今日は、保育園生のMちゃん(年長)とKちゃん(年長)が来る日です。
二人とも同じ保育園の仲良し。
ピアノに入ったのも、仲良し同士 相次いでの入門でした。
本当は、こんな仲良しの二人だから、一緒にレッスンしたり合奏したりできたら楽しいんだけど…
でも今はこんなコロナ禍の時。残念だけど一人ずつ交代にレッスン時間を決めています。
さて、「よいこのピアノ」をやっているMちゃん、もう両手とも5本の指をほとんど全部使って弾くまでになってきました。
練習曲を弾き始める前には、その都度 鍵盤の上に「ド、レ、ミ、ファ、ソ」と指を乗せて準備してから弾いているのですが、どうも「3の指(中指)」が、小さいMちゃんには使いづらいようです。
ミの音は3の指で弾くことになっているんですが、ソファミ、とか続けて弾くと、ついほかの指を使ってしまいます。
そこで、先生が鍵盤のミの音に、ミの印、みどり色のシールを貼って、同じシールをMちゃんの右手の中指にも貼ってあげました。
「ほら、同じ緑と緑だよ。ミを弾くとき、この色とこの色が合うようにね」
緑の指輪を着けたようになった指を見て、Mちゃんは「ウフ🎵」と嬉しそうです。
シールを貼った指で弾いてみたら… よしっ、ミの音もちゃんと弾けました!
Mちゃんのレッスンが終わって、Kちゃんと交代です。
そしたら、あれ? Kちゃんもやっぱり、3の指…ミの音が弾きづらいみたい?
さっきのMちゃんと同じように、Kちゃんも、鍵盤と指に緑のシールを貼ってあげて、間違えずに気をつけて弾けるようになりました。
3の指って、いちばん長くて強くて、一見使い易そうな気がするけど、実は独立して動かすのが難しい指なんだな、と改めて思いました。
小さいうちからの訓練によって、どの指も自由に使いこなせるようになっていく。
MちゃんKちゃん、今は その第一歩だね。