きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

吹けよ春風

2010年08月23日 | 韓国
吹けよ春風(原題:불어라 봄바람)  2003年  ☆☆☆☆
監督:チャン・ハンジュン 
出演:キム・スンウ、キム・ジョンウン

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前からちょっと気になってたんだけど
ファジョンが働くタバン
タバンって喫茶店という意味だけどたぶんこの場合単純にコーヒーショップとは違うでしょ
「出前のタバンコーヒー」ってのがあって
ファジョンもスクーターに乗ってコーヒーを出前してます
映画「君は僕の運命」でウナ(チョン・ドヨン)がホテルに出向いて売春してたのを最初に見たもんだからその印象が強いんだけどそれは特異な例だったみたい
コーヒーを頼むと女性がついてくる喫茶店で
ホステスさんのようにお喋りの相手をする仕事ってことなんでしょうね

そんなタバン働くファジョン(キム・ジョンウン)が可愛い
クルクルパーマに田舎の派手なネエチャンファッション
マイペースなんだけどチャキチャキしてて
彼女のセリフのポンポンとしたリズムがとっても気持ちよくて最高だわ~~☆
ケチで自己チューで変わり者のキム・スンウ演じるソングクがファジョンに振り回される前半がとっても面白かった

最後に母親から両親の馴れ初めを聞かされて
初めて誰かを愛する気持ちになるあたりは最後にホロリとさせる泣かせどころで
ドタバタラブコメの定番なんだけど
毎回そこのあたりで引いてしまうのは何故なんでしょう、我ながら不思議です(笑)

特に最後に唐突に現れた日本人観光客の励ましは
あまりにも謎過ぎて、意味が(意図が)わかりません

でも、面白い映画でした
とっても好きよ~この映画☆

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ケチで恋愛を一度もした事がなく冬の間中ボイラーの代わりに下着を重ね着して暮し、今だにポケベルを使う恋愛小説家のソングク(キム・スンウ)。ソングクの家にぐるぐるパーマに単純で溌剌とした喫茶店の営業部長ファジョン(キム・ジョンウン)が引っ越してきた


ドンテルパパ

2010年08月23日 | 韓国
非日常的な彼女(原題:돈텔파파)  2004年  
監督:イ・サンフン
出演:チョン・ウンイン、チェ・ミンソ、ユ・スンホ 

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いきなり女子高生が学校のトイレで出産ですかぁ
その後、相手の男子高生の学校に赤ちゃんが宅配で届けられるという
コメディにも程があるっていう始まり方なんだけど
あれあれ、、って驚く間もなく次に行っちゃうから拒否する間もない(笑)
  しかも超超超ふけ顔の高校生だし

その後もエロネタ満載
いや、エロネタというより下品ネタかな?
躊躇なくパンツを下げて用を足す場面も満載(男女とも!)すごいです
あまりの潔さに拒否る気にもならない(笑)

三流ショーパブで働く父ちゃんと9歳のチョウォン(ユ・スンホ)の心あたたまる話
面白かった~♪

父ちゃんは下ネタでショーを盛り上げ
息子の前で経営者に卑屈に頭も下げる
でもチョウォンはそんな父ちゃんが一番カッコいいって思ってる
誰よりも自分のことを愛してくれてるから
ショーパブのお姉さんやオカマさんに可愛がられて育つチョウォンが素直でいい子なのよね

父ちゃんは息子と二人で暮らしていけるように
地方のショーパブで職探しのためにオカマショーのオーデションを受けるの
そんな父ちゃんを応援する息子の姿に思わずもらい泣きしてしまいました
彼は金を稼いで暮らしていくことの厳しさや苦しさを9歳にして知っているのね
それって究極の子育てかもしれない、、などと思ってしまいました

最後の最後、死んじゃったかと思ったわ
この映画がハッピーエンドで終わらなくてどうする!!って思ったら
コメディ映画で あーよかった(笑)

最初は아빠하고 나하고(パパと私と)ってタイトルだったらしいです
ドンテルパパってなんだろうって思ったら「Don't tell papa」でした
それにしても「非日常的な彼女」って邦題はありえないでしょー!

