やまのせ？

本日地域の集まりがありました。自治会の前年度の報告と新任役員の選出がメインなのですが、その前に「やまのせ（だったと思う。いま一つ自信がない）」という行事がありました。

他の班は家の前の溝の掃除をしたりするらしいのですが、うちの班は違いました。

何をするのか訳がわからず言われるがままに付いて行きます。

裏山に抜ける細い道を入っていくと、少し開けた場所があり、真ん中にこんもりとした山があって、中心部に竹が生えていました。

どうやらあたり一面に敷き詰められている落ち葉を山に集めて燃やすようです。
作業していると、お年を召した方が丁寧に教えてくださいました。

この場所は「山の子」様が祭られている場所。昔は集会所に集まってその地域で採れたお米や雑穀でご飯を炊きみんなで食べたそう。子供たちはそのまま集会所で一夜を明かし、炊いたご飯で弁当を作って持っていったのだということです。

現在は煩わしくなったり予算の問題があったりして、今のように形になったのです。うちの班だけは山の子様が班内の土地にあるので、ここの清掃を担当しているのです。

ラッキーです！！　山の子様のお守りなんてやろうと思っても滅多にできませんぜ、だんな。
ちなみに山の子様は女人禁制。自分の都合が悪いからと言ってヨメを代理に行かせると、公民館のお手伝いになります。

ついでに、山の子様の辺りに落ちている芝や木の枝はもらっていっていいそうです。　ラッキー！！