HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ギロに穴があいてるのはなぜ?🎵

2022年09月10日 | レッスン日記(小中高生)

おにぎりくん(小4)

「コレ持ってきた!」

レッスン室に入って、まずカバンから取り出したのは (から)のペットボトル(500ml)

教室の「楽器入れ」から ドラムスティックを探し出し、ペットボトルの側面をこすって 音を鳴らしています。

ギ〜ッ、チャッ、チャッ、

ギ〜ッ、チャッ、チャッ、

「わぁ、ギロだねえ!」と先生。

「そうなんだよ。この、横のギザギザがついてるから、ギロとおんなじようにできると思ったんだ」

「ほんとだ。ギロとおんなじだね」と言ってから、ヒバリ先生は思いついて言いました。

「ねえ、ここに、ギロみたいに穴あけたらどうだろう?そしたら、音がもっと響くんじゃないかなあ」

「そうなのかな」

「そうだよ。だってほら、ギロにも穴が空いてるじゃん?全部ふさがってたら、音がこもっちゃうんじゃない? 穴あけなくても、ペットボトルのフタ外したらどうだろう?」

おにぎりくん、ペットボトルのフタを外して、もう一度鳴らしてみました。

「うん、この方が音いいかも」

「ねっ?ほら、カエルギロも、穴空いてるし。楽器はみんな、穴あいてるよ」  

「なんで?なんで穴あいてるの?」

「それはさ、空気が音を伝えるからだよ!」と ヒバリ先生は あやふやな理科の知識で答えました。

「楽器には、空間が必要なんだよ。ほら、コレもコレもコレも」









ギロ、カエルギロ、ビブラスラップ、ボンゴ、カホン、みんな いっぱい空間があって穴があいてる。

「ほんとだ

一つ一つ確かめたおにぎりくん、最後に言いました。

「コレは、穴だけだね

ほんとだ、モンキータンバリンは、  穴だけだね。





あっははは…w(^□^)ww(^□^)w

おにぎりくんは、物や事象の構造や成り立ちなどに すごく興味があって、いつも「なぜ?どうして?」と質問してきたり、また、自分で解明した構造に沿って、実際にいろんなものを作ったりしています。

将来はどんな仕事をする人になるんでしょうか。楽しみです。

「さ、時間無くなっちゃうからレッスンやるよ!」

「あっ、忘れた!!」

「何を忘れたのさ」

「楽譜ファイル

なんだとー

ペットボトル持って 楽譜を忘れてきたってか

アホー アホー 

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ドクターの手作り楽譜ピース🎵

2022年09月10日 | レッスン日記(大人)

ドクター(大人):

何ヶ月もかけて、ゆっくり そして大事に練習してきた「夜の海辺にて」

もうすっかり「お気に入り曲」として、ドクターのレパートリーに加わりました。

先日のドクターのお話では、行きつけのジャズバーで 常連のお客さんたちによる「ミニ発表会」が開かれたそうで。

もちろんドクターも出演。

曲は もちろん「夜の海辺にて」。

ジャズバーでのドクターの「夜の海辺にて」聴きたかったですねー

夏の終わりと共に「夜の海辺にて」も修了、そしてレッスンは、チャイコフスキーのピアノ曲集「四季」の中から、「6月・舟歌」を練習し始めています。

こちらも、ドクターお好みの しっとり・ゆったり・胸キュンと3拍子そろった曲。

ドクター、ロマンチストだから

ドクターは、新しい曲を練習する時は、楽譜の本をそのまま見て弾かず、弾く曲だけコピー  製本して、そちらを練習に使っています。

 (注: 自分の持ってる楽譜を、自分の練習のためにコピーして使うことは著作権法で許可されています)

そうすれば、毎日使って手垢がついたりボロくなったり、先生や自分の書き込みだらけになったり、というのは全部コピー楽譜。

本体の楽譜はきれいなまま保存できますよね。

せっかくの大切な本は きれいなままで。

そして努力の記録として蓄積されていく、練習楽譜。

どちらも なかなか良いですね

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ショパン「別れのワルツ」はロンド形式🎵

2022年09月09日 | クラシック曲

ひまわりちゃん(中1)

