焙煎するたびに出来が違う。。。
網の振り方にムラがあるのかも・・・
と思って、焙煎機を作って、火までの距離と、かき混ぜ方を一定にしたけど、それでもダメ。。。
ガスコンロか・・・?
でもイワタニのちゃんとしたヤツですし、見ていても特にコンロに品質の問題があるとは思えません。
おそらくカセットコンロ特有の問題なのではないかと思われます。
つまり、ガスの残量や外気温によって、火力にムラが出るのではということです
焙煎でチャフ(細かい薄皮)が飛び散るため、家のガスコンロを使用するにはちょっと勇気がいります。
カセットコンロの使用がもはや避けられないとすると、火力のムラに付き合っていくほかはありません。
では、その対処法は・・・?
まずは敵を知るべし。
知らずして対抗策は取れません。
まずは、火力を客観的に把握するため、温度計を購入!!
火の強さに応じて、火力を調整したり、火までの距離を変えたりして、最適なところを探ります。
まずは焙煎機の網の位置を、最も火力の強い距離にセットすれば、あとは火力ツマミの調整で行けるはず
まずはデータ取りです。
焙煎機の網の上で測ると、160℃から200℃くらいでした。
風が吹くと温度が下がり、幅が出来ます。
寒いせいか、1ハゼがなかなか来ない。
16分くらいでやっとハゼはじめました。
やはり温度が低すぎるのか・・・、でも火力は全開・・・
外気温が低いのと、風が強いせいでしょうか。
ということで、次にガレージ内でやってみたところ、火力は全開より少し弱めで、230℃くらいで安定しました。
周囲の温度は14℃で、前回よりも気温自体は高い状況。
色づき具合から、ちょっと温度高いな、、、と思っていたら、6分30秒くらいで1ハゼが来てしまいました。
データ取得のため火力は弱めず、結局2ハゼは8分くらいで始まり、9分で焙煎終了。。。ちょっと早い
でもこの2回で大体200℃くらいが良いのではないか、という目星がつきました。
こうなってくると、 もっと高い精度で温度データが取りたいと思うのは人間の性でしょう
今は温度計を左手に持っているので、微妙に高さや位置が違ったりします。
また、右手で焙煎機を回しているので、両手が塞がった状態。
これをなんとか改善もしたい
「どうにかして温度計を固定できないか。。。」
と、考えだしたら、結局、焙煎機の再製作に行きついたのでした。。。