「地下神殿」って、いったい何?
しかも「クレヨンしんちゃん」でおなじみの春日部市・・・?
なあんて思うのは素人のあさはかさ。
なんと埼玉県春日部市の地下には、あっと驚く広大な神殿が広がっているのだ。
今日わたくしは、その地下神殿の見学に来たのです。
地下神殿・・・
まっ、正しくは「首都圏外郭放水路(しゅとけん・がいかく・ほうすいろ)」という施設なんだけどね。
つまり、首都圏近辺の川が 大雨・台風などの増水であふれそうになったとき、その水を地下に取り込み、江戸川へ流して洪水を防ぐための施設なのです。
その深さは地下50メートル、総延長6.3キロメートルの巨大な水のトンネルが、春日部の地下には通っていて、その規模はなんと世界最大級の地下放水路なのです。
そのビジュアルから、通称「地下神殿」と呼ばれているということです。
写真みてね。これが、地下50メートルの貯水場の底です。
ほんとに神殿みたいでしょ?
大水が出たときには、この柱の上まで全部、水の底になります。怖いよ~
これは、トンネルの上、地上部の様子。
のどかで広大な公園になっている。
この下に地下神殿が横たわっているとは誰が思うであろう。
いや~、クレヨンしんちゃんの のん気な春日部が こんな地下神殿を持っているとは知らなかったよ。