HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

下北沢駅前 ストリート・ライブ

2010年05月06日 | 下北沢いろいろ
「東京インターナショナル・タップ・フェスティバル」を観て、気持ちよく下北沢まで帰ってきたのは、夜の9時半ごろ。

この時間になると、北口のみずほ銀行前には、ストリートミュジシャンの若者たちがいて、演奏をしていることが多いです。
今日は、フィドル、ギター、アコーディオンなどを使った、カントリー系というかアイリッシュ系というか、どちらかというとマニア系なバンドが演奏していました。
そしてヒバリは、そういう音楽が好きなのであった(^◇^)

どうも最近では、ここ「下北沢北口・みずほ銀行前」は、こういうアコースティック・トラディショナル系のミュージシャンのメッカになりつつあるような気がする・・・ いいことだ。

東京インターナショナル・タップ・フェスティバル

2010年05月06日 | いろんな楽器
小田急線の参宮橋にある、国立オリンピック記念青少年総合センターの大ホールで、「東京インターナショナル・タップ・フェスティバル」が開かれたので、友人と二人で、夕方から出かけました。

参宮橋は、下北沢から新宿に向かって4駅です。
友人と下北沢で待ち合わせ、「時間がないし、食事する暇ないから、簡単にお茶してこうね♪」と 駅近くの「ラ・パレット」に入り、お気に入りの美味しいポット・ティーと、スコーン&サンドウィッチ&ケーキと3段重ねの「アフタヌーン・ティー・セット」を注文して すっかりごきげんでおしゃべりに邁進。
ハッと気がついたら、もう開場10分前だ
やっぱりこうなったか・・・
でも大丈夫。ちゃんと、座席指定券持ってるんだもんね。開演にさえ間に合えばいいのさ。
急いで電車に乗り、会場に着いたら ちょうど開演15分前、いい時間でしたわ。

「東京インターナショナル・タップ・フェスティバル」は、現在、日本で活躍している若手のタップダンサーを中心に、海外からもトップアーティストを招聘しての バリバリごきげんなステージでした。

タップというと、ステッキを持ったりシルクハットをかぶったりして、ブロードウェイ・ミュージカルみたいに舞い踊るダンスを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、現代のタップは、ストリートミュージックや、グルーヴ感あふれるビートの利いた音楽や、ラテン・アフロっぽい音楽などに合う、ダンスというより 体を使ったパーカッション演奏、といった方がよいスタイルのものがいっぱいあります。
そして、私の好きなのは、そういうタイプのタップなのです。

若い男性ダンサーの ノリノリのソロもかっこよかったし、ぴちぴちギャルダンサーの、躍動感あふれる群舞も迫力すごかったけど、いちばん圧倒されたのは、アメリカからゲストできて、ソロダンスをみせてくれたダイアンさんでした。
彼女は、年齢60代くらいじゃないかと思う・・・
黒人系のおばさんで、すっごく太ってて、まるで往年のジャズ歌手 サラ・ボーンみたいな雰囲気。
全然、タップダンスをやるなんて思えないルックスなんだけど、彼女のタップといったら・・・

もう若くはないし、飛んだり跳ねたりなんかしない。
スピードがあるわけでもないし、派手なアクションもない。
ゆったりしたジャズの曲に合わせて、落ち着いたステップが流れていく。
ものすごく太ってるし、美人ってわけでもないし、スパンコールのついた黒いチュニックは、特に目立ってるわけでもない。
それなのに、彼女のパフォーマンスは、吸い込まれるように説得力があって、優雅で、セクシーで、すご~く魅力的だったのだ。

フェスティバルが終わって外に出ると、同行した友人も やはり同じ印象を持ったことがわかりました。
「すごいよねー、ダイアンさん
「色気あったね~
「どこが違うんだろね~
二人で考えたけど、よくわからなかった。
ただ、かっこよくて色気があった、ってことだけは明白だった。

ダイアンさんの魅力の分析は、ついにできなかったけど、「うちらもあんなふうな、かっこいいばーちゃんになりたいね~」という目標を胸にきざみながら 解散した我らでありました・・・

今日は山登りだった

2010年05月06日 | レッスン日記(小中高生)
M2ちゃん(小5):
いつも時間より早めに来るM2ちゃんが、今日はなかなか現れません。
先週はGWで、レッスンお休みになってたから、長いお休みで 来るの忘れちゃったのかな・・・と思って、電話してみたけど、留守電だ・・
やっぱり忘れちゃったのか と思って受話器を置いたら、その直後にM2ちゃんから電話がかかってきました。
「今日ね、遠足で、高尾山に行ってたの! 今帰ってきたから、遅くなっちゃった」
ああ、そうだったのか。
「高尾山に登ってきたんだ! それじゃ、疲れてるんじゃない? 今日じゃなくて、他の日にレッスン振り替えてもいいよ?」
「うーん・・・」
「じゃ、ママと相談してみたら?」
「はい」
こう言って電話を切りましたが、すぐまたM2ちゃんから電話がかかり、やっぱり今日レッスンに来る、ということになりました。

しばらくして、Mちゃんは 今日一日で日焼けした顔に うっすら汗をうかべて、元気にやってきました。
「ご苦労さんだね。山のてっぺんまで登ってきたのにね」
「うん、でも平気!」
朝6時頃から、支度して出かけたという 山登り遠足を終えての夕方。
気分がハイだから、本人は気づかなくても、きっと疲れているはず。
頭が疲れる難しい譜読みや、じっくり考える表現などには、集中が難しいかと思います。
そこで今日は、遠足で膨らんだ気分のまま元気に弾けるよう、連弾「ハイスクール・ミュージカル」にしぼってレッスンすることにしました。
イントロからAメロのところは、もうすでによくできているので、続きのBメロ、M2ちゃんが中心となってメロディーを弾く部分を練習しました。

最初は、右手メロディーに、ちょっとした重音を重ねて・・・と考え、そのようなアレンジで練習したのですが、弾いているうちに、ここは両手そろえて、ユニゾンで弾いた方が迫力が出ていいんじゃないか、と思えてきました。
「M2ちゃん、ここ、両手で弾くの、どう?難しいかな?」
と M2ちゃんに提案してみると、M2ちゃんは試しに弾いてみて、
「大丈夫、できると思う」と請け合ってくれました。
「そう? じゃ悪いけど、ここ、両手にしてよね。じゃ、はじめからやってみよう」
そこで、先生が、相方Y子ちゃんの代わりに伴奏を弾き、M2ちゃんのパートと一緒に合わせてみました。
「いいね!やっぱり、両手の方がずっと迫力出てる!じゃ、両手ってことに決めよう」
「うん!おうちに帰って、ママに聞かせてあげようっと
M2ちゃんは、まだ指示されていない続きの部分まで、両手で弾いてみています。
「それ、いいじゃない? じゃ、そこも両手で練習しておいてよ」
「うん、わかった!」
今日は、「ハイスクール・ミュージカル」が大きく一歩進んで、形ができてきました

じゃ、M2ちゃん、今日は一日、がんばったね。
あとは、おうちに帰ってゆっくり休みなさいね