 ↓この超超超ふけ顔の高校生もありえないでしょー(爆)
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高校生のチョルス(チョン・ウンイン)は女子高生のエラン(チェ・ミンソ)と出会い一目惚れ、そのままホテルで一夜を過ごしてしまう。その後妊娠したエランは、赤ん坊を出産するとチョルスに預けて自分はアメリカへと留学に旅立つのだった。困惑しながらもたった一人で子育てに励むチョルス。9年後、父と息子は強い愛情で結ばれていた。


新装開店

2010年08月22日 | 韓国
新装開店(原題:신장개업)  1999年  
監督:キム・ソンホン
出演:キム・スンウ、チン・ヒギョン、パク・サンミョン、イ・ボムス

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クルクルヘアーのキム・スンウがどんどん壊れていくーー(笑)
今じゃなかなか見られないいけてない中華料理店の性格の悪いワン社長役です

超ブラックな、、、
でも
コメディほど笑わそうとしてないし
ホラーっていうほど怖がらそうともしてないし
人肉でジャジャ麺作ろうとするって、コメディとはいえ、いいのか?
しかもワン社長、大真面目だし
従業員もきっぱり拒否しようよ(笑)
不気味だ
不思議~~な雰囲気を味わいました

中華料理店出前役のボムスさんがぽっちゃりして可愛い
どんどん狂っていく社長(キム・スンウ)におどおどしながらついていく従業員のパク・サンミョン、イ・ボムス
若いおまわりさんはコン・ヒョンジン、アバングンの怪しげなホン社長はキム・ヨンホ、ジャジャ麺大好きなスーパーの店主にキム・ミョングク 
11年前だからみんな若くて
とりあえずそんなところも楽しかった

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のどかな田舎町のただ一軒の中華料理店「中華楼」の前に「阿房宮(アバングン」というライバル店が開店した。バングンのジャージャー麺はたちまち大評判になり、「中華楼」は客を奪われてしまった。「中華楼」のワン社長(キム・スンウ)は阿房宮のジャージャー麺の味見に行くが、なんとそのジャージャー麺の中から人の指が出てきた。


夏物語

2010年08月22日 | 韓国
夏物語(原題:그해 여름)  2006年  
監督:チョ・グンシク
出演:イ・ビョンホン、スエ、チョン・ソギョン

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1969年夏、大学時代に農村奉仕活動に行った田舎の村で出会った女性との初恋の話

ソ・ジョンイン(スエ)は共産主義者の娘というレッテルに耐えながら村で暮らしてるんだけど
色眼鏡で見られながらも村の共同体のなかではそれなりに受け入れられて図書館司書の仕事をしてる
このジョンインがなんとも危なっかしいのよね
結局、図書館の火事だってジョンインの不注意でしょ
危なっかしくて脆いんだけど気丈生きてる若い女性をスエは上手に演じてました

でもさらに危なっかしいのが大学生のユン・ソギョン(イ・ビョンホン)
彼はノンポリで周りが学生運動に必死なのにほとんど関心がなさそう

ジョンインは自分がアカの娘と言われて生きてきた
最悪はスパイ容疑をかけられるるかもしれないという状況をちゃんと理解してるのに
ソギョンはなーんにもわかってないのよね
その無知さが、ソウルでのあの騒動に巻き込まれる原因なわけで

純粋な初恋かもしれないけど
一生悔いて彼女の思い出を抱いて生きるよね、切なくて申し訳ない
独身を貫いた大学教授ソギョンの気持ちは充分理解できました

ということで、ストーリとしては納得できるんですけど、、、、

自分の無知を悔いる物語でもあるわけです
そう、確かに大学生の自分は純粋だったけど無知でもあった
無知であったことが彼女を苦しめた
若いって事は悔いることがたくさんあるわけですよ
その若かりし頃のソギョンがイ・ビョンホンっていうのが
どーしても不自然で違和感があったんですよね

大人すぎるでしょ
大学生であの逞しい体も違和感あるし、、
  (彼がスポーツマンでなにがしの理由がある設定ならわかるけど)
もうちょっと若くてイノセントな雰囲気のある俳優の方が良かったんじゃないかなぁ

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60代になっても独身を貫いている大学教授ソギョンはかつての教え子で放送作家のスジンから、“初恋の人を探すテレビ番組”の出演を依頼される。ソギョンは戸惑いながらもスジンに語り始める。


