今日から、もう3月です。
早いもので、今年度もあと少しで終わり。
空気はまだ寒いけど、子どもたちはもう、新年度へと思いをひろげています。
Nちゃん(小3):
この間 テキストで「はじめてのブルース」というのを弾き、ジャズのブルーな雰囲気を味わったばかりです。
そうしたら「わたし、こういう曲が好き」と言うではありませんか。
「何か暗~い感じ。こーういう曲が、好きなんですよ~」
近ごろ、大人っぽい言葉使いをするNちゃんです。
美しくクリスタルな感じの曲が大好きなNちゃんなので、この発言はちょっと意外な驚きです。
「そうなの?こういうジャズみたいなのが好きなんだ?!」
「そう。あの曲が好きなの。ほら、前にTちゃんが、発表会で弾いた曲」
「えっ???Tちゃんが?」
これまた大きな謎です。
Tちゃん(小6)もまた、Nちゃんと同じように、美しくゆったりとした曲を好んで弾いている生徒。
そんな、暗いジャズなんか弾いたかなあ・・・?
「ほら、前にね、お兄ちゃんと一緒に弾いたでしょ。あの曲」
Nちゃんは、一生懸命に説明します。
お兄ちゃんと? ああー、わかった。
先生は、その曲の冒頭を弾いてみました。
「これ?」
「そう、それ!」
その曲は、ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」でした!
たしかにTちゃんが、お兄ちゃんとデュエットで弾きましたよ。
でも、それって2年か3年くらい前のこと・・・
「Nちゃん、よく覚えてたねー」
「そう。忘れられないの」
2年前なら Nちゃんは2年生、3年前なら1年生です。
ピアノを習って、まだ間もない小学校低学年なのに、こんな曲が心に残って、しかもそれを、ずっと覚えてたなんて。
Nちゃんは、こうして 時々アッと驚く天才を見せてくれます。
「そうだ、いいこと考えた。この曲を、今度の発表会に弾かない? Tちゃんが弾いたピアノパートをNちゃんが弾いて、Tちゃんに頼んで、前にお兄ちゃんが弾いたキーボードのパートで伴奏してもらえば?!」
「うん!弾きたい! でもTちゃん、やってくれるかなあ・・・」
「今度Tちゃんに、きいてみるね」
ということで、またまたワクワクの新ユニット誕生になるかも。
早いもので、今年度もあと少しで終わり。
空気はまだ寒いけど、子どもたちはもう、新年度へと思いをひろげています。
Nちゃん(小3):
この間 テキストで「はじめてのブルース」というのを弾き、ジャズのブルーな雰囲気を味わったばかりです。
そうしたら「わたし、こういう曲が好き」と言うではありませんか。
「何か暗~い感じ。こーういう曲が、好きなんですよ~」
近ごろ、大人っぽい言葉使いをするNちゃんです。
美しくクリスタルな感じの曲が大好きなNちゃんなので、この発言はちょっと意外な驚きです。
「そうなの?こういうジャズみたいなのが好きなんだ?!」
「そう。あの曲が好きなの。ほら、前にTちゃんが、発表会で弾いた曲」
「えっ???Tちゃんが?」
これまた大きな謎です。
Tちゃん(小6)もまた、Nちゃんと同じように、美しくゆったりとした曲を好んで弾いている生徒。
そんな、暗いジャズなんか弾いたかなあ・・・?
「ほら、前にね、お兄ちゃんと一緒に弾いたでしょ。あの曲」
Nちゃんは、一生懸命に説明します。
お兄ちゃんと? ああー、わかった。
先生は、その曲の冒頭を弾いてみました。
「これ?」
「そう、それ!」
その曲は、ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」でした!
たしかにTちゃんが、お兄ちゃんとデュエットで弾きましたよ。
でも、それって2年か3年くらい前のこと・・・
「Nちゃん、よく覚えてたねー」
「そう。忘れられないの」
2年前なら Nちゃんは2年生、3年前なら1年生です。
ピアノを習って、まだ間もない小学校低学年なのに、こんな曲が心に残って、しかもそれを、ずっと覚えてたなんて。
Nちゃんは、こうして 時々アッと驚く天才を見せてくれます。
「そうだ、いいこと考えた。この曲を、今度の発表会に弾かない? Tちゃんが弾いたピアノパートをNちゃんが弾いて、Tちゃんに頼んで、前にお兄ちゃんが弾いたキーボードのパートで伴奏してもらえば?!」
「うん!弾きたい! でもTちゃん、やってくれるかなあ・・・」
「今度Tちゃんに、きいてみるね」
ということで、またまたワクワクの新ユニット誕生になるかも。