HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ドクターの音色の秘密は🎵

2020年08月27日 | レッスン日記(大人)

 

ドクター(大人)

ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」の第二楽章を練習しています。

クリスマス発表会のために練習しているのですが、8月の時点でもう暗譜で仕上がってる。すごいですね!

もう一つすごいのは、ドクターのピアノの音色がレッスンのたびにきれいになっていること。

特に、何ヶ月も弾き込んでいる前半部分は、たっぷりとした重みのある、しかも柔らかな音色で、ドクターのお人柄が伝わってくるような響きです。

この美しい音の秘密は、ドクターが音を完全に覚え、自信を持って弾いているからですね。

安心して重心をかけて弾けるので、その結果重みのある音が出せているのです。

その反対に、「この音で合ってるかな」とこわごわ弾いている所は音が軽い。ちょうど薄い氷の上を、割れないかとビクビクしながら歩いているみたいな。

重みのある音って、つまりは「脱力できた音」ということ。

脱力できてるかできてないかで、こんなにも音が違う。

練習し始めたばかりの「脱力できてない音」を録音しておけばよかったなー、そうすれば今の音との違いが歴然だったのになーと思わず考えてしまうほどの、ドクターの音色の変化でした!


サー・デュークのイントロ

2020年08月27日 | 弾き語り

さん(メンズ):

「弾き語り希望」とのことでピアノを始めて、1年ちょっとです。

今、練習しているのは「サー・デューク」。

'70年代、スティービー・ワンダーの大ヒット曲で、今ではスタンダードナンバー化している名曲です🎵

ファンキーなメロディーもリズムもごきげん、歌詞(もちろん英語)もごきげん、ピアノコードも明快と、三拍子揃った嬉しい曲なのですが、ただ一つ、大きなハードルが。

それは、独特なイントロとエンディングです。

コレなくしてはサー・デュークが成り立たない、というくらいの強烈なインパクトを持ったイントロ&エンディング。

オリジナルはブラスアンサンブルのユニゾンですが、Kさんはピアノ弾き語りなので、当然ピアノで弾かなければなりません。

ヒバリ先生ならば初心者のKさんに選びはしないよ、という曲ですが、Kさんが自分で曲集の中から選んできたんだからしょうがない。

おまけにこの曲、クリスマス発表会に弾こうよ、ということにしたので、四苦八苦して このインスト部分の練習に励む羽目に

それでも、Kさんはがんばってイントロをマスターし、エンディングも半分くらいクリアして、あとはエンディングの残り半分をマスターするばかりになりました。

あと、もう一息です。

がんばろう!

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楽譜「ピアノピースギャラリー・エリーゼのために」

2020年08月27日 | おすすめ楽譜・アイテム

 

ピアノピースギャラリー」というシリーズの第1巻。

「エリーゼのために」「乙女の祈り」など、初中級くらいの発表会定番曲が12曲収録されています。

この「ピアノピースギャラリー」シリーズは、ほぼ同レベルの曲が集めてあったり、同じコンセプトの曲が集めてあったりと、学習者が目的に沿って使用するのにとても便利。お薦めです。

お薦めポイントはいくつかあります。

  1. コンセプトがしぼられている
  2. 本が薄い(厚さ5ミリくらい)
  3. 価格が安い
  4. 内容が充実

分厚くて高価な名曲全集を生徒さんに買っていただくのは気が引けますが(全部の曲は絶対弾かないし、弾くとしても上級レベルの曲を弾けるようになるまでには何年もかかるので、本もやる気も色褪せるその点この本なら、今の自分の目的に合った1冊をピンポイントで購入でき、無駄な曲が出にくい。

何年も保存して古びた名曲全集1冊より、その時その時でレベルや目的に合ったきれいな本を手にする方が、生徒さんも嬉しく、やる気も高まるのではないでしょうか。

価格も安いので、買っていただくのにそこまで気が引けません。

何しろ1曲ずつの「ピース楽譜」(550)とあまり変わらないほどの価格(880)で、曲数は12倍。大変お買い得です。

薄くて使いやすいにもかかわらず譜面はゆとりがあって見やすく、内容的にも安心できる解釈です。

ギャラリーというだけあって、各巻の表紙に配された名画も優雅でイメージを高めてくれます。(ちなみに、この第1巻「エリーゼのために」の表紙は、クロード・モネの「舟遊び」)

生徒さんへのライブラリーに、ぜひお薦めします。

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エリーゼのために、弾きます

2020年08月27日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5)

ピアノを習って3年。

今年の発表会では「エリーゼのために」を弾くことになりました。

誰もが知っている、あの切ないメロディー。

ピアノを弾く人なら、一度は弾いてみたい憧れの曲。 

いつも誰かが発表会で弾いていて、「いつか自分もひいてみたいなあ」とみんなの目がハートになる「永遠のスタンダードナンバー」です。

「では、『エリーゼのために』、今年はMなのですね?!」

後からのママのLINEです。

そうです、Mちゃんです!!

「エリーゼのために」は、お姉ちゃんの大Mちゃんも何年か前にヒバリ教室の発表会で弾いたし、ママも子どもの頃に発表会で弾いたそうです。

そんなご家族の思い入れのある「エリーゼのために」。いよいよ末っ子のMちゃんにバトンが渡されますね。

「エリーゼ」の楽譜は、前に大Mちゃんが発表会で弾いた時のピアノピースがお家にあるとのことでしたが、書き込みとかもありますし、やっぱり自分だけの楽譜を持つのがいいと思ったので、新しいピカピカの曲集をあげました。

ピカピカの本をあげた日、Mちゃんはもう一つピカピカを

新しい、自分用の自転車です!

「今までは大Mちゃんのお古に乗ってたんだけどね、新しいの買ってもらったの」

「へ〜、すごいね。どれどれ、見せて」

Mちゃんが帰る時、一緒に外へ出て、新しい自転車を見せてもらいました。

26インチなの!」

大人用の立派な自転車の横に誇らしげに立ったMちゃんの写真を撮りました。

自分だけの楽譜、自分だけの自転車。

「二番手」じゃない、「独立した個人のワタシ」なのです。

それに、ヒバリ教室では、小学生の中で最高学年のお姉さん。

Mちゃん、力いっぱい自分の個性を伸ばしてほしいです。

がんばれ!


たなばたさまの歌 5匹のたんざく

2020年08月27日 | 思いこみMUSIC

もう何年も前、保育園生だったMちゃんとNちゃんが声を揃えて歌ってくれた「たなばたさま」、その2番です。


🎵5匹のたーんざくー

  私が書いたー


そうか。たんざくは5匹いたんだしかし二人は一体、5匹の「たんざく」は何者だと思っていたんだろう

正しい歌詞は『五色(ごしき)の短冊』)


先日のKちゃんの「アルパカ一万尺」で、この歌のことを思い出しました。小さい人は、たとえ意味不明な歌詞でも、元気に自分なりの解釈で歌ってくれるもんですよね。

今では花のJKとなっているMちゃんNちゃんの 幼い頃の思い出です。