こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

七五三

2018年12月21日 12時05分00秒 | Weblog
写真が出来上がりました。初孫です。(メロメロ)
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思い返す

2018年12月21日 11時50分53秒 | Weblog
 人見知りする子供だった。相手が誰でもモジモジしてしまい、うまく喋れなかった。次に顔が赤らんで、友達によくからかわれた。
 大人になっても、顔が赤くなるのは、治らなかった。年長者や上司相手でもそうだが、女性を前にすると必ず赤面した。何か変なことを考えているように思われているのではと気になり、より一層赤面は酷くなった。
 そのせいで、青年時代は悲惨だった。男友達は何とか取り繕えるようになったものの、女性はどうしようもなかった。恋や愛など無縁で過ごした。といっても、女性の付き合いに憶病な分、片想いはよくした。憧れの女性のことを想うと赤面する自分が、情けなく恥ずかしくて堪らなかった。
「顔が赤くなるのは、純粋な証拠よ。それって、あなたが自慢していい個性だわ」
 そういったのは、ひと回り以上離れた女の子。その言葉に救われた。のちに彼女と結婚して三十年、でも赤面はいまも健在である。
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