三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

津軽よいとこ どんなとこ? @図書館

2005年04月16日 | ライヴ日記
図書館公演 本番。

予想通り(涙)お客さんは少なめ・・・

まずは、導入として、津軽地方の紹介からしたのですが、
準備不足で、見にくい地図しか用意できず・・・
会場の雰囲気をほぐすべく、ちょこっとクイズも用意してたのですが、
お客さんが少ないのもあって、なかなか難しい。
もしかして、出囃子で開けたほうが良かったかな??

続けて、三味線を組み立てるところから実演。
普通の舞台ではまず見せない作業なので、
興味を引くかと思ったのですが、
話しながら組立てるのは結構、大変です。
で、1曲、三味線ソロで、曲弾きをちょこっと。
津軽三味線は派手なので、やっぱり最初のインパクトは絶大。
前に座ってた子どもたちも、かなりじっと見てくれました。

それから、手踊りの話&実演。
子どもたちに、手踊りの基本姿勢を実際にやってもらったり。
実はものすごくしんどい踊りなんだ、というのがよく分かって、
これは面白かったと思います。
そのあと、<じょんから>の手踊り。
続けて、<小原節>。
ちょっと、準備時間の計算をミスってしまった。

次は、津軽弁講座。
<大きな古時計>を、まずは普通に演奏。
みんな知ってる曲で、一緒に歌ってくれました。
それから、みちのく弁で<大きな古時計> →津軽弁講座 →津軽弁クイズ
クイズは、全員参加の勝ち抜き戦で、けっこう楽しめたんじゃないかな。
最後に、津軽じゃんけんを。
意外にも1回で、優勝者が決定。
娘さんを連れて参加してくれてたお母さんに、「気になるリンゴ」は贈られました

そして、リンゴつながりで、<リンゴ節>。
これは、私たちにとっては、今回が初めてとなる曲。
派手さはないけど、ちょっと違った雰囲気を出すにはいいかも。
今後、もっとアレンジを加えていっても、面白くなるかもしれません。

そのあと、ねぶたの踊りのワークショップ。
少人数でかえって、うまくまとまったかも?
私は練習不足で、掛け声かけながら太鼓を叩けなかった。
なんか、つられて違うことやっちゃうの・・・まだまだ修行中。

最後は、<秋田大黒舞>で〆。
これは、1月にJICAでやって、気に入ってる曲。
最後にやるのに、めでたい感じでぴったり。

本日のまとめ。

  音楽だけ、というか、演目だけを順番に見せる舞台とは違って、
  トーク重視というか、お客さんとやりとりしながら、
  話を進めていく形をとった今回の公演。
  最終的には、ワークショップもみんな参加してくれて、
  楽しんでもらえたと思います。
  でも、やはり、準備不足だったのに加えて、
  私たち自身が、こういう形のものに不慣れなのが露呈してしまったかな。
  話の進め方がスムーズにいってないところとか、
  微妙な間があいてしまったところとか。
  反省点はいろいろあります・・・
  まぁ、WADONA(仮称)は始まったばかりです。
  今後にご期待くださいませ。

   


最後になっちゃいましたが。休日の朝早くから来てくれた、
かみぷ、澤井さんご夫妻、依田さん、心より感謝してます。
コメント
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