ショパンの「別れのワルツ」を、発表会のために練習しています。

この曲は「ロンド形式」で書かれています。

「ロンド形式」というのは、ひとつの主題メロディー(Aメロ)が、次々と現れるBメロ、Cメロなどの間を繋(つなぐ)ように投入されているスタイルの曲を言います。

構成図で書くと

A - B - A - C - A - D - A …

という感じ。

「エリーゼのために」などが、この「ロンド形式」です。

今、ひまわりちゃんはAB、部分がほぼ出来上がって、C部分に取り掛かっています。

C部分も、あと左手の伴奏が出来れば完成、となり、そうしたら曲も大体出来上がってきます。

「ねえ、早くない?まだ9月になったばっかりなのに!」と、ひまわりちゃんは自分の順調さに感心しています。

「もう出来ちゃって、あとどうするの?」

大丈夫大丈夫。

ショパンはね、ただ弾くだけじゃないから。

これから美しい音色、曲想の表現を追求していくんだから。

これからがレッスンも本番なんだからね。

結婚の約束を交わしながらもも結ばれなかった、ショパンとマリア・ヴォジンスカとの 愛と別れの物語。

12歳のひまわりちゃんに、その甘く切ない音色が表現できるのであろうか

ちょっと不安がなくはないけど

ちょっと前に、先生が「こんなふうに弾いて欲しいのよ」と冒頭だけお手本を弾き、次に比較として「ただ楽譜通りに弾いただけじゃこうなっちゃうよ」と、NG例を弾いたら、 

「赤ちゃんが弾いてるみたいー」と 大ウケだったひまわりちゃんだから、きっと、心を込めて、美しいショパンを弾いてくれることでしょう。

頼むよー

期待してるからね。

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ピアノ3年生(?)のみんな、成長したね🎵

2022年09月09日 | レッスン日記(小中高生)

今日は、ほぼ同じくらいの時期にヒバリ教室に入って、丸2年くらいのみんなが続いてやってきました。

よつばちゃん(小3)

先週 2ページ目までクリアできた「竈門炭治郎のうた」のメロディー、今日、あっという間に最後(4ページ)まで出来ました。

「最初からやってみる!先生、楽譜めくってね」と言いながら弾き始めましたが、見開き1ページ目の最初の辺りで、「もうめくっていいよ!」とは

もう全部覚えちゃったってことだよね!

黒ねこちゃん(小2)

「千本桜」の後半、指づかいをきっちり正しくしないと、テンポの速いこの曲は弾けないので、こみ入った楽譜や指番号とにらめっこしながら、一生懸命弾いています。

「じゃあこれで、スラスラ弾けるように何回も練習しておいてね」と言った後、もう出来ている冒頭のイントロから通してもらったら

すごいスピード、そして細かな指の動き、すごーく上手になってる!!

「初めの方は もう楽譜なくても弾けるから、学童とかでも弾いてるしね」と 黒ねこちゃん。

すごいねー

白ねこちゃん(小2)

ディアベリの「スケルツォ」、先週レッスンした和音の流れがきちんと練習できていて、Aメロ部分が両手で完成です!

今日はその先のBメロへと進みました。

Bメロはちょっとした転調になっていて、臨時記号も入り 複雑なんですが、「ここまで練習してこれる?」と聞いたら「うん」とうなずきました。

物静かな白ねこちゃん、一人でちゃんとやっきてくれると思います!

ごましおくん(小2)

慎重派のごましおくん。

去年・おととしと2回発表会に出て、これまでは「失敗したら恥ずかしいから」と すでにレッスンで合格になった曲を「発表会で弾く」と選んでいました。

そのごましおくんが、3年目の今年は「ツバメ」という初めての曲を、それもすごく長くてメロディーにも変化のある曲を自(みずか)ら選び、コツコツと練習を進めて完成を目指しているのは驚くべき成長だ。

もうイントロ、Aメロ、Bメロはスラスラと弾きこなせるようになっているので、今日はCメロ(サビ)に続く「トリオ」以降の楽譜を渡しました。

「あと3ヶ月しかないんだよ?できるかな〜」と心配しているので、「大丈夫だよー、3ヶ月もあるんだから!」と言っときましたが… やっぱり「慎重派」ごましおくんです()

今年は、そろって3回目の発表会に臨(のぞ)むみんな。

それぞれみんなやる気満々、そして成長&上達してきたなー という手応えを感じるようになりました。

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ゴマちゃん夏季施設から帰る🎵

2022年09月07日 | レッスン日記(小中高生)

