HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ディズニー映画の音楽の魅力

2017年04月09日 | 音楽のツボ
長編アニメーションは、ディズニーランドの創始者 ウォルト・ディズニーさんが世界で初めて作ったものです。
長編アニメで一番古い「白雪姫」は1937公開 。
なんと今から80年前です!
「ハイホー」を歌いながらぞろぞろ行進する、「白雪姫」の小人たちのアニメーションはよく見かけられると思いますが、あれが80年前のものだとは、すごいと思いませんか?
それまで、アニメといえば ほんの10分とかで終わる短編ばかり、そして「子どもが見るもの」というのが世界の常識でしたが、ウォルト・ディズニーはその常識を打ち破るべく、巨額の投資をし、画家・ミュージシャン、すべてに最高のスタッフを揃えて 夢を実現したのでした。
「白雪姫」の大成功に勢いを得て、その後も「ピノキオ」、「シンデレラ」、「ピーターパン」など 次々と長編アニメ作品が発表されていきました。
それらの作品のクォリティは高く、大人の鑑賞にも充分耐えうるものでしたので、今日でも決してその価値は色褪せることなく、現役として生き続けています。
また付随した音楽も その芸術性は非常に高く、「星に願いを( ピノキオ )」、「いつか王子様が( 白雪姫 )」、「不思議の国のアリス ( 〃 )」、「チム・チム・チェリー( メリー・ポピンズ )」 などは、ジャズミュージシャンたちにも好んで取り上げられています。
ジョン・コルトレーン( サックス )、ビル・エヴァンス( ピアノ )、マイルス・デイビス( トランペット )など、ジャズの神様と言われるくらいの そうそうたるジャズメンたちのアルバムが残っていますし、それ以外にも数限りないミュージシャンたちが演奏する、不滅のスタンダードナンバーとなっています。
単にアニメの主題歌なのに、これはすごいことです。
これほどディズニー音楽が永遠の若さ、エバーグリーンを保っている理由、それはまず第一に そのクォリティの高さです。
魅力あふれるメロディー、ハイセンスなコード進行、チャーミングなリズムを併せ持ち、一流のミュージシャンの演奏に充分応え得る「音楽性の高さ」というのが理由の一つ。
また、特にジャズミュージシャンから好まれるのは、ディズニーの曲たちが、ジャズのアドリブやセッションに適したコード進行や構成を持っていたから。
つまり「そそられる」曲だからなんです。

いやしくも音楽をやってる人ならば、ディズニーの珠玉の曲の数々は知っていてほしいし、そのオリジナル映画も ぜひ一度は観ておいてほしいと思います。
・・・といっても、本当に珠玉なのはウォルト・ディズニーさんが存命中に関わった 1970年までの作品です。
ヒバリ先生の コアなおすすめは

【オリジナル音楽に注目】
白雪姫
ピノキオ
不思議の国のアリス
シンデレラ
メリー・ポピンズ( 実写+アニメ)
おしゃれキャット

【クラシック音楽に注目】
ファンタジア
眠れる森の美女

【その他】
ピーターパン

・・・くらいかなあ。
ちなみに、現在のディズニー・カンパニーは ウォルトさんのスタイルではないので、昔のディズニー作品とは微妙にテイストが違っています。
美女と野獣、アラジン、アナ雪なども綺麗な曲ですが、作品と音楽との密着度が高く ドラマ性が強い、コード進行がジャズ的でない、など色々で 応用が効きにくい… どちらかといえばミュージカル的要素が強い傾向になっている感じがします。

