HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ピアノたくさん弾いたよ♪

2008年11月26日 | レッスン日記(小中高生)
Rくん(小2)
6月に入門してから これまで半年近く、ピアノ弾かない、練習やらない、宿題いらない、積み木やっていい?・・・みたいな感じで来たRくん。
「何しにきてるんだか」と疑問に思いながら、毎週、ピアノは1回か2回しか弾かず、カスタのリズムをやったりノートの問題をやったり、世間話につきあったりと、あまり「中身の濃いレッスン」とは言えない時間を過ごしてきました。

こんなんじゃ、お母さんも「?」と思ってるんじゃないかなあ、と感じながら、それでも、「せいては事をし損じる」と心の中で繰り返しつつ、長期戦を覚悟して観察してきました。

うちの教室の、他の子どもたちは皆、「ピアノが好き!」「音楽はすてき!」「歌いたい!」「アンサンブルやりたい!」という『熱血漢』ばかりで、体からは熱気がポッポと発散されているのですが、その中にあって一人、体温が低いなあ、と思うRくんでした。

ところが、先週「バーナム」を始めてから、Rくんの体の中に 小さな「種火」がともったんじゃないか?! という、温度を感じ始めました。 
今までと違って目がちゃんとピアノに向いているし、今日は「もうひとつ弾いてみる?」という先生の問いに「うん、いいよ」とカジュアルに答え、なんと まさかの10曲も弾いたのです!! \(^O^)/やった~♪♪♪

なかなかうまく点火できなかったたき火に、ようやく種火がついたかも♪
これから少しずつ細い枝~太い薪と 燃料を加えていったら、だんだん燃え始めていけるかな、みたいな瞬間です。

大人も成長できる

2008年11月26日 | レッスン日記(小中高生)
Mさん(大人)
バッハの小前奏曲集からト短調、そしてモーツァルトのソナタK545(ケッヘル545番、あのよく知られたソナタです)を練習しています。

モーツァルトは、すでに第1楽章・第2楽章をクリアして、第3楽章「ロンド」の練習に入りました。
「まだ最初の方だけしかやってみていませんけど、間違いがないかどうか見ていただいておかないと・・・わたくし間違って練習してしまうと、もう直りませんから」
と言うMさん。とてもよく予習・復習をしているので、もし間違った譜読みなどをしてしまうと、それがしっかり身についてしまって、なかなか直せないことに。
大丈夫、今日はちゃんと正しく弾けていますよ。
それに、以前は時々不安定になったりした リズムの方も、きちんとできています。
長くレッスンしていて、本当にリズムがよくなったと実感しています。
手も柔らかくなって オクターブや広い範囲の和音も、いつの間にか楽々弾けるようになっているのも、嬉しい驚きです。

大人になっても、人は限りなく成長していけるのだ、ということを実証してくれているMさんです。