ゴマちゃん(小5)

今日はレッスン日だけど、確か小学校の「夏季施設」の日だったはず。

お休みの連絡こないけど、大丈夫なんでしょうか

念のためお家に聞いてみたら、

「今日帰ってくるので、レッスンは元気で行くと思います」とのお返事でした。

へー、ゴマちゃん、感心だなー

小学生時代のヒバリ先生なら、レッスン休めるまたとないチャンスじゃんーと思って

「夏季施設なのでレッスン行けません」と休んでたに決まってる。

夕方になり、ゴマちゃん来ました。

真っ黒に日焼けして。

「お疲れ様だね。何時に帰ってきたの?」

「4時」

今、5時です。

疲れて帰ってきて、1時間そこそこでレッスンきたんだ

普段と変わらず、いや、普段にも増して、本格ジャズピアノのタッチを繰り返し叩き込まれるレッスンに食いつきながらも、さすがに疲れてる様子が見える。

フレンドライクミーのピアノ、ルージュの伝言のキーボードと続け、終わってからも「もう一度やろう?!」と先生を誘う熱心さ。

終わって

「夏季施設楽しかったよー」

よかったよかった。

「おみやげ買うお金、500円しか持っていっちゃダメだったんだよ」

「そうなんだ。で、何買ったの?」

「大根!」

「えっ、大根?!」

「だってやっすいんだもん。大根50円だよ!」

「え〜」

「あとね、トマト!」

「トマト!」

先生はびっくり。

500円しかないのに、その少ないおこづかいの中から 大根とトマト買ったの?!」

「だって安いんだよ」

「でもさ、おみやげ売り場って、いろんなもの売ってるでしょ。名物お菓子とか、かわいい雑貨とか、買わなかったの?」

「だってそういうのは、たっかいんだもん!」

ゴマちゃん!

君はすでに立派な主婦感覚だ。

そして、熱心な いい生徒だ。

今日は、いろんな意味でゴマちゃんを尊敬しまくったヒバリ先生でした!

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ジェリーくん・ロータスちゃんのこだわりは🎵

2022年09月07日 | レッスン日記(幼児)

今日レッスンに来た、小さいメンバーたち。

それぞれこだわりがあっておもしろいなーと思ったので、それを書きたいと思います。

ジェリーくん(小1)

「カイト」のメロディー譜にコードネームを付けて渡してありました。

まだコード奏ビギナーなので、予習段階では 音楽的な効果や流れは考えず、とにかく書いてあるコードを鍵盤上で探して弾ければOKです。

さて、レッスンでは、ジェリーくんが見つけて弾いてきたコードを、より音楽的になるよう指導していくんですが。

「この前、DEは、こっちの高い音じゃなくて、1オクターブ低い方で弾いて、って言ったよね?」と先生。

「ああー」と、気にしてないジェリーくん。

先生はさらに言います。

「高い方で弾くと、音があっちこっち飛んでバラバラな感じに聞こえちゃうんだよ」

そして「こっちの音で」と、理想的な和音を鳴らしてみるんですが、ジェリーくんは

「なんかやだ。こっちの音がいい」と、高い方の和音にこだわります。

「高い音だと赤ちゃんぽいよ。低い音の方が、全然男らしくてかっこいいよ」と勧めてみても、「気持ち悪い」と、低音はお気に召さない様子

一応楽譜には「低い場所で弾くコード一覧」を書き出して赤枠で囲み、さらに譜面に振ってあるコードネームにも赤いアンダーラインを引いて返したんですが

来週になっても、また独自のポジションを貫いてくるのかな。

なかなか頑固、というか こだわりの男です()

ロータスちゃん(年中)

