クランクケースと
シリンダーです。
シリンダーは、使っているうちにすり減ってしまうものなのですが、もう新品が手に入らないらしく・・・
どうなってるのかヒヤヒヤものでしたが・・・
どこを測っても規定内に収まっていたようで、良かった良かった
ピストンは・・・汚れ方が左右で全然違う。
裏側は写真の通り左側のがキレイですが・・・
ひっくり返してヘッドの頭(ヘッドの頭って、、、日本語に直すと頭の頭ですね・・・)を見ると、左が汚れてるんですね~
プラグが外れかけてたのが影響してるのか??
ギアも一見したところ異常は無さそう。
ただオイルに浸かっているはずのシャフト類が錆びてる、ということで、もっとこまめにオイル交換した方が良かったということです
1年に一回交換してたんですが、2回くらいしないとダメということか・・・
クラッチのシャフトも錆びてます。
ウォーターポンプ。
シャフトはまだ使えそうですが、微妙にガタがあるようで、交換するかどうか悩ましいところ。
後からすぐに交換できるものは、特に今やらなくてもいいのですが・・・
でも壊れる前に交換が必要なので、覚えとかないと。。。
ウォーターポンプ周りでは、冷却水がエンジン内に入ったりすると大変なことになるらしく、その辺りのリスクを考慮しつつ、ですね。
もし、再度エンジンを降ろさないと交換できないようなパーツで、交換するかしないか悩むのがあったら、思い切って交換するように頼んでおきました。
キャブレターです。
TZRは2気筒なのでキャブは2個ありますが、SPRの場合はその2個の形が全く違います・・・
1個はこんなの。
もう一個は長くて変な形をしてます。
設定なんかももう片方と違うらしく、えらくシビアに作ってあるんだなぁ~という印象です。
キャブから配線がたくさん出ていて、いろんなところで電子制御されています。
当時のレースの最高峰はGP500と言ってましたっけ・・・
クルマで言うF1に当たるのは、2ストロークのバイクの500ccのクラスでした。
当時のヤマハのレーステクノロジーは市販車に反映されている訳ですが・・・
その最高技術の粋が凝縮されているのは、250ccの2ストのバイクです
そういう意味で納得です。