さて、ちょっと間が開いてしまいましたが、「裏山小屋 屋根の修理 3」の続きです。
垂木を入れて、補強を完了したのですが、腐ってボロボロの野地板が気になる、という話でした。
野地板を張るか・・・
やっとけば、踏み抜いたりも無いだろうし、安心できますね。
物置から、家の畳の部屋の床に張ってあった杉の板を持ってきましたよ
でも、そうそう簡単にはいきません。
瓦の下の土と藁、もともとの野地板などをどうするか、どこに釘を打つか、など頭を抱える問題が次から次へと・・・・
土は、瓦が乗るのであまり取りたくは無いのですが、出っ張った部分は削りました
藁はけっこう丈夫だったし、藁と言うよりはムシロかな?、藁紐でくくってシート状になっていたので、素直にはとれず、カッターナイフで切ったりして除去。
問題はもともとの野地板ですが、すぐに取れるものもあるのですが、
当然ながら長いものもあって切らないといけません。
また、野地板を打ち付ける垂木は丸太の一部面を取ったもので、それほど太い訳ではないのです。
このため、旧い野地板を切り取った場合、残した野地板をまず打ち付ける必要があり、さらに新しい野地板を打ち付けようとすると、かなり窮屈な感じです。
強度的にどうなのかなぁ・・・・
いろいろ書きましたが、散々悩んだ挙句、今の野地板の上から打ち付けることにしました。
いや、、、こう書いてしまうと「そりゃそうだろ」となるのですが・・・
最初から割り切ってそうしてれば、確かにそうなんですが、こういった事実は「こうやろう」「あぁしよう」と思って行動を始めると、次々に問題点として立ちはだかるので、最初に全ての情報から判断して「こうだ」とは決められないんですねぇ~
板を張った後の写真です。
もうどこを踏んでも大丈夫。
このころには屋根の上の作業も慣れてきて、ほとんど恐怖を感じなくなってきました
不思議ですよね、、、あんなに怖かったのに