大変な結婚

2010年08月20日 | 韓国
大変な結婚(原題:가문의 영광)  2002年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:チョン・フンスン
出演:チョン・ジュノ、キム・ジョンウン

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面白かった
難しいこと考えずに気持ちよーく笑って楽しめる映画って感じでした

チョン・ジュノは「踊るJSA 帰還迷令発動中!?」でも真面目な顔して笑わせる役で楽しかったけど、こういう役がぴったりね、まさにはまり役です
彼はとても二枚目だけど二枚目の役をしたらはまりすぎて嫌味になりそう(笑)
無防備に食べるシーンで人の良さを感じてよかったわ~
ゆでたまごとかオレンジジュースのシーンで笑いました

なんと言ってもジンギョンの3人のお兄ちゃんたちのキャラが最高です
特に長男のユ・ドングン
何故かカッコよく見えた(笑)

ドタバタの大騒ぎもほどほどだったし
(長男の息子の学校に先生(チン・ヒギョン)がボコボコされる必要があるのかとは思いましたけど)
ラブロマンスも納得しちゃったし
あの二人ならお兄ちゃんたちの策略にはまりながら幸せに暮らしていきそうです

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ベンチャー企業の若手社長のデソ(チョン・ジュノ)。ある朝目覚めるとベットの隣に見知らぬ女性ジンギョン(キム・ジョンウン)が眠っていた。その日のうちにデソの元にジンギョンの3人の兄たちが押しかけた。ジンギョンは伝説のヤクザ「3J」の娘だった。


ラブリー・ライバル

2010年08月19日 | 韓国
ラブリー・ライバル(原題:여선생 VS 여제자)  2004年  
監督:チャン・ギュソン
出演:ヨム・ジョンア、イ・セヨン、イ・ジフン

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女教師 VS 女生徒
邦題にはしにくいんでしょうけど絶対こっちのタイトルの方が面白い気がする

ヨム・ジョンアは「カル」や「なつかしの庭」のイメージだったので驚きました
こういうコミカルな役もするのね
どってことないストーリだけど彼女がぶっ飛んでる分だけ楽しめました
前半の壊れっぷりは最高

後半になってちょっと泣かせる展開になってくるんだけど
ストーリがイマイチなのでなんだかなぁ、、、、
あんなに二人で奪い合った美術の先生の存在はどーなったの?(笑)
だいたいオールドミスの先生と小学5年生の女の子が新任教師を取り合う設定なんだから
お笑いで突っ走らないとダメよ~

キム・ボンドゥ先生が登場してめっちゃ驚きました
そっか、同じ監督だったのね
「ぼくらの落第先生」(原題:先生、キム・ボンドゥ)の姉妹編のような作品だったんだ
最後にスンウォン兄さんが全部持ってったって感じ?(笑)
っていうかスンウォンさんとヨム・ジョンアが先生で共演したら最強の小学校になりそう~☆

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田舎の小学校教師ミオク(ヨム・ジョンア)は美人だが性格は最悪。教え子の少女ミナム(イ・セヨン)は妙にマセていて同級生を寄せつけない。そんな2人の前にハンサムな新任教師サンチュン(イ・ジフン)が現れて猛烈な恋のバトルが始まる。


酔画仙

2010年08月19日 | 韓国
酔画仙(原題:취화선)  2002年  
監督:イム・グォンテク
出演:チェ・ミンシクアン・ソンギ

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貧しい家に生まれながら宮廷画家にのぼりつめた天才画家チャン・スンオプの生涯を描く
チャン・スンオプは朝鮮末期に身分の低い家系に生まれ、宮中画家にまでのぼりつめた実在の人物で、映画「美人図」に出てきたキム・ホンド、シン・ユンボクと共に朝鮮時代三大画家と呼ばれる天才画家

チャン・スンオプの何を描きたかったのでしょうか
彼の生涯のダイジェスト版を見ただけみたい
エピソードが細切れに続いてどこにも感情移入ができないんですよね
朝鮮末期の時代の様子は知らないことが多いので興味深く見たけれど、、

スンオプが描く水墨画の濃淡や筆遣いは綺麗で見とれちゃいました
それぞれの場面で完成した渾身の作品は現在でも実存するのかなぁ
まぁ、そういう興味深さもありましたけど

