高野山から帰って来た翌々日。GWの最終日ですね。。。
また性懲りもなく山の中に走りに行きました。
里の農家の家の前を通った時に、前方に虫の群れがあるのが見えましたが、そのまま突破、、、したら・・・
虫が意外と大きくて、パシパシっとヘルメットや服に何匹かが当たりました
小さな蚊くらいのだと何とも思わないのですが、大きいとさすがに心穏やかではいられません
なんとなく「ミツバチかな、、、可哀想なことしたな・・・」
あとから考えると、当たった時の大きさ、里山という場所、群れてる密度、などから推測したのだと思います。
そして走ること3~4分くらい・・・
突然、太ももに痛みを感じました
ただムカデのようなパニックになるような痛烈な痛みではなく、採血のときの注射針に似た、穏やかな痛みというか・・・
「いてて。。。ミツバチかな・・?」
さっき虫に当たった時にそう思ったせいで、すぐに予想できました。
落ち着いてバイクを停めて、その場所を見ると・・・
何か付いてますね・・・
ピンボケですみません、やはりちょっと動揺してたんでしょうか。
体液らしきものまで見えますでしょうか
ミツバチなら針があるはず・・・
と思ってよく見ると、小さな針らしきものが・・・
「えっ!? こんなに小さいの?」
それなりに痛かったので、もっとデカいのを想像してましたが、想像以上に小さかった。
ニオイを嗅いでみると、アリをつぶした時のような甘い匂いがしました。
うむむ、、、ゴメン。
刺したりしなければもっと生きられたのに。
こんなボクのために、命を落とさせてしまった・・・
不思議とぶつかったり踏んづけたりして殺してしまったのよりも罪悪感が大きい
なんでかなぁ。。。
おそらく、ぶつかったのは事故だと割り切れるからかなぁ・・・
しばらく痛みを我慢していましたが、そのうち忘れました。
その日は患部が赤く腫れて、まだちょっと痛い。
翌日は無性にカユくなってきました
そして我慢できずにボリボリ掻いてしまいました・・・
その結果・・・
赤い部分が大きく広がってしまいました・・・
ただ、その翌日はもう痒みも無く、今は濃い赤い部分が黒っぽくなって、ほぼ治ってますね。
昔から、ミツバチは刺すと針を残して死ぬ、という知識はありましたが、半世紀かかってやっと事実であることが確認できました。
一匹の命と引き換えに・・・