HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

手首のスナップがカギ!音階とオクターブ🎵

2020年09月03日 | レッスン日記(大人)

Kさん(大人・男性)

弾き語りをレッスンしてるKさん、歌はプロ級に上手いんだけど(プロだから)、ピアノは初心者です。

毎回レッスンの時は、最初に音階やアルペジオなどの準備エクササイズをしてから曲の練習に入ります。

ドレミファソラシドレミファソラシドレ

両手ユニゾンで音階を弾くのは単純なようで、きれいに弾くのは実はとっても難しいです。

テンポを保って。指番号間違えないで。リズムがバラけないように。音のツブを揃えて。滑らかに指をくぐらせたり被せたり。右手と左手のモーションを揃えて。だけど左右の手の運びや指づかいはお互い真逆の動きで

ハァ〜 こうやって書いただけでも至難の技ってことが伝わりましたか?

教室のピアノの前に座って、先生の前でいきなりコレをやるのは、きんちょーしますよね

間違えないようにと思うと、どうしても力が入って、動きが硬くなってしまうのよくわかるんですが、先生は終始「脱力して!」「柔らかく!」とか言ってるしね。

今日は、レガート奏法のほかにスタッカートでの音階練習もやってみました。

手首のスナップを使う感覚を実感してもらおうと思ってね。

これはなかなか効果ありましたよ。

手首をリラックスさせて、その弾力を利用する感じなんですが、その時の手首の感覚を日常的な物に例えると

ラーメンに胡椒をガンガン振り出す感じ

タンバリンを指先で軽く叩く感じ

ハンマーで釘を打つ感じ

キャッチボールの投球の感じ

などなどですが

どれか、ピッタリくるイメージはありましたか?

Kさんは、音階練習では苦労してるようですが、両手ともオクターブの音をつかんでダン!ダン!ダン!ダン!と弾くダイナミックな奏法はとっても上手です。

何しろ手が大きくて骨格がしっかりしてるので、指を広げて鍵盤に乗せた形は、大ピアニストみたいな理想的なフォルム

せっかくの恵まれた手なので、チマチマ音階ばっかり弾いてる段階から早く先に進んで、ばばーんとダイナミックなオクターブ連続とか弾いてもらいたいもんです。

グリーグのピアノコンチェルトとかね🎵



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