宮廷画家に任命されてから宮廷を3回も逃げだしたり
酒と女なしでは絵が描けなかった放蕩者という逸話が残っている人らしいんだけど
絵師としての苦悩やジレンマというところまで感じることは難しかった
いくら俳優が頑張っても作品がいかしきらないと意味がないですよね

映像はとても綺麗で
そしてラストがとても衝撃的でした

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春が来れば

2010年08月18日 | 韓国
春が来れば(原題:꽃피는 봄이 오면)  2004年  ☆☆☆☆☆
監督:リュ・ジャンハ 
出演:チェ・ミンシク、イ・ジェウン

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ウェル・メイドの対極
不治の病も、交通事故も、激しい恋も、アクションも、反転も、なーんにもない
もしかしたら最後にすごい感動の場面があるのかと思ったけどそれもない
涙も誘わない、でも気がついたらポロって流れてる
花咲く春が来たようなぽかぽかした気持ちになって
観終わったあとにじわじわと効いてくる
いいわ~~

「八月のクリスマス」が名作だと言われているわりにはピントこなかったワタクシですが
そっか、たぶんこういう感動だったんでしょうね
「春が来れば」はそれに匹敵する名作だと思う

チェ・ミンシクは「オールドボーイ」と「クライング・フィスト」の間にこれを選んでるのよね
ファンにしてみたらこの頃の作品はたまらないものがあるかも

オーケストラのトランペット奏者の夢も叶わず、恋人とも別れ、母親と二人暮らし
どこにでもいるような冴えない独身の中年男
個人的には牙を隠したライオンのように見えなくもないですが
この普通さがたまらなく魅力的です
ウツラウツラしてそのうち寝てしまうシーン、初めて見ました

中学の吹奏楽部の話だけどそこにクライマックスを持ってきてないのね
昔の恋人のヨニが結婚すると聞かされる事から始まってそれが基軸にもなってるけど、それもメインの話じゃない
ひたすらイ・ヒョヌ(チェ・ミンシク)を見ちゃう

「下女」家政婦を演じたユン・ヨジョン、この母親役がさすがというか
母親との関係も自然体でありながらとても感動させられる

そして生徒役を演じたイ・ジェウン
「ぼくらの落第先生」「大統領の理髪師」「国家代表」ではメインキャスト並の活躍よね
今回も健気で素朴で、思わず応援したくなる男の子を演じてました

ジェイルのおばあちゃん(キム・ヨンオク)がいろんなところでお餅を売ってて
自動車整備工のお兄ちゃんは、あれまっキム・ガンウだし
おまわりさんはオ・ダルス~~
そんなところも楽しめました

とにもかくにも、良心的なとても素敵な映画でした
レビュー200本目☆ この作品で飾ることができて嬉しいです
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交響楽団のトランペッターの夢を半ば諦めかけているイ・ヒョヌ(チェ・ミンシク)。ソウルから遠く離れた炭鉱町の中学校で音楽指導者を募集していることを知り、心機一転その町へ行く。

ガチデン 堤防伝説

2010年08月18日 | 韓国
ガチデン 堤防伝説(原題:뚝방전설)  2006年  
監督:チョ・ボムグ
出演:パク・コニョン、イ・チョニ、MCモン、ユ・ジテ

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出だしからストーリを見失っちゃって、、、
そしたらほとんど喧嘩シーンを見てるだけになっちゃった(苦笑)

ともかくこの人たちは「堤防」が聖地みたいなものなのね
高校生の時に「ノータッチ族」を結成して「堤防族」と張り合って
いろいろあって(笑)
大人になってもヤクザとやり合う
、、、のか?

