければ、費用も安くなるし、白衣に対する付加価値も無くなりオークションに出される心配も減るのではないでしょうか。

流氷ダイビング!?

2006-03-05 | 想い・雑感
 以前スキューバダイビングにはまり、沖縄に出かけたりしていた。水中でリラックス出来るようになるのは少し慣れてからであった。最初は緊張から、体中に無駄な力が入っているせいか、水から上がるとぐったりしていた。

 体にかかる水圧、手を出してはいけない生物、器材の整備、呼吸の仕方、潮流の力、水温の変化、限られた視界、などなど日常と大きく異なる環境に身を置くダイビング。なめてかかれるものではないという実感だった。

 ダイビングの流氷ツアーというものがあるらしく、そのツアーで死亡者がでたニュースが報道されていた。流氷が無かったため、通常のダイビングをしていたらしいが、水温はずいぶんと低いに違いない。温かい海でも体温は奪われていくわけだから、当然ドライスーツを身につけていたのであろうが、初心者が参加していいような気はしない。

 ツアーの参加資格はどのように決めていたのか。
 ツアー客に対しインストラクター何人で対応していたのか。
 緊急事態時の対処方法は決められていたのか。
 担当者は基本的心肺蘇生法を知っており、それを施したのか。
 無くなった方の持病はなかったのか。
 これまで事故は無かったのか。

 など気になることがある。

 テレビの映像などで流氷下の映像を見て、その神秘的世界に惹かれて、そういうツアーに参加するのであろう。しかし、ダイビングを甘く見ない方が良いし、体が急激な変化を好まないことを知っておいた方がよい。

 生命保険会社は、スキューバダイビングのリスクをよく知っていて、それを保険内容や保険料に反映させているはずである。