病気の治療をするならば、病気自体が早期であるほど、また軽症であるほど容易であるのは当然である。しかし、もっといいのは避けられるなら病気にならない工夫をすることである。そこにお金を使うことにより、治療に必要なお金が少なくてすみそうなことは予想が付く。予防医学の出番である。
恐らくその一つの試みであろうが、ある程度の喫煙歴のある人をニコチン中毒という病気であると健康保険上認められた。JTは、発ガンや呼吸機能障害は煙草だけの問題でなくいろいろな因子が関与しているとして反発している。確かにそうであり、排気ガスその他の問題についても解決していく必要がある。しかし、煙草が肺ガン、食道癌、胃癌、乳癌などの癌、慢性閉塞性肺疾患、循環器障害など多くの病気を引き起こす危険性は多く報告されており、喫煙者を減少させることは、予防医学上重要なことだと思う。
病院側も、保険診療で禁煙指導を行うためには、病院構内が禁煙であることが求められる。分煙でなく禁煙としなければ、副流煙の問題は完全解決とならないので、健康推進が使命の病院では当然のことだと思う。分煙の策として喫煙所をもうけたところで、その近くは煙たいですからね。
恐らくその一つの試みであろうが、ある程度の喫煙歴のある人をニコチン中毒という病気であると健康保険上認められた。JTは、発ガンや呼吸機能障害は煙草だけの問題でなくいろいろな因子が関与しているとして反発している。確かにそうであり、排気ガスその他の問題についても解決していく必要がある。しかし、煙草が肺ガン、食道癌、胃癌、乳癌などの癌、慢性閉塞性肺疾患、循環器障害など多くの病気を引き起こす危険性は多く報告されており、喫煙者を減少させることは、予防医学上重要なことだと思う。
病院側も、保険診療で禁煙指導を行うためには、病院構内が禁煙であることが求められる。分煙でなく禁煙としなければ、副流煙の問題は完全解決とならないので、健康推進が使命の病院では当然のことだと思う。分煙の策として喫煙所をもうけたところで、その近くは煙たいですからね。