HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ワルツィング・マチルダ

2008年11月04日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(小3)
先週、「ケンタッキーの我が家」を仕上げてくるのが宿題だったので、その次の曲「ワルツィング・マチルダ」も「できたらやっておいて」と言われていました。。
「ケンタッキーの我が家」が終わって丸をもらった後、「ワルツィング・マチルダ」を弾いてもらったら、伴奏の和音がいっぱいで難しいのに、Y子ちゃんは1週間で完璧に、それもすごい速さで弾いてきていて、驚きました。
「ワルツィング・マチルダ」は、オーストラリアの民謡です。「第二の国家」とまで言われるほど親しまれたメロディーは、ゆったりと懐かしい感じで歌われるのが主流なのでしょう。
けれどY子ちゃんの元気いっぱいの弾き方も、それはそれで面白かったし、以前に私は、オーストラリアの人たちが輪になって、はずむようなテンポで踊りながら「ワルツィング・マチルダ」を歌っている場面に遭遇したことがあります。
今日はY子ちゃんの演奏で その時の歌を思い出したし、イメージがふくらんだので、ちょっとテンポを変化させたりブレイク(小休止)を挟んだりして、面白く弾けるようなアレンジを思いついて、弾いてみることとなりました。
音楽というのは、決まったスタイルやテンポだけではなく、弾く人や場面などでいろんな工夫ができるもの。
「先生」が「生徒」の演奏から、イメージやアレンジを誘発されることも普通によく起こります。
こうして、同じテキストでも一人一人、自分らしい演奏を積み重ねていく子どもたちを見ているのは、とても楽しいです。

T&Tきょうだい、成長しました

2008年11月04日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1)
「こねこと小鳥」という曲を練習しています。
右手と左手が『掛け合い』になっていて、おもしろい演奏効果がある曲ですが、実はけっこう難しい曲だと思います。
Tちゃんは、それでもイヤとも言わずがんばっているので、感心だなあと思います。
「バーナム」の『ルーレット』で、ずっと前にやった、忘れていたような曲が当たっても、あっさり譜を見て弾いているのは、読譜力がずいぶん定着している証拠。
Tちゃん、なにげにずいぶん実力をつけているのです。

Tくん(小3)
最近のTくんはすごい。
テキストを意欲的にどんどん進め、バーナムも次々と征服して、今日はなんと、ピンクのバーナム(2冊目の本)の「グループ2」から、10曲を弾いてしまいました。
もう、ピアノでは『先輩』の、妹のTちゃんを追い抜きました。
そして今日は、先週約束していた、彼の「オリジナル曲」というのを、カセットに録音しました。
「めっちゃ緊張する~」と言いながら弾いたその曲は、バーナムのように、細かい音のフレーズが次々転調して上がっていくものです。
しかしバーナムよりずっと、生き生きしてすてきに弾けていました。
こうやって、オリジナル曲を作ってくれるというのは、先生としてもすごく嬉しいことです。
Tくん、また新しい曲を作ったら、録音しようね。
先週も今週も、お母さんの送り迎えなしに 二人だけでピアノに来て二人だけで帰っているT&Tきょうだい。
成長したなあ・・・