こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

人権フィールドワークで奈良訪問

2023年10月14日 00時26分43秒 | 日記
加西市人権推進協議会の人権フィールドワークに参加。
奈良県御所市柏原の「水平社博物館」を訪れた。
人権のふるさと公園の前に建つ博物館を訪れるのは初めて。
ただ私には水平社運動の勉強をした青年期がある。
最初に参加した加古川のアマ劇団「くさび」がきっかけだった。
人権差別問題をテーマのオリジナル舞台「かべ・三部作」。
極度の人見知りを治したい私が飛び込んだ、
アマ劇団の舞台で本格的な役を頂いたことから、
脚本研究で人権差別に関する資料の検討に入った。
その時に知った水平社運動のあれこれ。
思い出しながら博物館の前に建つと感無量だった。
あの当時与えられたキャストの役作りに邁進したそして日々。
作り上げた差別を受ける側の「春市」という、
悲劇のヒロインの伯父役は私の当たり役になった。
10数回に及ぶ舞台と、
青年団の一員として、
県大会、全国大会と、
演劇の部で「かべ」の舞台に立つ機会を得たのである。
そして栄えある栄冠も。
しかも「サンテレビ」での舞台中継。
そのプロデューサから褒められた「春市」役。
もう記憶のかなたに去りつつあった思い出を蘇らせてくれた「水平社博物館」
加西市人権推進課の企画に感謝するばかりである。
たしかそのプロセスを描いた小説が、
「のじぎく文芸賞」に選ばれたのも、懐かしく思い出す。

青春は遠くなり過ぎた今、
人権ふるさと公園の研修見学で、
山の頂きにある神社に通じる、
80段ほどの石段を手すりにすがり、
よろよろと登り付いたつねじいさんだった。(あ~ああ~!笑)
コメント
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