「ぴあのどりーむ1」のきれいなピンクの本がお気に入りです。

1曲合格するたびにキラキラのシールを貼ってもらうのが嬉しくて、次々とページを進め、右手のド〜レ、左手のド〜シ、それから今日は 左手のラの音も加わりました。 

ロータスちゃんは音符を指さしながら、 

「ドーシー、ドレドー」と完璧に読んだり歌ったり出来るし、鍵盤の音も正しく弾くことができます。

ただ、音は合ってるけど、適当な指で(人差し指だけで、とか)弾いてしまうことが多く、ラの音が加わって ちょっと混乱しそうになってきたので

「ロータスちゃん、ピアノにシール貼るのと同じように、爪にシール貼ってみようか」と提案してみました。

例えば左手なら

(1の指)=赤、シ(2の指)=ピンク (3の指)=紫

と、鍵盤と指とに同じ色のシールを貼ってリンクさせよう、という作戦です。

たいていの場合、これを喜ぶ子が多いんですが、なぜかロータスちゃんは「ううん、シール貼るとね、取れないでしょ、だからいい」と「NO」のスタンスです。

「大丈夫だよ、レッスン終わったらすぐ取れるよ」と言っても

「ううん、取れないからいいの」と断固拒否。

なので、その都度手を添えて「この指でね」とリードしながら弾く、という形になりました。

ジェリーくん、ロータスちゃん、幼いながらも譲れないこだわりがあるんだなー、と興味深く思ったと同時に、ちゃんと自分の意見が言えて立派だなーと思いました。

ヒバリ先生がそのくらいの年齢だった時には、先生から言われたことが自分の意に沿わないことであっても、おとなしくうなずいてるだけだったので。(そして言われたことは守らなかったので、もっとタチが悪いよね)

ヒバリ先生としては、できる限りみんなの気持ちは尊重しつつ、音楽的に譲れないポイントについては、小さい生徒たちとも徹底的に応酬していこうと思っています!

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伴奏は曲に豊かな色彩を🎵

2022年09月05日 | レッスン日記(小中高生)

土曜日の朝。

まほちゃん(3)、次にはなちゃん(小2)が来ました。

二人とも 12月の発表会に弾く曲を決めて、練習を始めています。

まほちゃんは「風の谷のナウシカ」の中の「鳥の人」。

はなちゃんはベートーヴェンの「トルコ行進曲」。

どちらも、それぞれ今 一番好きな曲を選びました。

まほちゃんは、ジブリのアニメの曲が好きなので、ジブリ曲集から、その中でも一番好き、という「鳥の人」に決めました。

はなちゃんは、1学期に学校の鍵盤ハーモニカで冒頭部分だけ習った「トルコ行進曲」がお気に入りで「今、はまってます」とママからも聞いていたので、それを全曲弾こう、ということにしました。

二人とも 大体同じくらいのタイミングで曲を決め、先月は、楽譜を見ながらメロディーを弾いて、耳に馴染んだメロディーを確認・再現していきました。

そして今日。

先週、Cコードの伴奏モチーフをひとつだけ習っていたはなちゃんは、その伴奏パターンをリズミカルに連続して弾き、楽譜の二段目…Amコードが入るところまで、伴奏をつけて弾くまでに進みました。

一方まほちゃんは、CFGのコードをゆったりとメロディーに重ね、こちらも楽譜の2段目までコードをつけて弾くことができました。

知ってる曲を自分の手で弾ける、って すごく嬉しいよね。

メロディーを弾くだけでも嬉しいけど、そこに伴奏もつけられたら、もう最高だ。

絵で言えばね、メロディーを弾いた=アニメの線画が描けた

そこに伴奏をつけた= 色彩が鮮やかについて、曲が生き生きと動き出す、って感じじゃないでしょうか。

まほちゃん、はなちゃん、曲が少しずつ、カラーのアニメになっていくね!

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卒業生、初代(しょだい) Mちゃんは今🎵

2022年09月04日 | レッスン日記(小中高生)

朝早く、家の前の道を掃除していたら、まあ!お久しぶり。

以前レッスンに来ていた「Mちゃん」のパパとママが、わんこのお散歩で通りかかりました。

Mちゃん」は、保育園の頃から高校受験くらいまでヒバリ教室に来ていました。

女の子の名前をイニシャルで書いたときに「Mちゃん」になる子が多く、「Mちゃん」以降はM2ちゃん、M3ちゃんと、M5ちゃんまでが同時にいた時代でした。

Mちゃん」は、その第一号、「初代(しょだい)Mちゃん」です。

ピアノに在籍していた時期と学年から計算すると、もう大学も終え、社会人となって2年目くらいなんじゃないかなあ。

Mちゃん元気ですか? もうキャリアウーマン?」

パパとママに聞いてみたところ、Mちゃんは今、音楽関係の会社に就職していて、バンドマネージャーとして 日本中を飛び回ってるようです。

わあ、音楽方面に進んだんだね!🎵

「毎日充実して 楽しそうです」とはママの言葉。

音楽に関わっていてくれて、ヒバリ先生としても嬉しいです。

「初代」Mちゃん、そして「初代ウォーリーズ」のメンバーでもあったMちゃん。

元気で活躍しておくれ〜

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ハッピーバースデーを教えて🎵

2022年09月03日 | レッスン日記(小中高生)