こういうのが好きな人にはいいのかも
すんません、まったくわからず

この映画に限らず、韓国のヤクザ映画って抗争するとき必ず角材や鉄パイプで殴り合って
せいぜいナイフで刺すぐらいで、絶対に飛び道具は使わないのよね
(警察は街中でも何でもピストルをバンバン撃つのに)
ガチンコで素手や生身で闘うことを尊しっていうところあったりするんでしょうかね、、
そんなこと考えながら見てました

ミンギ君がコッピリで登場してたらいいけど、気がつかなかった~

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口は達者だがケンカは弱いギョンノ(MCモン)、普段は温和に見えても実はケンカっ早いソンヒョン(イ・チョニ)、ケンカ最強のチョングォン(パク・コニョン)。3人の高校生はチームを結成し堤防を治めていた。しかしチョングォンが堤防を去ってチームは解散、5年が過ぎチーム解散の後はかつてのライバルチームがのさばり2人は肩身の狭い思いをして暮らしていた。


僕の彼女を知らないとスパイ

2010年08月18日 | 韓国
僕の彼女を知らないとスパイ(原題:그녀를 모르면 간첩)  2004年  
監督:パク・ハンジュン
出演:キム・ジョンファ、コン・ユ、ペク・イルソプ、ナム・サンミ

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強い女の子に頼りない男の子が振り回されるラブコメの流れなんでしょうね

あんまり大きな声で言えないですけどソウルを歩いてていつも感じるのは
「二十歳前後の女の子がコワイ」
あは~~、スイマセン極々個人的な感想です(笑)
髪をクルクルにパーマしたアジュンマも特徴ありますが
それよりトイレで出会ったりする若い女の子の方が迫力あります、、、以下自粛、笑


「韓国人なら誰でも知ってはず、知らないなら北のスパイだな?」
日常会話で普通に使われる言葉らしいです
僕の彼女を知らないとスパイじゃなくて彼女がスパイなんですけど、ややこしい~

北の工作員のコメディものってほのぼのとして面白い作品もあるんですよね
「踊るJSA 帰還迷令発動中!?」は派手さはないけど好きです
そういえばこれも原題は「東海の水と白頭山が ~동해물과 백두산이~」
邦題を考えるのに苦労しただろうと思われます

全然レビューになってないですけど。。。(苦笑い。。。)

ナム・サンミのはっちゃけた面白キャラ、なかなか楽しかったです☆ 

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三浪受験生のチェ(コン・ユ)は今年も大学受験に失敗し軍隊入りを考え始める。たった一つの心残りは学園近くのファーストフード店で働く美人ウエイトレスのリム(キム・ジョンファ)に恋をしていることだった。しかしリムは北の工作員として追っ手を捕まえるために送り込まれたスパイだった。


とかげの可愛い嘘

2010年08月17日 | 韓国
とかげの可愛い嘘(原題:도마뱀)  2006年   
監督:カン・ジウン
出演:チョ・スンウ、カン・ヘジョン、カン・シニル

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自分にかけられた呪いが他人に移ってしまうから黄色いレインコートを着ているというアリ
アリとジョガンの子供時代が可愛いくて最高!

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高校生になった二人も可愛いのよね~

「これ内緒よ、みんなが知ったらカタツムリが絶滅しちゃう」
カタツムリの秘密の話が可愛くて可愛くて可愛くて
アリが暮らす田舎のお寺の風景が本当に綺麗だった
映画館の大きなスクリーンで観たかったなぁ

あまりの可愛らしさに、アリが謎の存在のまま終わっても大満足だったかも
、、いや、確かに謎すぎますけど、、、(笑)

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でも、謎が解けはじめるといきなり韓流の王道をいくストーリになっちゃった
ここの匙加減が難しいところなんだけど
紙一重で「陳腐」に感じるか「ファンタスティック」に感じるか
私は後者でした

可愛い嘘を信じ続けたジョガンはアリにひかれた線をどうしても超えられないのよね
この優しいキャラがすごくいい
地下鉄で一歩踏み出せない自分を思うシーンと靴ヒモのシーンは胸がキュンとしました
チョ・スンウは優しくて純粋な男の子の役が似合うよね
「クラシック」や「マラソン」もいいけど、この役が一番好きかも

そして、、カン・シニルがお父さんでいてくれると
どうしてこんなに心が安らぐんでしょう
キュンとして癒される素敵な映画でした

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チョン・ジニョンが医師役で出てきてくれてすご~~く得した気分です

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黄色のレインコートを着てポケットにとかげを入れてる転校生のアリは嘘ばかりついている不思議な少女、ジョガンはアリとふたりで雨に濡れて帰宅した翌日はしかにかかってしまった。それと同時にアリは姿を消してしまう。10年後、高校生になったジョガン(チョ・スンウ)の前にアリ(カン・ヘジョン)が現れる。



