美しいレースのようなこの花はカラスウリの花です。秋になると真っ赤な実をつけ、その存在感はなかなかなもの。唱歌「真っ赤な秋」にも登場します。
しかしながら、その花はこんなに美しいにもかかわらず、あまり人の目にはふれません。それは夜暗くならないと開かないからです。
そして、朝にはこんな風にしぼんでしまいます↓
こちらは蕾↓
蕾の下の部分が子房。実になる部分です。今から秋にかけて、しだいに膨らみ、色づいていくことでしょう。
そのために一役かうのがスズメガなどの夜行性のガです。白くて大きな花は月明かりの下でも目立つため。
そして、何よりも香りを出して虫たちをら誘いこみます。スズメガの仲間は長い口吻を持っていて、カラスウリの長い花筒の奥にある蜜を吸うことができます。そしてその作業の際に花粉を体につけ受粉のお手伝いをすることになります。
スズメガの幼虫はかなりグロテスクな姿をしていて、厄介者なのですが、こうやって自然界の中では大切な役割をになっているのです。
✳︎グロテスクな幼虫を見たい方はこちらの記事→スズメガの仲間
そんなわけで、たまには夜のお散歩もいいですね。
商店街の提灯を眺めたり…
某コーヒーショップでくつろいだり…
上の写真を見て、誰と散歩したかがわかる方は当ブログの常連さんですよ(*^_^*)
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