はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

TZR エンジンがバラバラに!!・・・O/H中です。4 

2016年10月20日 23時33分33秒 | TZR250SPR(3XVC)

クランクケースと

シリンダーです。

シリンダーは、使っているうちにすり減ってしまうものなのですが、もう新品が手に入らないらしく・・・

どうなってるのかヒヤヒヤものでしたが・・・

どこを測っても規定内に収まっていたようで、良かった良かった

ピストンは・・・汚れ方が左右で全然違う。

裏側は写真の通り左側のがキレイですが・・・

ひっくり返してヘッドの頭(ヘッドの頭って、、、日本語に直すと頭の頭ですね・・・)を見ると、左が汚れてるんですね~

プラグが外れかけてたのが影響してるのか??

 

ギアも一見したところ異常は無さそう。

ただオイルに浸かっているはずのシャフト類が錆びてる、ということで、もっとこまめにオイル交換した方が良かったということです

1年に一回交換してたんですが、2回くらいしないとダメということか・・・

クラッチのシャフトも錆びてます。

 

ウォーターポンプ。

シャフトはまだ使えそうですが、微妙にガタがあるようで、交換するかどうか悩ましいところ。

後からすぐに交換できるものは、特に今やらなくてもいいのですが・・・

でも壊れる前に交換が必要なので、覚えとかないと。。。

ウォーターポンプ周りでは、冷却水がエンジン内に入ったりすると大変なことになるらしく、その辺りのリスクを考慮しつつ、ですね。

もし、再度エンジンを降ろさないと交換できないようなパーツで、交換するかしないか悩むのがあったら、思い切って交換するように頼んでおきました。

 

キャブレターです。

TZRは2気筒なのでキャブは2個ありますが、SPRの場合はその2個の形が全く違います・・・

1個はこんなの。

もう一個は長くて変な形をしてます。

設定なんかももう片方と違うらしく、えらくシビアに作ってあるんだなぁ~という印象です。

キャブから配線がたくさん出ていて、いろんなところで電子制御されています。

当時のレースの最高峰はGP500と言ってましたっけ・・・

クルマで言うF1に当たるのは、2ストロークのバイクの500ccのクラスでした。

当時のヤマハのレーステクノロジーは市販車に反映されている訳ですが・・・

その最高技術の粋が凝縮されているのは、250ccの2ストのバイクです

そういう意味で納得です。