題名のない音楽会 ー ディズニーを支える作曲家の音楽会 ー

2017年04月09日 | TV・映画・ステージなど
今日の「題名のない音楽会」は、ディズニー音楽の特集でした。
最初は「ピノキオ」、ズートピア」、「ラプンツェル」などのテーマ曲のメドレー演奏。
続いて「美女と野獣メドレー」と題して、今ではすっかりおなじみとなっているメインテーマの演奏に続いて、公開間近の実写版映画「美女と野獣」のため新たに作られた歌「ひそかな夢」を、日本ミュージカル界のプリンスの一人(?)で StarSのメンバーでもある山崎育三郎さんが生披露してくれました。
育三郎さん、いつ聴いてもいい声 〜 ♪ ♪ ♪
先週からの新しい司会者・石丸幹二さんと 二人並んで立ったときは、一瞬 ステージにミュージカルオーラがキラめいたように見えましたよ!
石丸さんもミュージカル俳優さんですからね。
(番組の終わり『次回の予告』画面に、石丸さんが歌ってるところがチラッと映りました。これから少しずつ、歌も披露してもらえるんでしょうか。楽しみです)

話を戻し、山崎さんの歌のあとは「主役を支える名キャラクターのテーマメドレー」として、「アナと雪の女王」の人気サブキャラ・オラフの歌「あこがれの夏」、そして「ビビディ・バビディ・ブー(シンデレラ)」、「ハイホー(白雪姫)」と続けて、ファゴットやヴィオラなど 普段メロディーやソロをやることはあまりない楽器にスポットを当てて演奏してくれたのはおもしろかったです。

しかし何だってね。
この間、小学生の生徒たちにちょっと聞いてみたら、みんな「ビビディ・バビディ・ブー」や「ハイホー」の歌はよく知っていても、それを主題歌とする映画は見たことないんだってね?!
「シンデレラ」も「白雪姫」も… (;゚Д゚)
そ、それじゃもしかして「ピノキオ」も「ピーターパン」も?!
「チム・チム・チェリー」は知ってても、「メリー・ポピンズ」は当然見てないんだよね?!(;゚Д゚) (;゚Д゚) (;゚Д゚)

がびーん・・・

「じゃ、じゃあ、みんなにとっての『ディズニー映画』って、何のことなの?」
あせった私は聞きましたよ。そしたら子どもたちの返事は
「アナ雪とか」「そう、アナ雪とか」
・・・それだけ?
「うん・・・」
「『ディズニー映画』=アナ雪なんだ?!」
「うん」
「じゃあ、ディズニーランドっていうのは、いろんなキャラとかがいるアミューズメント、ってだけのことなの? ミッキーとかドナルドとか、プリンセスたちとか?」
「うん!」
みんなは元気よくうなずきました。

うっへー。

ディズニークラシックを観てないなんてもったいない。
今はDVDも簡単に借りて観れるし、ディズニークラシックなんて1枚500円とか セットでいくら、とかで売ってると思うので、みなさん、ディズニークラシック映画をもっと見ておくれ〜
・・・とお願いして、今回は終わりです…

ディズニーについては、また改めて書きたいと思います・・・

ピアノの上手な2年生に♪

2017年04月07日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小2):
今日からは「2年生」としての授業が始まりました。
1年生の間、学校を1回も休まず「皆勤」で通したLちゃん。
もちろん、ピアノも「皆勤」でしたよ!
昨日は小学校の入学式で、Lちゃんたち2年生みんなで、新1年生歓迎の合奏をしたということでした。
新学年にあたって、ママが「どんな2年生になりたい?」と聞いたら「ピアノの上手な2年生」と言ってました、とママが教えてくれました。

その言葉通り、今日のLちゃんはすごくて びっくりでした。
まずはバーナム、「グループ3」の1番からだったのですが、おうちで練習してした数曲がマルになって、先生から「次のはどうかな?」と聞かれると「やってみる」と初めての曲に次々チャレンジ。
とうとう「グループ3」12曲、全部やってしまいました。
来週は「グループ4」からです。

