先日購入したお気に入りのスピーカー、エレコムのLBT-SPP300。
いろいろ聞き比べましたが、重低音が異様にブーストされた感じの高級機種と比較すると、コイツは低音は貧弱です。
でも、この大きさなりの締まった自然な低音と、澄んだ高音は、3千円台という値段からすると、なかなかのもんです
重さも意外とずっしりしていて、すっかりお気に入りとなっています・・・した
最近は、ドラムの練習で使うことが多かったのですが・・・
あろうことか、音の振動で動いたのか、棚から落っことしてしまいました
ウォークマンを有線で外部入力端子に繋いでいたのですが、この端子側を下にして落ちたらしく、端子が内部にめり込んでいます
中でカラカラ音がするので、何かが外れたか壊れたはず。
「ううむ、、、外部入力端子はもう使えないな。仕方ない、blietoothで接続して使うか」
いちいち接続するのが面倒だったので、コードを繋いで使っていたのです。。。
で、blietoothを接続すると・・・
音が出ない・・・
「なんで? AUX端子がダメになっただけじゃ・・・?」
おかしい、と言ったところで、出ないものは出ない。
この故障の状況から、とても治るとは思えませんが、とりあえずバラしてみることにしました。
前面の網を外します。はまっているだけです。
サイドの壁を外したいのですが、ネジがありませんね。。。
とりあえず目についたスピーカーのネジを外してみます。
そこから何か見えるかもしれません。
かなりの精度で取り付いていて、ゴムのパッキンらしきものもあり、なかなか外れませんでしたが、精密ドライバーでこじってなんとか浮いてきました。
配線がつながっているので、少し開いた隙間から覗いてみると、スピーカー室の向こうに壁があります。
←判りにくいですが、編み目模様が壁に写っています。
うむむ、、、スピーカーの穴からは手が入りませんね
なんとかサイドの壁を外すことにします。
ゴムのスポンジの緩衝材を外すとこんな感じ。
なんとなく、ツメのように見えますが。。。
拡大すると・・・
さらに拡大!!
ただ、どれだけ押さえても微動だにしません。ツメじゃないのか・・・?
どこで留まっているのか見当をつけるために、隙間に精密ドライバーを突っ込んでみました。
突っ込んで広げるたびにメキメキ言うので、接着されているのかな。。。?
調査の結果、ツメらしき部分の2ヶ所と、もう一つある三角形の頂点の部分の、計3ヵ所で留まっていると判明。
う~ん、どうするか。。。
ここは、このまま放置しても捨てるしかないし、ちからわざで打開することにしました
ツメが割れる、あるいは最悪サイドの壁が割れることは覚悟の上です。
金属の棒をツメらしきものに当てて、金づちでガンガン叩くと、バキッと音がしました。
やはりツメだったようで、サイドの壁が浮いてきています。
隙間をこじ開けて行って、三角の頂点部分はドライバーでこじって開けました。
こちらはツメなのか、オスメスになってるのかよくわかりませんが、とりあえず何かが折れて外れました。
最後の一か所。
なんとか折らずに外したら、やはりツメになってました。
折れたツメ。
中はこんな風です。
中からパーツがコロンと落ちてきました。
脇の小さな金属パーツが出てきた時点で、、、、修復はもうダメな感じです・・・
はんだツケしてありますね。
裏にもはんだの跡が。
このパーツ、どこに付いていたのか・・・
はんだが取れたか・・・
じーっと眺めていたら、ふと思いついて・・・
金属のパーツを黒パーツの穴にはめ込むと、ピッタリ収まりました~
この黒パーツが取り付いていたはずの場所です。
こちらも眺めていて
「おやっ?」
金属のパーツの形に見覚えが・・・
黒パーツに彫られた溝の形と一致します。
はめてみました。
すると・・・
電源が入った時の「プツッ」という音がしました。
(この機種、ジャックを差し込むと電源が入る仕組みになっていて、使用後は必ず抜く必要がありとても面倒。常時有線で使うような使用法は想定されていないみたいです・・・ しかもこの「プツッ」て音はスピーカーには良くないはず。気になる。。。)
すぐに切れてしまいましたが、これで固定できれば治る。。。そう確信しました
が、、、
半田付けをやったのは、はるか中学生の時以来で、かろうじて思い出せるくらい。
さらに、こんな狭い限られた空間内での作業は、とてもとても出来ません
うむむ、、、なんか、中途半端に治ることが分かってしまったので、捨てるに捨てられなくなってしまいました・・・
バンドのリーダーが、よくギター用の自作の装置を作っているので、ちょっと頼んでみようかなぁ。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます