はるにわ日記

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裏山小屋 屋根の修理 3

2015年11月22日 08時59分18秒 | 古民家再生

さて、やっと当初の屋根修理に入ります。

どうやって治すかですが・・・・・

正直あまり案がありません

まずやらないといけないのは、腐ってなくなってしまっている端っこの構造の部分をなんとかしないと。

次に、そこに板を張って蓋をして、あとは防水処理です。

防水処理は、もともと載ってた瓦が一列分無くなっていて、瓦を載せて元通りのオリジナルの姿にすることはもう出来ないので、亜鉛メッキの鉄板を買ってきて張ろうかと思っています。

素人でとても無理なのが、構造の部分ですね。

どうやったらいいのか、皆目見当がつかないというか、イメージできないというか、お手上げです

 ←写真の一番上の辺りに、勾配の向きの構造がごっそり無くなっています。

手前側の屋根はボロボロですが、向こう側の屋根はちゃんとしてるのでまっすぐになってますね。

上に登るとこんな風です。

ただし、瓦は一列分取り外してあります。

瓦の下は土壁と同じような固まった土があり、瓦の形に固まっているので、瓦を置くとピッタリはまります。

ただ作業上、この土も外さないといけないので、できるだけ崩さないように、順番を間違えないようにして剥がしていきました。

土の下からは藁が出てきます。

よく腐らないで何十年も残ってるもんですね・・・植物繊維の力、おそるべし・・・

 

ここの亜鉛鋼板を張って、瓦を載せて終わりにしようかと思っていたのですが、そう簡単には行きませんね・・・

大体鋼板をどこにどうやって固定すれば良いのか??

鋼板を張るのは良いが、勾配の上の端はどう処置する??

鋼板の上に瓦を載せたらスルスル滑って落ちるのではないか??

元々ある瓦の部分と新しく張る後半のインターフェースの部分を主として、いろんな疑問が頭に去来して、屋根の上で考え込む時間が長い・・・

瓦を外したらこんな土の塊が出てくる、とか、その下は藁でけっこう邪魔くさい(取り去るのにかなり苦労する)とか、腐ってる部分がけっこうひどいとか、当初想定していなかった事態が次々に現れるので、もともと綿密でない計画はことごとく外れてお手上げ状態に陥ってしまいます

でも、考え込んでいてもどうにもならないし、とりあえず何か手を動かして、無理やりにでも作業を先に進めることにしました

まず、この状態では、どこまで踏んでも良いか、全く判らなくて、このままでは作業できないと思ったので、3列目の瓦も外してみました。すると・・・

 ←写真を撮り忘れていて、これは構造材を渡した後の写真です・・・。

3列目の瓦の下に構造材が見えました。

ここまでは踏んでも良さそうです

とりあえず、適当な太さで適当な長さの棒を持ってきました。

これを屋根の峯の部分の構造材と柱の頭の部分に渡すのですが・・・

けっこうな重さの材料を持って、身を乗り出すような不安定な姿勢での作業となります。

落ちたら怖い恐怖と重さで、カチコチになりながらの作業です。

厚さは大体丁度良く、なんと、長さは微調整もせずにピッタリでした!!

固定のために、接している柱などに五寸釘を打ち込みます。

頂上の部分も含め2ヶ所くらいでなんとか留まりましたが、一番下の柱は腐っていて、釘がきかない状態・・・

まぁいいか・・・

よし、これに亜鉛鋼板を張って、瓦を戻して終わりにしよう

と、思ったのですが、ボロボロの板が気になってきました・・・

あと10年くらいはもういじりたくないし、上に鋼板を張るのでいいかもしれませんが、なんとなくなぁ・・・

腐りかけの端っこの部分で、なんとかもってる感じ。

一部穴も開いてるし・・・

う~ん、もうひと手間かけるか・・・

 

 



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