次に、曲集の方を開くと、「ゆうやけこやけ」、「おしょうがつ」、「Head, And Shoulders, Knees, And Toes(あたま、かた、ひざとつまさき)」とどれも完璧な演奏で、しかもテンポがめっちゃ速い!
「すごいね!こんな速く上手に弾けて、本物の保育園の先生みたいじゃない?!」と先生から褒められて、Lちゃんも嬉しそうでした。

ヒバリ教室に入って半年ですが、この成長。
Lちゃんの目標どおり「ピアノの上手な2年生」に、ぜったいなれるよね。

「ジュピター」最後はオクターブで盛り上げよう♪

2017年04月07日 | クラシック曲
Mちゃん(中1):
今日が中学の入学式でした。
入学式の帰りに お母さんと一緒に制服姿を見せにきてくれたのに、私が留守にしていて残念でした。(´Д` )

夕方、改めてレッスンに来た時は、もう私服に着替えてたし、いつも通りのMちゃんでした…

今日の課題は クラシック曲集から選んだ「ジュピター」です。
ホルスト作曲の組曲「惑星」の中で一番有名な この「ジュピター」、TVのBGMやCMなどで流れていたり、歌詞をつけてポピュラーアレンジで歌われたりと、けっこう耳にすることが多い曲です。
今回 Mちゃんも「聞いたことあるし、1ページだけだから簡単そう」と選んだのでしたが、これが とんだ落とし穴だったのです。
一見 何の変哲もないシンプルな楽譜と見えたのが、実は完全な「三声部」となっていて、メロディー、ベース、そして内声部パート それぞれをきっちり弾き分け、なおかつ充分に歌わせなければなりません。
うっかりしていると、どれかのパートが立ち消えになっていたりと、ひとつも気を抜くことができない曲だったのです。
それでも、ひとつひとつのパートごとに弾いて旋律を確認したり、フォルテやピアノなどのメリハリをつけたりして、徐々に 堂々とした風格が現れて来ました。
「もう、ずいぶん良くなったんだけど…」
先生は言いました。
「もう一息、迫力出したいなあ… あっ、そうだ!」
先生が思いついたのは、ずーっと単音で描かれていた左手ベースの音を、最後の8小節だけ 左手のオクターブで弾こうということです。
試しにやってみると、おおー!
素晴らしい迫力と重厚さが出てきた。
さらに、最後の音は、左手オクターブのトレモロで盛り上げます。
よしっ、これで最初から弾いてみよう!
最初から通して弾いて、今日 はじめに弾いたのとは見違えるような、堂々たる「ジュピター」ができあがりました。

次はどの曲をやろうかな?と パラパラ曲集のページをめくっていって、Mちゃんの目にとまったのは「軽騎兵序曲」です。
「これがいい!元気だし、1ページしかないし、これにする」とMちゃんが選んだ「軽騎兵序曲」。
さあ、思ったとおり簡単でラッキー!と出るか、みかけに騙(だま)されてアンラッキー…とでるか。
それは弾いてみなけりゃわからない。(笑)


「好きな曲を弾く」ということ

2017年04月06日 | 音楽のツボ


ヒバリ教室では、いわゆる「教本」や「テクニック教材」なども使いますが、それ以外の 曲もけっこう使っています。
学校で習う歌や 歌集に出ている歌、フォークソング、アニメや映画の主題歌、ジャズ、ポップス、イージーリスニングやCMの曲。
クラシック曲で、ピアノ曲じゃないものも色々弾きます。
オーケストラ曲や声楽曲、ヴァイオリンやフルートのための曲、などなど。
曲のジャンルやスタイルが千差万別なら、その難易度やアレンジもまた、それを弾く生徒の年齢やレベルに応じて千差万別です。

昔は「ピアノのおけいこ」といえば、バイエルまたはメトードローズ、チェルニー、ソナチネ、ソナタ、それにハノンを並行して添える、というスタイルばっかりでした。
テキストで習うのは 知らない「練習曲」ばかりで、とにもかくにも楽譜を読んで、それを間違いなく再現すればマルになって先に進む、の繰り返しです。
なんかあんまり楽しくない…
私自身は 子どもの頃から、勝手にいろんな歌や曲を弾いたりして楽しんでいましたが、そうじゃない よい子の友達たちは、皆一様に「ピアノはつまんない」と言っていました。

私が社会人となり、◯◯音楽教室の講師となった時、ピアノクラスの生徒たちに比べると エレクトーンクラスの生徒たちの方が、皆生き生きとして、子どもたちも皆 よく練習してきているのに気がつきました。
その理由を考えると、それは彼らに与えられていたテキストの違いのせいであったと思います。
ピアノクラスのテキストは、昔ながらの「バイエル」と それに準じたクラシカルな曲集だったのに対し、新しいジャンルであったエレクトーンクラスでは、童謡・ポップス、映画音楽・ジャズなどが、それもかっこいいアレンジ形式で取り入れられていたのです。
知っている曲、好きな曲を 自分の手で弾くのは楽しいし、耳馴染んだ音色を再現しようとすれば たくさん練習もする。
また、もっとオリジナルに近づけるには、と弾き方も工夫する。
かっこいい曲を弾きこなすために、テクニックも熱心に練習する。
「知っている曲」や「好きな曲」を弾くのは、こんなにたくさんメリットがあるのです。
一番素晴らしいのは、「与えられたことをこなす」のではなく、生徒自身が主体的に取り組むことができる、ということです。
なので、ヒバリ教室では積極的に「すきな曲」を課題として使っています。
生徒のみんなに、ピアノという楽器を媒介として 素晴らしい音楽の世界を体験してもらいたいと願っています。

実は優等生Hさん

2017年04月05日 | レッスン日記(小中高生)
今日、レッスンに来て譜面台にバッハの楽譜を広げながら、Hさんは言いました。
「こっちの本 ( ベートーヴェン ) は、やってませんからね」
そして、すました顔で続けます。
「だって、先週なにも教わってませんから、先週のままですよ」
そして「ねっ、いい言い訳でしょ?」と笑っています。
「スケートも忙しいしね?」とカマをかけてみると
「そうですよ。ユズル君に魅了されてましたから〜」
やっぱりスケートに夢中であったか。
でも心配いりません。
そうは言いながら、練習はちゃーんとやっている、優等生のHさんなんですから。
来週は、ベートーヴェンの選帝侯ソナタ 第2楽章を、最初から全部弾く、という宿題になりましたよ。

新しい本は楽しい曲集 ♪

2017年04月05日 | レッスン日記(小中高生)
S子ちゃん ( 小4 ) :
明日は4年生になる始業式。
春休みも今日でおしまいだね。
今日「花のファンタジー」が合格したら、新しいテキストをあげるね、と約束していました。

「どう?」と先生。
「けっこうがんばってきた!」と自信アリのS子ちゃん。
どれどれ。
わあー、ほんとだね。
きれいにそろったアルペジオに始まり、続いて軽やかなワルツ。
先週は「難しい…」と言っていた中間部も、左手の保持、右手の跳躍とも見事にクリアしています。
「すごい!がんばったね。」
うん、とS子ちゃんも嬉しそうです。
「せっかくここまで上手に弾けたんだから、これもつけようよ」
と先生が指差したのは、中間部についているペダル記号です。
この曲の前奏部分がペダル初体験、のS子ちゃんなので、ハードルちょっぴり高いかな、と思いましたが、この仕上がりならペダルをつける余裕もあると判断し、少し練習してペダルもつけました。
いよいよ最初から通して全部弾き、合格!の花マルをもらいました。
「新しい本ってなに?!」
合格!と本を閉じた瞬間にS子ちゃんが聞きました。
そうか。新しい本もらうのを楽しみにして、がんばってきたんだね。
ひと通り全部のレッスンをやってから渡そうかな、と思っていたけど、じゃあ今、見せてあげよう。

新しい本は、みんなの知ってる童謡、ディズニーやジブリの曲、などが載っている曲集にしました。
S子ちゃんはこれまで、「ぴあのどりーむ」を1巻から5巻までやってきたとのことなので、それの6巻へ続けるというのが順当な流れだと思いますが、今回はその路線を敢えて外してみました。
「ぴあのどりーむ」シリーズは、ピアノ指導者の田丸信明さんが系統づけ オリジナル曲で編さんした教本です。
大変優れた教材なのですが、全6巻あり、子どもが長く同じ人の作品ばかり続けることによるデメリットもあること、それと、知っている曲や好きな曲を弾きたいという気持ちに、教本オンリーでは応えづらいということがあります。
S子ちゃんは前の教室で、年長組の時から習っていたということなので、その間「ぴあのどりーむ」をずっと続けていて「好きな歌」や「知っている歌」を経験していなかったならば ここでちょっとそれを経験してみよう、という考えのもとに、この曲集を選びました。
さっそくページを開き、先生から「初めから順番なやらなくていいんだよ。好きな曲を選んで」と言われて、S子ちゃんは「えっ、好きな曲でいいの?!」と嬉しそうです。
これから、好きな曲を楽しみながら どんどん弾いてもらいたいと思っています。

「バーナム」も順調に進んでいます。「はしごを登ろう」「ポーチから飛び降りよう」など、いろんな動きを習い、来週は「右手でぶらさがろう」など音の保持の練習からです。

S子ちゃんのバーナムの絵。

こんぺい糖の精の踊り・Sちゃん驚異の暗譜力

2017年04月04日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(中2):
中学生になって、丸1年が過ぎました。
忙しい1年でしたが、何とかがんばって乗りきって来れました。

今日は、新しい曲「クラシック曲集」から、バレエでおなじみの「くるみ割り人形より・こんぺい糖の精の踊り」です。
例によって練習があまり出来ていないので、ほぼ 教室で一緒に練習する、といった感じです。
「くるみ割り人形」は ロシアの作曲家チャイコフスキーのバレエ音楽です。
チャイコフスキーの曲は、いかにもバレエ音楽、といった夢のように美しいものばかりですが、その魅力のひとつに「独特の和音づかい」があります。
特に「こんぺい糖の踊り」は、半音階の和音が多用され、不思議でメルヘンチックな雰囲気を醸(かも)し出しているのですが、楽譜で見るとシャープ、フラット、ナチュラルなどの臨時記号だらけで、それが全部和音なので めちゃめちゃ複雑です。

ところで、Sちゃんの能力の一つに、「暗譜力」があります。
これまでも、一度読み取った楽譜はすぐに暗譜していましたが、 この複雑な「こんぺい糖」でもそれは変わりません。
といって、Sちゃんが読譜力に富んでるわけではないのです。
音符を読む時には ものすごーく苦労しながら、五線を数えたり、シャープやナチュラルを忘れたり、と四苦八苦。
ようやく区切りのところまでたどり着いた時には息も絶え絶え、といった様子です。
ところが、そこに「繰り返し記号」などがあって、2度目に戻って弾く時には、なんと別人のようにシャキッとして すでに暗譜なので、
そのギャップには笑えます。
右手を弾き、左手を弾き、最後に両手で弾く時はもう暗譜!
複雑な臨時記号も全部クリアして。
驚きだ。
・・・というか、逆に音符を読むのがあまりにも大変なので、覚えてしまえば読まずにすむ!という ヤブレカブレの対処法の末、暗譜力が磨かれてしまった、というのが真実かもしれない・・・
しかし、動機はなんにせよ Sちゃんの暗譜力は素晴らしいし、これは、ヒバリ教室の最古参生徒「元祖スポ鑑ギャル」、70代のHさんにも通ずる驚異的な才能だと思うので、これからもますます磨きをかけてもらいたいと思います。

Sちゃん 今日も最後に「楽典」を勉強しました。
繰り返し記号などに関する課題すべてにパーフェクト回答、さすがだ。


でも、よく見て。
Sちゃんの「こうかなあ・・・?」と書いた「セーニョ」のマーク、なんかちょっとヘン?
っていうか なんかニギヤカすぎて、虫みたいだよね...


