はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

裏山小屋 屋根の修理 6

2015年12月02日 23時37分47秒 | 古民家再生

さて、ちょっと間が開いてしまいましたが、「裏山小屋 屋根の修理 3」の続きです。

垂木を入れて、補強を完了したのですが、腐ってボロボロの野地板が気になる、という話でした。

野地板を張るか・・・

やっとけば、踏み抜いたりも無いだろうし、安心できますね。

物置から、家の畳の部屋の床に張ってあった杉の板を持ってきましたよ

でも、そうそう簡単にはいきません。

瓦の下の土と藁、もともとの野地板などをどうするか、どこに釘を打つか、など頭を抱える問題が次から次へと・・・・

土は、瓦が乗るのであまり取りたくは無いのですが、出っ張った部分は削りました

藁はけっこう丈夫だったし、藁と言うよりはムシロかな?、藁紐でくくってシート状になっていたので、素直にはとれず、カッターナイフで切ったりして除去。

問題はもともとの野地板ですが、すぐに取れるものもあるのですが、

当然ながら長いものもあって切らないといけません。

また、野地板を打ち付ける垂木は丸太の一部面を取ったもので、それほど太い訳ではないのです。

このため、旧い野地板を切り取った場合、残した野地板をまず打ち付ける必要があり、さらに新しい野地板を打ち付けようとすると、かなり窮屈な感じです。

強度的にどうなのかなぁ・・・・

いろいろ書きましたが、散々悩んだ挙句、今の野地板の上から打ち付けることにしました。

いや、、、こう書いてしまうと「そりゃそうだろ」となるのですが・・・

最初から割り切ってそうしてれば、確かにそうなんですが、こういった事実は「こうやろう」「あぁしよう」と思って行動を始めると、次々に問題点として立ちはだかるので、最初に全ての情報から判断して「こうだ」とは決められないんですねぇ~

 

板を張った後の写真です。

もうどこを踏んでも大丈夫。

このころには屋根の上の作業も慣れてきて、ほとんど恐怖を感じなくなってきました

不思議ですよね、、、あんなに怖かったのに


裏山小屋 屋根の修理 5

2015年12月02日 00時02分59秒 | 古民家再生

差し込んだ垂木と軒桁の隙間を埋めるには、とりあえず垂木を持ち上げる必要があります。

竹を切ってきて、つっかえ棒にしました~ 

さてさて、これからどうするか・・・

いろいろ考えましたが、考えているだけで時間が経って行くので、もう「エイッ」とやっつけ仕事でやってしまいました

 

まず柱に角材を打ち付けて固定します。

その上に角材を載せたうえで、軒桁に固定しました。

で、竹のつっかえ棒を外して、垂木を補強した角材に載せれば、完了です

ホントにこんなんでいいのかどうかは分かりませんが、とりあえず機能は果たしていますので、ひとまずヨシとしましょう