HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ゴマちゃん夏季施設から帰る🎵

2022年09月07日 | レッスン日記(小中高生)

ゴマちゃん(小5)

今日はレッスン日だけど、確か小学校の「夏季施設」の日だったはず。

お休みの連絡こないけど、大丈夫なんでしょうか

念のためお家に聞いてみたら、

「今日帰ってくるので、レッスンは元気で行くと思います」とのお返事でした。

へー、ゴマちゃん、感心だなー

小学生時代のヒバリ先生なら、レッスン休めるまたとないチャンスじゃんーと思って

「夏季施設なのでレッスン行けません」と休んでたに決まってる。

夕方になり、ゴマちゃん来ました。

真っ黒に日焼けして。

「お疲れ様だね。何時に帰ってきたの?」

「4時」

今、5時です。

疲れて帰ってきて、1時間そこそこでレッスンきたんだ

普段と変わらず、いや、普段にも増して、本格ジャズピアノのタッチを繰り返し叩き込まれるレッスンに食いつきながらも、さすがに疲れてる様子が見える。

フレンドライクミーのピアノ、ルージュの伝言のキーボードと続け、終わってからも「もう一度やろう?!」と先生を誘う熱心さ。

終わって

「夏季施設楽しかったよー」

よかったよかった。

「おみやげ買うお金、500円しか持っていっちゃダメだったんだよ」

「そうなんだ。で、何買ったの?」

「大根!」

「えっ、大根?!」

「だってやっすいんだもん。大根50円だよ!」

「え〜」

「あとね、トマト!」

「トマト!」

先生はびっくり。

500円しかないのに、その少ないおこづかいの中から 大根とトマト買ったの?!」

「だって安いんだよ」

「でもさ、おみやげ売り場って、いろんなもの売ってるでしょ。名物お菓子とか、かわいい雑貨とか、買わなかったの?」

「だってそういうのは、たっかいんだもん!」

ゴマちゃん!

君はすでに立派な主婦感覚だ。

そして、熱心な いい生徒だ。

今日は、いろんな意味でゴマちゃんを尊敬しまくったヒバリ先生でした!

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ジェリーくん・ロータスちゃんのこだわりは🎵

2022年09月07日 | レッスン日記(幼児)

今日レッスンに来た、小さいメンバーたち。

それぞれこだわりがあっておもしろいなーと思ったので、それを書きたいと思います。

ジェリーくん(小1)

「カイト」のメロディー譜にコードネームを付けて渡してありました。

まだコード奏ビギナーなので、予習段階では 音楽的な効果や流れは考えず、とにかく書いてあるコードを鍵盤上で探して弾ければOKです。

さて、レッスンでは、ジェリーくんが見つけて弾いてきたコードを、より音楽的になるよう指導していくんですが。

「この前、DEは、こっちの高い音じゃなくて、1オクターブ低い方で弾いて、って言ったよね?」と先生。

「ああー」と、気にしてないジェリーくん。

先生はさらに言います。

「高い方で弾くと、音があっちこっち飛んでバラバラな感じに聞こえちゃうんだよ」

そして「こっちの音で」と、理想的な和音を鳴らしてみるんですが、ジェリーくんは

「なんかやだ。こっちの音がいい」と、高い方の和音にこだわります。

「高い音だと赤ちゃんぽいよ。低い音の方が、全然男らしくてかっこいいよ」と勧めてみても、「気持ち悪い」と、低音はお気に召さない様子

一応楽譜には「低い場所で弾くコード一覧」を書き出して赤枠で囲み、さらに譜面に振ってあるコードネームにも赤いアンダーラインを引いて返したんですが

来週になっても、また独自のポジションを貫いてくるのかな。

なかなか頑固、というか こだわりの男です()

ロータスちゃん(年中)

「ぴあのどりーむ1」のきれいなピンクの本がお気に入りです。

1曲合格するたびにキラキラのシールを貼ってもらうのが嬉しくて、次々とページを進め、右手のド〜レ、左手のド〜シ、それから今日は 左手のラの音も加わりました。 

ロータスちゃんは音符を指さしながら、 

「ドーシー、ドレドー」と完璧に読んだり歌ったり出来るし、鍵盤の音も正しく弾くことができます。

ただ、音は合ってるけど、適当な指で(人差し指だけで、とか)弾いてしまうことが多く、ラの音が加わって ちょっと混乱しそうになってきたので

「ロータスちゃん、ピアノにシール貼るのと同じように、爪にシール貼ってみようか」と提案してみました。

例えば左手なら

(1の指)=赤、シ(2の指)=ピンク (3の指)=紫

と、鍵盤と指とに同じ色のシールを貼ってリンクさせよう、という作戦です。

たいていの場合、これを喜ぶ子が多いんですが、なぜかロータスちゃんは「ううん、シール貼るとね、取れないでしょ、だからいい」と「NO」のスタンスです。

「大丈夫だよ、レッスン終わったらすぐ取れるよ」と言っても

「ううん、取れないからいいの」と断固拒否。

なので、その都度手を添えて「この指でね」とリードしながら弾く、という形になりました。

ジェリーくん、ロータスちゃん、幼いながらも譲れないこだわりがあるんだなー、と興味深く思ったと同時に、ちゃんと自分の意見が言えて立派だなーと思いました。

ヒバリ先生がそのくらいの年齢だった時には、先生から言われたことが自分の意に沿わないことであっても、おとなしくうなずいてるだけだったので。(そして言われたことは守らなかったので、もっとタチが悪いよね)

ヒバリ先生としては、できる限りみんなの気持ちは尊重しつつ、音楽的に譲れないポイントについては、小さい生徒たちとも徹底的に応酬していこうと思っています!

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