ちくわちゃん(小6)

「書くやつやりたい!」

ちくわちゃんは「書く」ワーク系が大好きなので、今日はまず「譜読みワーク」から始めることにしました。

前にやった問題でも、繰り返し何度もチャレンジしてその都度タイムを計り、記録を更新していきます。

今日は、前回24秒で仕上げられた問題を、20秒目標でがんばったけど、タイムは惜しくも22秒でした。残念!

譜読みワークの問題は、1枚が五線譜4段です。

20秒で終えようと思ったら 1段5秒でやるってことになるから、もう反射的にパッパッと書いていかなきゃ、考えてたら間に合わないよね

「そっか。5秒か」と ちくわちゃん。

来週は、あと2秒縮めて20秒でできることを目指そう!ということに。

「今日、おばあちゃんのお誕生日なんだ!」

「ワーク」を片づけながら、ちくわちゃんが言いました。

「えっ、そうなんだ。じゃあ『ハッピーバースデー』を弾いてあげなきゃ」と先生。

「うん!だからね、弾き方教えて?!」

ちくわちゃんも熱心に言いました。

ちくわちゃんちは おばあちゃんも一緒に住んでいます。

「おばあちゃんの部屋ね、ピアノの部屋の隣りだから、ピアノ弾いたら聞こえるでしょ。だから『ハッピーバースデー』弾いてあげたいの」

ちくわちゃん、優しいなあ

ちくわちゃんのおばあちゃん、とってもおしゃれですてきなんですよ

ハッピーバースデー、ぜひきれいに弾いてあげなきゃね!

最初、🎵ドドレードーファーミー で始まる、へ長調のバージョンを教えてあげようと思ったけど、ちくわちゃんが 自分で、🎵ソソラーソードーシー と最初の方をやってみていていたので、その ハ長調バージョンを教えてあげることに。

「楽譜あげようか?」

「うん。伴奏もある?」

あると思うよ… と探したら、ちょうど都合よく、ハ長調で しかもコードネームがついた楽譜がありました!

やったー




その中から「ハッピーバースデー」をコピーして

「弾いてごらんよ」

 レッスンが終わったらおうちに帰って、いきなり本番で弾かなきゃなんだから、「ハッピーバースデー」を練習しなきゃ普段のレッスンやってる場合じゃないよ。

絶対ミスらないようにね!と繰り返し練習して、

「よし、だいじょぶだね」となってから、普段のレッスンをしました。

「ピーター・ガン」ベテランみたいにしなやかなタッチになってる。

いい調子だ。

「じゃ、先生からもおばあちゃんに『ハッピーバースデー』って言っといてね」

「うん、わかった」

 ちくわちゃんは帰っていきました。

ハッピーバースデー、うまく弾けたかなあ

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ゴマちゃん、ロータスちゃん、よろしくね🎵

2022年09月02日 | レッスン日記(小中高生)

9月になりました。

学校も2学期が始まりましたね。

9月のレッスン、一番乗りはゴマちゃん(小5)です。

12月の発表会に弾くソロ曲やデュエット曲を、1学期から練習始めていました。

今までは大まかに通して弾いていましたが、2学期は それぞれの アレンジやディテールを、だんだん掘り下げて仕上げていきます。

ソロ曲「フレンド・ライク・ミー」、そしてちくわちゃんとデュエットする「ルージュの伝言」のキーボード、とレッスンを進めて、終わり時間が近づいた頃  ピンポーン が鳴りました。

