HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

涙そうそう

2010年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(小5):
必修課題の「バーナム」や「ブルクミュラー」をしっかりやっているY子ちゃんですが、それと並行して、「コード演奏」や「アレンジ」という、いわゆる「ポピュラー奏法」も勉強しています。
ヒバリ教室では、どの子も 大なり小なり、この「コード&アレンジ」は学んでいます。
音楽には、ぜひともこのテクが必要ですから。(とヒバリ先生は確信している)

さて、今、Y子ちゃんは 7月に「下北沢音楽祭」に学校から出演して歌った「涙(なだ)そうそう」のピアノアレンジに取り組んでいます。
音楽祭のときは、子どもたちの合唱&ピアノ伴奏だったので、Y子ちゃんはそのピアノ伴奏譜を持っているのだとか。
けれども、伴奏譜にはメロディーがありません。
だから、それを弾いてみても歌がなくてつまらないのです。
Y子ちゃんは、自分一人でも この曲を楽しんで演奏してみたい、と言うのでした。

そこで先生は、楽譜にコードネームを書いてあげました。
それを見ながら、また、下の方のピアノ譜を見て 伴奏形やメロディーのハーモニーなどを参考にしつつ、ピアノソロとして弾いてみよう、という寸法です。
前奏は、ピアノ楽譜をそのまま利用すればいいですね。
歌が始まったら、メロディーは右手で弾き、左手はコードで弾きましょう。
初めのうちは コードを和音でジャーン・・・と弾けばいいけど、慣れてきたら、分散和音やアルペジオにして、もともとのオリジナルの雰囲気を再現できるように考えてみましょう。

こうして今日が3回目ぐらいの「涙そうそう」のレッスンです。
Y子ちゃんの演奏は、だいぶオリジナルの雰囲気に近づいてきました。
合唱アレンジの楽譜には、中間にピアノソロの間奏がついています。
Y子ちゃんは、「この部分も全部弾きたい」というので、来週はこれをつけて、全体まとめて仕上げるようにしよう、ということになりました。
沖縄らしい「涙そうそう」、さて、Y子ちゃんはどんな風に仕上げてくれるでしょうか

ハモプリ9月の練習

2010年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
美人4人のボーカル+ヒバリ(ピアノ)のコーラスユニット「ハモカミ・プリンセス」略してハモプリ。
今年度はボーカルの一人が都合により休部中ですが、あとのメンバーで キャピキャピと練習しております。
今年は、秋のハロウィーンコンサートで「クローズ・トゥ・ユー(遙かなる影)」と「オー!プリティ・ウーマン」を発表するので、それをマスターするためがんばっています。

8月は練習がなかったので、夏休み明けの今日は、「楽譜を見ないで歌えるようにしてくること」というのが宿題でした。
コーラスですから、みんながおなじみのメロディーを歌うわけではありません。
へんてこなコーラスメロディーを覚えて、そして、できれば歌詞(英語)も覚えてくる。
見て歌う場合は「歌詞カード」などにし、少なくとも「楽譜に書き込んだ歌詞」を読まずに歌えるように。
楽譜に振った歌詞は、どうしても音符中心になって読みにくく、意味やフレーズもつかみにくいものです。
その点「歌詞カード」にしてあれば、歌詞が文章としてパッと捕らえられ、覚えやすいのです。

ハモプリのメンバーは全員、美人なだけではなく優等生でもあるので、みんなしっかり予習してきていました。
本番の日はマイクを使うので、今日はスピーカーとマイクを用意し、マイクを通した自分たちの声を聞きながら歌ってみました。
マイクは、慣れないとびびってしまいますが、慣れると地声より、みんなや自分の声もよく聞き取れ、リラックスして歌えるようになります。
ハモプリたちも 歌ってみて意外に歌いやすいことが実感でき、けっこう安心したようでした。

8月に練習がなかった分(ハモプリの練習は月1なので、1回抜けるリスクは大きい)、9月はもう一度、練習日をとることにしました。
後は月末に1回です。
がんばります

ショパンの手

2010年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
キノパパ:
月に2回、ピアノのレッスンに通って、一生懸命練習しています。
今は、秋の「チャティ・ハロウィーンコンサート」にむけて、ショパンのワルツを練習しています。
曲は「別れのワルツ」。若き日のショパンが、恋人マリア・ヴォジンスキーに送った、いかにもショパンらしく甘く切ないメロディーです。

さて、ショパンの曲ですが、譜面はそんなに難しくなく、また その楽譜をちゃんと守って間違いなく弾いているのにもかかわらず、なんかぜんぜん素敵に聞こえない・・・といったことが起こる場合があります。
これは、指や手の使い方が原因していることが多いです。
ショパンを弾く場合、かつて日本のピアノ教育が これ一辺倒で指導していた方式・・・ドイツ式の「ハイ・フィンガー(曲げた指を高く上げて打ち下ろす)」で弾くと、全くショパンの曲の良さが表現できません。
現在では日本のピアノ教育も、もっと柔らかな指やポジションの使い方を広く教育していますが、特にショパンの緩やかな曲などで、その違いがわかります。
伸ばした指を低い位置からそっと鍵盤の上に乗せて 押さえるように沈み込ませる弾き方をしてみましょう。
そうすると、ショパンの繊細な音色が表現できますよ。
キノパパも、この指の使い方を何度も練習し、ずいぶん美しい音色が出てきています。

「ショパンの手」、あなたもためしてみてね。

すご技☆バスケットボールつかみ!

2010年09月04日 | レッスン日記(小中高生)
どう すごいでしょ\(^O^)/
これは、今日お迎えに来た「S子ママ」の妙技です。
片手でバスケボールがつかめるんだよ!
すっごい大きい手なんだね~
ピアノも10度(ドからオクターブ越えのミ)とか弾けちゃうんだって。
いいな~
このことは前から聞いていたんですが、今日はたまたま、玄関にバスケットボールが転がっていたので「ぜひやってみて!」と頼んで 実演してもらいました。

さて、夏休みのあと 久々に来たS子ちゃん(小6)。
夏期施設のレクリエーションのときに「かくし芸」でピアノを披露すると言って、夏休みの終わりごろ 嵐の「Believe(ヤッターマン」を練習していました。
あれはどうだった?と聞いたら、
「うまくできて、みんなびっくりしてた」とのこと。
「うけたんだ?!」
「はい。ピアノ習ってる人も、みんなクラシックしかやってないから、ああいう曲は弾ける人がいないし」
だろうね~♪ 大成功で、よかったよかった
「こういう曲もいいよね、ノリノリで気持ちいいでしょ?!」
「はい!」
というわけで、今度も「嵐」をやることに。
今回は「To Be Free」です。
前回のヤッターマンで、こういった曲の 独特のノリ方やアクセントの付け方などを大分体得したS子ちゃんなので、2曲目は それほど苦労せず弾けそうです。

受験勉強がいよいよ大変になってきたS子ちゃんですが、リズム感のある 好きな曲を楽しんで弾いて、勉強の日々をリフレッシュしてほしいです。