古楽アンサンブル トリーヌのライブに行きました。
カザルスという、小さなバーでのライブ。
本当に、すぐ近くで演奏してくれるので、
ヴィオラ・ダ・ガンバの低音が心地よく身体に響いてきました。
とても親密な雰囲気のコンサートでした。
完全アコースティック。これに勝るもの無し。
で、やはり昔のヨーロッパの宮廷音楽の上品さ(?)もありました。
しばらく触れていなかった種類の音楽で、
なんだか学生時代を思い起こさせて、不思議に懐かしく感じました。
そう。数年前まで音楽を専攻する学生だったはずなのに、
いわゆるクラシック音楽を知らない私。
古楽の生演奏なんて、はじめて。
ヴィオラ・ダ・ガンバとか、チェンバロとか、
音楽史の授業で名前を聞いたような記憶はあれど、
実物は全然知らなかったので、興味津々でした。
チェロに似た楽器のヴィオラ・ダ・ガンバが7弦で、
弓の持ち方が違って、二胡なんかと一緒だったりすることとか、
はじめて知った! ということが色々。
こちらのバーでは、隔月でライブイベントを開催されているとのこと。
マスターが、和楽器の企画もやってみたかったんですよ、と
おっしゃってたので、もしかしたら
いつか、響喜も呼んでいただけるかも!?