Mちゃん(小6):
「バーナム」の練習曲をやっていて、「今度はこれ」と 新しい課題を弾いてみたときのこと。
それは、4分の4の曲で、1拍ずつが全て三連符で構成されているものでした。
「タララ、タララ、タララ、タララ」という感じの曲です。
「これ、『ドラえもん』のイントロにそっくりじゃない?」と先生。
「そうだねー、ほんとにドラえもんだ」とMちゃん。
そのとき、先生は思いついたのです。
「いいこと考えた!今度、『ドラえもん』のイントロを、考えて弾いてきて!」
「えーっ、どうやって?!」
「ちょっとやってみてごらんよ。『ドシラソラシ、ドシラソラシ、ドシラソラシ、ドシラソ・・・』」
Mちゃんは弾いてみました。続きを思い出しながら。
「ねっ、できるでしょ。こうやって、イントロを全部弾いてきて。そして、それを音符に書こう!」
例の五線ノートを取りだし、最初の部分を見本として書いてあげます。
「こうやって、三連符で書いていくわけよ。ね?」
「うわー、書けるかな~」と言いながらノートを受け取ったMちゃん、ふと疑問が浮かんだようです。
「最後のところ、半音階でずーっと下がってくるでしょ。レの次の黒鍵は、レの♭なの?それともドの♯って書くの?」
いい質問だ!
「とりあえず、どっちでもいいことにするよ。自分で『レの♭』と感じたらそう書けばいいし、『ドの♯』と聞こえるなら、そう書いて」
「「はあい」
「でもね。もしも『ドの♯』って書いたら、次は普通のドだから、ナチュラルつけないといけないね。そしてずーっと、ラの♯、ラのナチュラル、ソの♯、ソのナチュラル・・・って書かなきゃいけなくなる」
「わーっ、ほんとだ。じゃ『レの♭』にしよう」
こうして、Mちゃんの
1.三連符の指の訓練
2.耳コピの訓練
3.楽譜を書く訓練 が、同時に成されていくことになったのでした・・・ しめしめ。
「バーナム」の練習曲をやっていて、「今度はこれ」と 新しい課題を弾いてみたときのこと。
それは、4分の4の曲で、1拍ずつが全て三連符で構成されているものでした。
「タララ、タララ、タララ、タララ」という感じの曲です。
「これ、『ドラえもん』のイントロにそっくりじゃない?」と先生。
「そうだねー、ほんとにドラえもんだ」とMちゃん。
そのとき、先生は思いついたのです。
「いいこと考えた!今度、『ドラえもん』のイントロを、考えて弾いてきて!」
「えーっ、どうやって?!」
「ちょっとやってみてごらんよ。『ドシラソラシ、ドシラソラシ、ドシラソラシ、ドシラソ・・・』」
Mちゃんは弾いてみました。続きを思い出しながら。
「ねっ、できるでしょ。こうやって、イントロを全部弾いてきて。そして、それを音符に書こう!」
例の五線ノートを取りだし、最初の部分を見本として書いてあげます。
「こうやって、三連符で書いていくわけよ。ね?」
「うわー、書けるかな~」と言いながらノートを受け取ったMちゃん、ふと疑問が浮かんだようです。
「最後のところ、半音階でずーっと下がってくるでしょ。レの次の黒鍵は、レの♭なの?それともドの♯って書くの?」
いい質問だ!
「とりあえず、どっちでもいいことにするよ。自分で『レの♭』と感じたらそう書けばいいし、『ドの♯』と聞こえるなら、そう書いて」
「「はあい」
「でもね。もしも『ドの♯』って書いたら、次は普通のドだから、ナチュラルつけないといけないね。そしてずーっと、ラの♯、ラのナチュラル、ソの♯、ソのナチュラル・・・って書かなきゃいけなくなる」
「わーっ、ほんとだ。じゃ『レの♭』にしよう」
こうして、Mちゃんの
1.三連符の指の訓練
2.耳コピの訓練
3.楽譜を書く訓練 が、同時に成されていくことになったのでした・・・ しめしめ。