正しい「セーニョ」は こうです。

「むすんでひらいて」の歌詞

2017年04月04日 | レッスン日記(小中高生)
Cちゃん(年長):
四月になって、Cちゃんもいよいよ保育園の年長組です。

さて、今日は弾くかな?
あの曲…

弾いた〜 \(^o^)/
弾きましたよ、今日も「いとまき」!
先週考えた伴奏を起用に添え、右手も力強く確実に8分音符の連続を弾いています。
毎週バージョンアップしてる!
ピアノの上達って、次々と新しい課題へ進めていくことだけとは限らない。
こうやって、一つの曲をずーっと弾き続けることによってレベルアップしていく形もあるんだってことが、Cちゃんの自信にあふれた演奏で はっきり実証されてます。
来週も弾くかなあ。

「いとまき」を1回弾けば、あとは普段のレッスンにすんなり入って行きます
前にも弾いたのですが「むすんでひらいて」も けっこうお気に入りで、というか、8分音符の細かい音をカスタネットでたたくのがお気に入りなので、それをまたやることに。
先生がピアノを弾いて、Cちゃんがカスタネットをたたきながら 大きな声で歌います。

むーすーんで ひーらーいーて
てーをーふって むーすんでー

なるほど。
「手を振って」なんだ…
保育園児のCちゃんのボキャブラリーに「手を打って」なんて言い回しはないんだ。
っていうか、大人の私たちだって、そんな言い方しないよね…

まーたひらいて、てーをーふって、
そーのーてを うえにー

Cちゃんの元気いっぱいの歌は続きます。
元歌より、こっちのCちゃんバージョンの方がいいって気がしてきた…

ともあれ、今日は左手のソとファの音符を復習し、新しいポジションでの両手弾きも弾きました。
年長組になって、ますます好調のCちゃんです。

ダラダラ満喫、春休み

2017年04月03日 | レッスン日記(小中高生)
Aちゃん(小4):
今日は4月最初のレッスン日。
今月の1番乗りはAちゃんです。
まだ春休みで新学期は始まっていないけど、4月になったんだから学年が1つ上がって「4年生」です!

ピンクのバーナムも終わり近くなってきました。
今日はグループ5の7番「側転運動」と、前にAちゃんが挿絵に色を塗った8番「アヒルのように歩こう」を弾きました。

「側転」は、今までも何度か出てきたアルペジオの課題ですが、ピンクの本の終わりごろともなると距離も長く、片手で弾く和音も4つになって、大分大人っぽいアルペジオとなってきます。
最初は「音がよくわからない」などと言っていたAちゃんですが、曲の内容がつかめると、アルペジオはなかなか上手に弾けるようになっていると思います。

「アヒルのように歩こう」も丸になり、次は これも以前に色を塗った「熊のように歩こう」。
手を大きく広げての和音練習で 慣れるまでちょっとしんどい課題ですが、来週も練習して弾けるようにしよう、ということになりました。

曲集は「アルプス一万尺」。

春休みに何して遊ぶの?と聞いたら「ダラダラする~」と答えた、ダラダラするのが大好きらしいAちゃん、どうやらダラダラを満喫してきたらしく、指番号の「うっかりミス」が何カ所か。
もう一度指番号を確認し、気を引き締めて弾き直し、なんとか危ないポイントを切り抜けました。
来週レッスンに来たときは、もう学校始まってるはず。

ダラダラを返上し、見ちがえるようにキビキビと弾けるようになってるかなあ・・・
なってないだろうなあ・・・