はるにわ日記

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物置屋根の修理

2017年03月28日 00時40分45秒 | 古民家再生

ヨメが、「物置の屋根から針金が垂れ下がってるので見て」というので、見に行きました。

瓦を固定?している青い針金が、垂れ下がっています

 ←写真はある程度修補した後です。

青い針金を固定しているのは、瓦の下から出ている針金。
この固定針金が腐って切れてしまい、青い針金がプランプランになってるんですね~
この固定針金を取り換えないといけないわけなのですが、では固定針金は瓦の下でどうなっているかというと・・・
瓦の下の土の中に消えていますね。。。。

旧い家の瓦の下には壁土のような土が敷いてあって、その上に瓦を載せて固定しています。

建築当初、柔らかいうちに針金を埋め込んで、瓦を載せているので、一旦固まってしまえば盤石です。

ただし、今回のように修理しようと思ったら、土を一旦取り除いて、水で溶いて柔らかくして再度載せて針金を通す必要があり大変。。。

なので今回は、別の方法を採ることにしました。

実は、瓦の上部には穴が開いていて、そこに針金を通して破風板に固定していたようなのです。
「ようなのです」というのは、破風板が無いので推定するしかないから

が、針金の先に錆びた釘の頭が付いていたので、まず間違いないと思います。

下の写真のように、土がむき出しで破風板はありません。

この横には便所があって繋がっていたのですが、壊してしまったので、中途半端な状態で残ってしまいました。


ここは前から気になっていたので、一緒に治してしまいます

破風板を取り付けて、瓦に通した針金(写真で輪っかになってる針金)を釘で破風板に固定します。

針金の先は瓦の下から外に出して、青い針金を固定するのに使用します。

まずは破風板を張るのですが・・・
垂木に釘で留めようとすると、野地板が出っ張っていて干渉するため、そのまま破風板を取り付けることが出来ません

まずはある程度厚みのある板?角棒?を垂木に取り付けて、その板に破風板を釘打ちすることにしました。

←まずは角棒取り付け

その上に、破風板を取り付けます。一応防腐塗料は塗っておきました。
で、破風板に瓦の下から伸びた針金を釘で固定します

完成!!

上の方も、青い針金を固定して完了!!

長年の懸案事項が解決して、ちょっとホッとしました。。。

いつかはやらないと。。。と、思っていたのでやっと肩の荷が下りた感じです。

しばらくは屋根も大丈夫でしょう



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