HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ミは緑のミ🎵

2020年08月26日 | レッスン日記(幼児)

 

今日は、保育園生のMちゃん(年長)とKちゃん(年長)が来る日です。

二人とも同じ保育園の仲良し。

ピアノに入ったのも、仲良し同士 相次いでの入門でした。

本当は、こんな仲良しの二人だから、一緒にレッスンしたり合奏したりできたら楽しいんだけど

でも今はこんなコロナ禍の時。残念だけど一人ずつ交代にレッスン時間を決めています。

さて、「よいこのピアノ」をやっているMちゃん、もう両手とも5本の指をほとんど全部使って弾くまでになってきました。

練習曲を弾き始める前には、その都度 鍵盤の上に「ド、レ、ミ、ファ、ソ」と指を乗せて準備してから弾いているのですが、どうも「3の指(中指)」が、小さいMちゃんには使いづらいようです。

ミの音は3の指で弾くことになっているんですが、ソファミ、とか続けて弾くと、ついほかの指を使ってしまいます。

そこで、先生が鍵盤のミの音に、ミの印、みどり色のシールを貼って、同じシールをMちゃんの右手の中指にも貼ってあげました。

「ほら、同じ緑と緑だよ。ミを弾くとき、この色とこの色が合うようにね」

緑の指輪を着けたようになった指を見て、Mちゃんは「ウフ🎵」と嬉しそうです。

シールを貼った指で弾いてみたら… よしっ、ミの音もちゃんと弾けました!

Mちゃんのレッスンが終わって、Kちゃんと交代です。

そしたら、あれ? Kちゃんもやっぱり、3の指ミの音が弾きづらいみたい?

さっきのMちゃんと同じように、Kちゃんも、鍵盤と指に緑のシールを貼ってあげて、間違えずに気をつけて弾けるようになりました。

3の指って、いちばん長くて強くて、一見使い易そうな気がするけど、実は独立して動かすのが難しい指なんだな、と改めて思いました。

小さいうちからの訓練によって、どの指も自由に使いこなせるようになっていく。

MちゃんKちゃん、今は その第一歩だね。