トンケの蒼い空

2010年08月15日 | 韓国
トンケの蒼い空(原題:똥개)  2003年  
監督:カク・キョンテク
出演:チョン・ウソン、キム・ガプス、オム・ジウォン

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これはいつの時代の話なのかなぁ
密陽(ミリャン)で暮らすチョルミン(チョン・ウソン)はどこか足りない感じの子
同級生に愛犬を食べられてしまって大喧嘩をして高校を中退するんだけど
小さい頃からいっしょに育った兄弟みたいな犬を友達に食べられちゃうって
衝撃よね
アイゴーー、、韓国映画のすごさだー(笑)

トンケって直訳すると「糞犬」
糞も食べちゃう雑種犬っていう意味だけど
逞しく育って欲しいっていう意味をこめて幼い子供を愛情こめてそう呼ぶこともあるらしい

高校中退後ゴロゴロと家で過ごすトンケ
刑事の父親の食事を作ったり、キムチ漬けたり、アイロン掛けたり繕い物して
たまには父親の金をくすねたりして暮らしてる
でも父親の職場に行くと「トンケ」ってみんなに呼ばれて
のんびりしてるのよね

たとえば、今うちにこういう息子がいたとしたら親としてかなり悩むし
たぶんもっと殺伐とした感じになると思うんだけど
トンケみたいな子をふわーっと包み込む地域性がなーんかいい

そしたら、いきなり父親がジョンエ(オム・ジウォン)という女の子を家に連れてきて
ジョンエはスリの常習犯だけど身寄りがないから引き取るって言い出す
驚きましたよ
息子一人育てるのに精一杯そうに見えるんだけど!(笑)
映画を観終わった後に残る温かな印象は
小さいことにこだわらない逞しい人間関係を感じたからかもね

そしていよいよこの物語の核心に触れる出来事が起きるんだけど
高速道路の建設計画が起きてヤクザが絡む騒動が
正直いまひとつというか、面白くない
さらに警察官の父とトンケが衝突するんだけど
足りない感じ息子が唐突に反抗期みたいになって
トンケのキャラクタがつかみにくかった

最初は軽い知的障害があるのかと思ったけど、そうでもなさそうで
ぼーっとした性格かと思ったけど、ヤクザと対立する気概もあるし
最後に自分でへそ曲がり(だったかな?)って言ってたけど
へぇ~~そうなの?って思わず言いそうになった(笑)

結局ジョンエのわけありな素性をちらつかせつつ、そのままになっちゃったし
トンケとジョンエの微妙な関係も中途半端だな~

トンケの父親を演じたキム・ガプスがとても魅力的なお父さんでした

トンケとジンムクのパンツ一丁の戦いは
現実にはありえないだろーって思うけど(もしして韓国ではありえるのか?)
この作品のハイライトでしたね

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幼いころに母を亡くし近所でご飯を食べさせてもらっていたチョルミン(チョン・ウソン)の愛称は“トンケ=野良犬”
高校を中退した彼はぶらぶらしながら刑事の父(キム・ガプス)と暮らしていた。



頑張れ!グムスン

2010年08月15日 | 韓国
頑張れ!グムスン(原題:굳세어라 금순아)  2002年  
監督:ヒョン・ナムソプ
出演:ペ・ドゥナ、キム・テウ

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夜の繁華街を赤ん坊を背負った新米ママが歩き回る
というか走り回る

途中で赤ん坊をどこかに落としたことに気づいた時は
いや~、なかなかあそこで笑える人は凄いんでは?って思いましたけど
さらに、あんなに全速力で走ったら
背負われた赤ん坊は「揺すぶられ症候群」になるんじゃないかと心配して見てたんじゃ
なかなかこの作品を楽しむのは難しそうです

ぼったくりバーの親分キム・ヘゴン
グムスンのお母さんがコ・ドゥシム、お父さんがチャン・ヨン
ちょっとだけ出演のスピード狂のおば様がナ・ムニ
真っ白なスーツを着た組のボスはチュ・ヒョン
コンビニ店員がイ・ジヘ
さらに援交の女の子が「息もできない」のキム・コッピでした

