こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

諦め返上記念日

2021年08月06日 07時59分58秒 | 日記
気持ちのいい爽やかすぎる朝を迎えた。
昨日の酷暑がウソみたい。
自宅から臨む景色も生き生きしているようだ。
あれ?蝉が玄関口に転がっている。
寿命を迎えたのだろうが、
それでも悔いなく燃え尽きた彼(?)なのだと考えたい。合掌。

昨日は熱い時間をさけて夕方に草刈りをやったが、
やっぱり暑くて途中でやめてしまった。
今日やっていれば、全部片付いていただろうな。
ところで昨日の草刈りで汗まみれになっていた時に携帯が鳴った。
(この忙しいときに)
歓迎しないはずの通話。
「K新聞の文化部の〇〇です」に(え?)
予想だにしていない内容を告げられた。
「月間賞に入選、おめでとうございます」(え?え?)
コロナ以来、滅多に書けなくなっていた。
別にコロナが影響したわけではなく、
加齢による視力の衰えが理由。
パソコンのモニター画面が見辛くなってしまったからだ。
なんとかかんとか仕上げても、
誤字脱字、余計な文字が入ったりと、
原稿以前の問題に、
自然とパソコンで文章入力を控えるようになってしまったのだ。
ブログでお茶を濁す日々に甘んじてしまっていた。
(年を取るとはこういうこと)と達観。
今や唯一の趣味というか、生きがいでもある執筆への諦めであった。
この間、
長男が帰郷した時、
コロナに翻弄され転職せざるを得なくなった息子のことを思うあまり、
彼の苦衷の日々を思う父親の心境をつづった。
モニター画面に目をくっつけるように、
久々の集中力を駆使して書き上げたものだった。
400字詰め原稿用紙7枚。くたくたになるほどの集中力を費やした。
その原稿が入選したのだ。
8月半ばに新聞紙面に掲載される。それもプロの画家による挿絵がつく。
その夜、
パソコンに向かっていた。
諦めるのはまだ早い。
いま老いつつある自分にできること、やれること、
それをやらなきゃ、なんの人生ぞ!
懐かしい燃え上がりようを感じた。

結果、すこし起床予定時間を寝過ごしてしまったのである。(反省)



コメント
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