「だれ?」とゴマちゃん。

「新しい子だよ。会ったことないと思うよ」と先生。

「こんにちわー」と入ってきたのは ロータスちゃん(年中)です。

知らないお姉さんの姿を見て、びっくりしたように立ちすくんでいます。

「ロータスちゃんだよ!」とゴマちゃんに紹介、ゴマちゃんは「ども!」みたいにペコッと頭を下げました。

「ゴマちゃんだよ!」とロータスちゃんに紹介し、

「ロータスちゃん、ちょっとだけ待っててね。あと1回だけ弾いて終わりだから」と、ゴマちゃんのキーボード仕上げ1回を弾きました。

その間ロータスちゃんは、自分でさっさとピアノの椅子によじのぼって、楽しそうにポンポコ鍵盤を叩いてました()

「さっ、ロータスちゃんお待たせ!」

ゴマちゃんのレッスンが終わって先生がピアノの横に座ります。

レッスンを終わったゴマちゃんも

「新しい子なんだ。発表会、何弾くの?」と興味深そうにピアノの横にやってきました。

「まだはっきり決めてないけどね、『ドラねこ』とかやろうかなと

「ドラねこ!それやろう!」

先生の言葉が耳に入ったロータスちゃんが目を輝かせ、さっそく「どらねこロックンロール」が始まりました。

  🎵ド、ド、ド、ドラねこ〜

        ド、ド、ド、ドラねこ〜

ロータスちゃん、あっちのド、こっちのドを 両方の手で弾いて 大熱演。

「ふふ、おもしろい!」

ゴマちゃんは感心したように ロータスちゃんの演奏を見ています。

「何歳?」とゴマちゃん。

「4歳!」とロータスちゃん。

「へー、私がピアノ入った時とおんなじくらいだね」

「そうだね。『ゴマちゃん二世』だね」と先生。

「そうだね。私の後継者としてがんばってね。バイバーイ」

ロータスちゃんが「ぴあのどりーむ」の楽譜を広げて レッスンを始めようとした時、楽譜カバンを持ってレッスン室から出て行ったゴマちゃんが、

  🎵ド、ド、ド、ドラねこ〜

と歌ってるのが聞こえてきました。

「あれ? 歌ってるねー」

ロータスちゃんと先生で あはは、と笑いました。

ゴマちゃん、ロータスちゃん、顔見知りになれてよかったね。

またいつか 会えるといいね!

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知っている歌を弾くのは楽しいよ🎵

2022年09月01日 | レッスン日記(小中高生)

よつばちゃん(小3)

「こないだのね、もう見ないで弾けるよ!」

と弾き始めた「竈門炭治郎のうた」。

先週、初めてこの部分をレッスンした時は「難しい〜と言っていて、先生から「大丈夫だよ、ゆっくり、一つずつ音符を見ながら弾いていけば」と励まされていたのに

今日はスラスラとなめらかに、暗譜で弾いています。

すごい!いっぱい練習してきたんだねえ。「じゃ、もう少し先まで進んじゃうよ」と、次の段落へ進めました。

  🎵 泣きたくなるような 優しい音

  🎵 どんなに苦しくても  前へ 前へ 進め

音符を一つ一つ見ながら、歌詞と照らし合わせて

ゆっくりゆっくりだけど、ほーら、炭治郎の歌が再現されてくるよ!

「今のとこまで、見ないで弾いてみる!」

えー、もう見ないで?! 

あんなに「難しい〜 できない〜」と言っていたよつばちゃんなのに、やる気まんまん、それに、ほんとに楽譜見ないでちゃんと弾けてる。

よつばちゃん、実はもう 音楽を捉(とら)える力が、大分ついてきたんじゃない?

楽譜がなくても、知ってる歌を自分で弾いてみたら、けっこう弾けちゃうかもしれないよ? と思いました。

よつばちゃんだけじゃなく、ヒバリ教室の生徒のみんなも、100パーセント楽譜に頼らなくても、自分で歌を弾いたりできる力があるんじゃないかなあ。

もし、みんなが 普段ピアノで遊ぶことがいっぱいあれば、知ってる歌を手探りで弾いたりできるんじゃないかと思うけど、今の小学生はみんな忙しいから、そんな余裕もないんだろうな

ヒバリ先生自身は、子どものころレッスンの宿題や練習こそやらなかったけど(ピアノで何時間も遊んでいて、学校の歌、テレビや映画の歌、いくらでも勝手に次々弾いて レパートリーがじゃんじゃん増えていたんで

みんなもやってごらん。

知っている歌を、勝手に自分で弾いちゃうこと。

おもしろいんだよー

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