でも脇に誰が出演しようが関係ないって感じかも
この作品はペ・ドゥナだけ見てればいいかーって映画だから

優しそうな雰囲気がちょっと好きなんです、キム・テウ
しかし歓迎会に参加しただけであんなふうになっちゃうんじゃ
これはもう家から出せないですよね~不安で(笑)
夫には子育てしてもらって
グムスンが現役復帰してバリバリ活躍するのが平和でいいかもです☆

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元韓国代表バレーボール選手のグムスン(ペ・ドゥナ)は6ヶ月のソンイ(女の子)の新米ママ。夫ジュンテ(キム・テウ)の初出勤の日、ヤクザから夫の飲み代持って迎えに来るようにと電話がかかってくる。


ふたつの恋と砂時計

2010年08月09日 | 韓国
ふたつの恋と砂時計(原題:키다리 아저씨)  2005年  
監督:コン・ジョンシク 
出演:ハ・ジウォン、ヨン・ジョンフン、シニ、チョン・ジュナ

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メルヘンチックな可愛い映画
ヨン・ジョンフンがジュノの雰囲気にピッタリ (演技うんぬんというよりご本人の雰囲気がね)
ジウォンちゃんも現実離れしてるような
でも健気に頑張ってるヨンミで感じで
二人がすごく似合ってた

チョン・ジュナとシニ、そしてヒョンビンとパク・ウネの他の二組のカップル
チョン・ジュナとシニのカップルは運命のカップルは笑えたね(笑)
二人がつきあうきっかけがホント笑えるのよね
サイドストーリとしてとても楽しかった~
シニは本当に独特の世界があって面白い
「バリでの出来事」に続いての共演でジウォンちゃんと名コンビよね

借りている家の住人から届く1年後の自分へ送ったEメール
そのEメールの物語がヨンウ(パク・ウネ)と憧れの男性ヒョンジュン(ヒョンビン)の架空の物語として登場して、それが最後に現実とリンクするんだけど
ラスト直前まではすごく良くできたストーリーで
メルヘンな雰囲気が観ていてすごく気持ちが良かった
でも、あしながおじさんの謎が解けてからがちょっと無理があったかも

若い「あしながおじさん」よね
でもまぁ、細かいところに突っ込むのはいっかー、って思えるくらい癒される優しい映画でした
余談だけど邦題の「ふたつの恋と砂時計」が覚えにくくてすぐ忘れちゃう(笑)
「あしながおじさん」でいいのに
これも手を出すまでにずいぶん時間かかかった映画だったけど
想像してたのよりずっと素敵な映画でした

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幼い頃に両親を亡くしたヨンミ(ハ・ジウォン)には困った時には必ず救ってくれる人がいた。その人を“あしながおじさん”と呼ぶ彼女は、彼にお礼がしたいと思っていた。大学卒業後ラジオ局に勤務しアパート暮らしを始めたヨンミは部屋に残されたPCにメールを発見する。


ホワイトクリスマス 恋しくて 逢いたくて

2010年08月09日 | 韓国
ホワイトクリスマス 恋しくて 逢いたくて(原題:카라)  1999年    
監督:ソン・ヘソン
出演:ソン・スンホン、キム・ヒソン、キム・ヒョンジュ、チェ・チョロ  

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おっ、キム・ヘゴンがタクシーの運転手でチョイ役で(笑)

最初はいい雰囲気
切ない物語が始まりそうな感じ~
しかし、スンホンはイルマーレよりも先に時空を飛んでたのね(笑)

でも、ソン・スンホンとキム・ヒソンのラブストーリじゃなくて
主人公はキム・ヒョンジュの映画だったのね

途中で時空間の整合性がちょっとややこしくなりました
3年前に戻ったのなら
事件現場にソヌ(ソン・スンホン)は2人いる?

しかし3年間も忘れられないくらいジヒが好きだったのに
結局ソヌはカラの花を毎日届けてくれた女性が好きだったってことなんですかね~

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1995年の冬。ファンシー会社のデザイナーのキム・ソヌ(ソン・スンホン)は満員バスの中で一目で心を奪われた女性が花屋のカン・ジヒ(キム・ヒソン)であることを知って胸がときめく。