HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

クリスマス曲集 -Kちゃん-

2008年11月13日 | レッスン日記(小中高生)

去年あげたクリスマス曲集から、「サンタが街にやってくる」が宿題になっていました。

Kちゃん(小6)の楽器はエレクトーン。コードネームのついた、クリスマスの曲集は、まさにエレクトーンにうってつけです♪

2ビートの伴奏をつけて、コードもなめらかに引き分け、さすがの演奏だったので、今日はこれに少しずつ色をつけていきます。

先生:「オートリズム使おうね。『ビッグバンド』のスイングで」

Kちゃん:「最初はフィルインから始める?」

先生:「そうだね、そうしよう」

エレクトーンの扱いに ずいぶん慣れているKちゃん、さっそく右足のフットスイッチを使って、リズムのイントロを作り、演奏を始めます。Kちゃんのタッチは軽快で、ポップスにぴったりの弾き方!いいねー♪

これ、実は『音符をあまりよく読まない』Kちゃんのクセが、ポップスというジャンルには幸いしてるんだ、とヒバリ先生は内心思った。大きな声じゃ言えないけど。

もうひとつ、Kちゃんの演奏を聞いて「いいね!」と思ったこと・・・先日のY子ちゃんもそうだったけど、Kちゃんも、いったん弾き始めたら、決して途中で止めたり弾き直したりしないのです。間違えそうになっても、なんとか補ったりアドリブしたりして、とにかく止まらず最後まで弾ききる。アッパレだ!\(^O^)/

また、Kちゃんは「フィルインも入れた方がいいかな」と、曲の節目節目の、ちょうどジャストミート!というタイミングで、リズムのフィルインを投入しながら、ごきげんに「サンタ~」を弾きました。

私はいつもみんなに、「止まらないように」という姿勢は伝えていますが、こうして 新しい曲で、何も注意を与えていない時に、生徒みずから実践してくれたり、また、フィルインの投入なども自然に使いこなしてくれたりすると、「ああ、身についているんだ」と、驚かされたり感動したり、です。

Kちゃんにとってコード弾きは、水を得た魚のように慣れたもの。「サンタ」の後、「赤鼻のトナカイ」も 同じように弾いてみました。今度はサビの部分で、リズムを4ビートにして、よりジャズっぽく演出しました。いくらでも弾けるので、次回は「ジングルベル」もやろう、ということにしました。なんか急に、大人っぽく、音楽人、という感じになってきたKちゃんです。

※HP「ピアノのすすめ」の「音楽のツボ」ページに、音楽と時間芸術について書きましたので、下のURLをクリックしてお読みください。

http://www.hpmix.com/home/hibari/


クリスマス曲集 -M2ちゃん-

2008年11月13日 | レッスン日記(小中高生)
ピアノを習い始めて、2度目の冬を迎えるM2ちゃん(小3)。
去年のクリスマス時期は、入門したばかりでまだピアノもお家にきていなくて、という頃だったので、ドレミを覚えたり音符を書いたり、ということを一生懸命やったいたのでした。
今年初めて、「クリスマス曲集」をもらったM2ちゃんです。
「これにする」と選んだ曲は「もろびとこぞりて」。
耳にする機会の多い賛美歌なので、子どもたちもたいてい知っているようです。
「音符が難しいよ~」
と言いながらも、やってみると右手は音階が下降してきているだけだし、左手はバーナムでさんざんやっている、ドミソ・ドファラ・シレソの和音で弾けるようになっていて、思ったよりも簡単!
M2ちゃんもそのことに気づいたようです。
「あっ、バーナムとおんなじ伴奏だ。ラッキー!M、いい曲選んだんだなー♪」
と言いながら、何度も何度も繰り返し、練習しています。
ちょっとでも間違えると、
「やだ!完璧に弾きたい」と言って、最初からやり直すのです。
M2ちゃんの弾くピアノの音は、力強くてよく響きます。
間違いを恐れず、力いっぱい弾いていて、とってもいいな、と思いました。
来週は、完璧に弾けるようになっているでしょう。

山下達郎 クリスマス・イブ

2008年11月13日 | レッスン日記(小中高生)
Tさん(大人)
今年のクリスマスコンサートには、3年前エレクトーンを始めたときからの憧れ、山下達郎の「クリスマス・イブ」を弾くことになり、がんばって練習しています。
曲は大体できあがり、後はいろいろな音をメモリーしたレジストレーションを瞬時に使い分け、リズムを入れたり右足のフットスイッチを切り替えたり、ということに慣れなければいけません。
熱心なTさんは、「先生のエレクトーンを覚えるために」と、椅子の上にのぼってエレクトーンの鍵盤を写メで撮影する徹底ぶり。(そんなもの役に立つのか?)
Tさんは「ハイ!役にたつんです」と自信満々でしたが。

さて、今日は久しぶり(1年ぶり)に、Tさんの愛犬(愛娘)ミニチュア・ダックスのメイちゃんがお供してきました。
1年前と違うことは、うちには猫のジルがいること。
大丈夫かな?と 私たち二人が緊張しながら廊下の入り口をそうっと開いたところ、猫のジルはびっくりして 素早く階段の上に避難し、安全な場所から目をまん丸にしてメイちゃんを凝視している一方、メイちゃんの方はジルの存在を一切気にせず、嬉しさ炸裂で部屋へ突入。すごい勢いでレッスン室を通り越してキッチンへダッシュ、ジルの食べ残しのキャットフードを嬉しそうにカリカリ食べていました。(^◇^)
その後は、部屋のあちこちを探検して歩くメイちゃんのあとを ぴったりついて歩くジルの姿が。
たぶんこの二名の間に、今後も大きな争いは起こらなさそう。。。