雨が無くキノコ採りは諦め、鳳凰三山へ登山。
土曜日は雨の予報であったので、天気の良い11日に青木鉱泉1100mからドンドコ沢を上り、地蔵岳2764mから最高峰の観音岳2840mを経て薬師岳2780mまで行き、翌日は欲張って「辻山-大馴鹿峠-千頭星山-御所山」経由で青木鉱泉へ戻るコースを計画した。
南精進ヶ滝、鳳凰ノ滝、白糸ノ滝、五色ノ滝と素晴らしい滝が連続し、苦しい登りの励みとなる。殊に最後の五色ノ滝は滝壷まで近づくことが出来、その景観に圧倒され言葉を失う。脇の岩壁にはオオビランジの濃いピンクの花も数多く見られた。登山道にもどり、小一時間ほど汗をかくと、ヤナギランの群生を分けて、左岸の林の中にある鳳凰小屋へと着く。沢岸に飛び出た時から窺えた地蔵岳はもう見えない。ここから地蔵岳までは、急登の連続をこなしたばかりの足に更に拍車をかけるきつさであった!殊に樹林を抜けてオベリスクの基部まで続く白砂の道はザクザクとして容易に高度を稼がせてくれない。このコースを下りに使う所以であろう。賽ノ河原から地蔵群の先に望む甲斐駒ケ岳、更に歩を進めた赤抜ヶ沢ノ頭からは北岳から農鳥岳へと続く3,000mの尾根、更に地蔵岳のオベリスクと景観は申し分なく観音岳まで続く。タカネビランジやホウオウシャジンといった高名な花々が多く見られるのもこの間である。観音岳から薬師岳までは起伏の少ない快適な道である。薬師岳手前では富士山が綺麗に見えた。小屋の宿泊客は30名ほどであった。翌朝、外は霧雨と風であったので、御座石のある中道を下山。雨具のお世話になる前に車に辿り着き、慈雨の中、お昼前には帰宅と相成った。

上左から南精進ヶ滝、鳳凰ノ滝、白糸ノ滝(地が震える位の水勢)、五色ノ滝(落差もスケールもでかい)

賽ノ河原から甲斐駒ケ岳を望む
◇今回のコースタイム
9/11:青木鉱泉5:58-南精進ヶ滝7:35-鳳凰ノ滝8:13-白糸ノ滝8:46-五色ノ滝9:25-鳳凰小屋10:13-地蔵岳11:20
-赤抜沢ノ頭11:35-観音岳12:40-薬師岳13:10-薬師岳小屋13:34 (7時間36分)
9/12:薬師岳小屋6:03-御座石6:38-林道出合8:00-青木鉱泉8:23 (2時間20分)
※全ての滝を近くで見るには結構時間を費やすので考慮が必要。
土曜日は雨の予報であったので、天気の良い11日に青木鉱泉1100mからドンドコ沢を上り、地蔵岳2764mから最高峰の観音岳2840mを経て薬師岳2780mまで行き、翌日は欲張って「辻山-大馴鹿峠-千頭星山-御所山」経由で青木鉱泉へ戻るコースを計画した。
南精進ヶ滝、鳳凰ノ滝、白糸ノ滝、五色ノ滝と素晴らしい滝が連続し、苦しい登りの励みとなる。殊に最後の五色ノ滝は滝壷まで近づくことが出来、その景観に圧倒され言葉を失う。脇の岩壁にはオオビランジの濃いピンクの花も数多く見られた。登山道にもどり、小一時間ほど汗をかくと、ヤナギランの群生を分けて、左岸の林の中にある鳳凰小屋へと着く。沢岸に飛び出た時から窺えた地蔵岳はもう見えない。ここから地蔵岳までは、急登の連続をこなしたばかりの足に更に拍車をかけるきつさであった!殊に樹林を抜けてオベリスクの基部まで続く白砂の道はザクザクとして容易に高度を稼がせてくれない。このコースを下りに使う所以であろう。賽ノ河原から地蔵群の先に望む甲斐駒ケ岳、更に歩を進めた赤抜ヶ沢ノ頭からは北岳から農鳥岳へと続く3,000mの尾根、更に地蔵岳のオベリスクと景観は申し分なく観音岳まで続く。タカネビランジやホウオウシャジンといった高名な花々が多く見られるのもこの間である。観音岳から薬師岳までは起伏の少ない快適な道である。薬師岳手前では富士山が綺麗に見えた。小屋の宿泊客は30名ほどであった。翌朝、外は霧雨と風であったので、御座石のある中道を下山。雨具のお世話になる前に車に辿り着き、慈雨の中、お昼前には帰宅と相成った。




上左から南精進ヶ滝、鳳凰ノ滝、白糸ノ滝(地が震える位の水勢)、五色ノ滝(落差もスケールもでかい)

賽ノ河原から甲斐駒ケ岳を望む
◇今回のコースタイム
9/11:青木鉱泉5:58-南精進ヶ滝7:35-鳳凰ノ滝8:13-白糸ノ滝8:46-五色ノ滝9:25-鳳凰小屋10:13-地蔵岳11:20
-赤抜沢ノ頭11:35-観音岳12:40-薬師岳13:10-薬師岳小屋13:34 (7時間36分)
9/12:薬師岳小屋6:03-御座石6:38-林道出合8:00-青木鉱泉8:23 (2時間20分)
※全ての滝を近くで見るには結構時間を費やすので考慮が必要。