老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1093;白い一日

2019-05-05 14:43:43 | 歌は世につれ・・・・
白い一日 井上陽水

白い一日  小椋佳作詞/井上陽水作曲

真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず
かといって触れもせず
そんなふうに君の周りで
僕の一日が過ぎてゆく



ブログ862で 白い一日を書いた。
真っ白な陶磁器を手に取り眺めても
模様や色が描かれている訳でもないのに
長い時間眺めていても飽きもせずにいる。

白い陶磁器
家具のニトリで、真っ白なティーカップを手にした。
ティーカップに紅茶や、好きな牛乳を注ぎ、
飲みながらのんびりと時間(とき)を過ごしている。

真っ白なキャンバスに何を描くのか、心のなかで模様を映し出してみる。
真っ白な陶磁器を飽きもせずに眺めているように見えても、
悶々とした気持ちを静めさせてくれる。

真っ白な湯呑み茶碗も探し求めたい、と思っている自分。
真っ白な色は、純粋無垢であり、赤ちゃんの小さな手をイメージしてしまう。
汚れのない真っ白な陶磁器は、苦悩にある心を癒す。
真っ白な色は、悲哀(かなしみ) を表現している、そんな気がする。